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エッセイ~日々の戯言、独り言~

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猫の話、酒の話、どうでもいい話。日々思い浮かぶことを綴りました。
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2024年4月の記事一覧

なんじゃもんじゃと最近のドト活~ミラノサンド新作は「てりやきチキン&きんぴら」

なんじゃもんじゃと最近のドト活~ミラノサンド新作は「てりやきチキン&きんぴら」

なんじゃもんじゃもそろそろ見納めかなと思い、昼休みを利用し、早足で見にいってきた。
先週末は「純白」という形容詞がぴったりなほど白く美しかったけれど、少し茶色がかってきたかな。それでも十分きれいで、癒される。

外に出たついでにランチ……といっても時間がないのでやっぱりドトール。
メニューに「てりやきチキン&きんぴら」という見慣れぬ文字が。
ミラノサンドの新作らしい。
新メニューは試さないと気が済

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なんじゃもんじゃを知っていますか?

なんじゃもんじゃを知っていますか?

季節が変わり、桜の花が散り新緑を芽吹かせる頃、艶やかに白い花を咲かせる大木がある。

ヒトツバタゴ、別名「なんじゃもんじゃ」。

名前の由来には諸説ある。
あまりにも珍しい木なので、
「この木はなんじゃ?」
と、尋ねられるようになったことから「なんじゃもんじゃ」になったとか。他の説もあるけれど、私としてはこれがしっくりきた。
東京都内だと、井の頭公園や深大寺で見られるよう。

私が毎年楽しみにして

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老眼進んで、日が暮れて

老眼進んで、日が暮れて

老眼が進んだ上、白内障予備軍と診断されはや数年。
幸い今のところ日常生活に支障はないけれど、本、特に文庫本が読めなくなってしまった。PCやスマホの画面のように拡大できないのだから仕方がない。
解決策はひとつ。老眼鏡デビューを決意するしかない。
でもやはり、安易に老化を認めるような行為には抵抗がある。

そもそも「老眼鏡」というネーミングがよろしくないのだ。

なぜ英語の「Reading Grass

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コーヒーと百合の香り

コーヒーと百合の香り

普段はリモートだけれど、昨日は出社。お昼前に解放されたので、地元に戻り、ドトールにてひと息。
ミラノサンドA推しだけれど、電車の中でツナマヨお握りの記事を読んだものだから、口の中はツナ気分。ということで、ツナチェダーチーズを。
注文カウンター前の2人掛けのテーブルに鎮座。
ツナチェダーチーズが出来上がるまで、アイスコーヒーをちゅーっと啜っていると、微かな花の匂いが鼻腔をくすぐった。
直前におばちゃ

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ビバ! 町中華!!

ビバ! 町中華!!

以前のトピックスでも、町中華は日本の無形文化財にすべきだと書いた気がする。
それは非現実的だとしても(個人的には現実化して欲しい)、「まちちゅうか」と入力して一発変換できないって、この世の中、何か間違っている気がする。
「すたーば」まで入力すればスターバックスが出てくるのにさ。

とはいえ、そもそも町中華という言葉を聞くようになったのも、ここ10年ほどのことではないか。
私が子供の頃は町の至る所に

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花とジャズの夕べ

花とジャズの夕べ

久しぶりに太陽を見た気がする。
冷蔵庫の食材をかき集めてお弁当を作り、近くの公園へ行った。

青空に映える、限りなく白に近い薄ピンクの花。
世の中にこれ以上美しい花はないと、毎年、桜が咲く度に思う。

そして、この季節がくる度に思い出すことがある。
あれは学生時代、満開の桜が都会を彩っていた頃のこと。友人たちと荻窪界隈で飲んだくれた後、吉祥寺へ移動してさらに飲み、酔っ払いとなって夜の井の頭公園に忍

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雨から始まる深大寺

雨から始まる深大寺

3月最後の金曜日、1日残っていた有給休暇を使って深大寺へ行ってみた。

成城学園前からバスを乗り継いで、1時間ほど。近くもなければ遠くもない。
そして特に目的もない。
緑豊かな場所をのんびり散歩したかっただけ。強いて言えば、本場の深大寺蕎麦とやらを食べてみたかったから。
この日は朝から雨。天気予報では昼から止むとのことだったけれど、深大寺にバスが着く頃、再び小雨が降り出した。

参道の桜、鬼太郎茶

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花冷え

花冷え

週末は夏だったのに、週明けて再び寒くなった。
そして開花宣言がなされると、不思議なことに、やたらと雨が降る。強い風が吹く。せっかく咲いた桜が散っていく。

大嫌いな冬が去って、ようやく暖かくなってきたなと、ウキウキしているところ、出鼻をくじかれる思いだ。
今年も花見のチャンスを逃してしまうのだろうか。
休日、晴天、満開。
この3つの条件が揃う年って、なかなかない。
かろうじて今週の土曜日の天気予報

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