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Kの非日常体験記

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日常で闘う勇者のみなさま。 ここは冒険の隠れ家。 非日常体験を通して気持ちをリフレッシュできればと思います。
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#日常

非日常が好きだ サウナ編

非日常が好きだ サウナ編

私は非日常が好きだ。

週末1人で楽しめる贅沢の一つに、サウナがある。

私の1番のお気に入りは、池袋にある男性専用サウナ「かるまる」だ。

やや値段は張るのだが、その分最高の体験ができる。

ちなみに来店する日は、後に予定を作らない方が良い。

池袋西口を出て、かるまるへと向かう。

着いたらまずエレベーターで6Fの受付へ。

後払いシステムなので、靴を脱いだら入場ゲートを通ってからロッカーにて

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非日常が好きだ 浅草夜散歩編

非日常が好きだ 浅草夜散歩編

私は非日常が好きだ。

夜は日常の合間のちょっとした非日常。

日常から少し離れ、朝が来るまで(魔法が解けるまで)の時間を、『ロスタイム』とCreepy Nutsと呼んでいる。

テレビアニメ「よふかしのうた」の挿入歌になっている『ロスタイム』だ。

夜の散歩は思わぬ発見があって面白い。

今回も仕事終わりに、ふらっと寄ってみた。

週末は人が多くて駅から浅草寺まで行くのにも苦労する。

しかし、

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非日常が好きだ 海外一人旅アメリカ出発編

非日常が好きだ 海外一人旅アメリカ出発編

私は非日常が好きだ。

私がこれまでにしてきた旅の中で、最も記憶に残っているのはアメリカ、ロサンゼルス一人旅だ。

私の人生は映画で溢れていた。

幼い頃から両親の影響で多くの作品に出会い、中学生から映画館に通ってフライヤーを集めることに夢中になった。

高校生からは下校中、毎日のようにTSUTAYAに寄ってはタイトルと裏のあらすじを読むことにハマった。

そうしているうちに生まれた夢。

いつか

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非日常が好きだ コスプレ編

非日常が好きだ コスプレ編

私は非日常が好きだ。

コスプレは非日常を体感できる。

他の人(もしくはキャラクター)の人生を体験することで、日常と切り離されるからだ。

「自分を変える」系の自己啓発本に、こう書かれていることがある。

「なりたい人物であるかのように振る舞いなさい」

引っ込み思案な性格を治したければ、自分の意見をはっきり言う人物になりきる。

言いそうなこと、やりそうなことを想像してやってみる。

役者にな

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非日常が好きだ スノボ後編

非日常が好きだ スノボ後編

私は非日常が好きだ。

日常で得られない刺激は、スノボでより一層感じることができる。

リフトを降りると、気温、風、足から伝わる触感すべてが非日常だ。

そして、眼下に広がる真っ白な景色。

専用の装備を身に着け、ここまで登ってきたものにしか味わうことのできない絶景だ。

遠くに見える巨大な山々は地球を感じさせる。

たとえVRで同じような画質が再現できたとしても、五感すべてが混ざり合ってのこの体

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私は非日常が好きだ 地球規模宝探し編

私は非日常が好きだ 地球規模宝探し編

私は非日常が好きだ。

それは偶然、非日常を探すためググっていた頃に見つけた。

全世界宝探し。

ジオキャッシング。

GPSを使った地球規模で行われている宝探しのことである。

説明をみるよりもやった方が早い。

そう思い、早速アプリをダウンロード。

起動してプロフィール設定を行うと、地図が表示できる。

緑の場所に”宝”があるそうだ。

早速行ってみる。

難易度は1.5。

ヒントは、マ

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非日常が好きだ スノボ前編

非日常が好きだ スノボ前編

私は非日常が好きだ。

冬のある日、スノボに行くことに決めた。

私はさほど上手くないが、1シーズンに数回は行きたくなる。

その日は、格安バスツアーで申し込んだ。

バスの往復に加えてリフト券、さらにはボードのレンタルを付けても9000円ほどのプランだ。

この手のスキー/スノボツアーは、
朝の7時ごろに新宿西口の都庁近くのバス乗り場から出発することが多い。

この日も新宿に、半分寝不足の状態で

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非日常が好きだ まずは有給の取得を

非日常が好きだ まずは有給の取得を

私は非日常が好きだ。

私の職はカレンダー通りの勤務となっている。

平日は5日間続く。

休みは2日だけ。

これはなかなか辛いものがある。

人生の5/7が仕事で埋まっている。

いっそ、逆転してしまえばいいのに、とさえ思う。

だからこそ仕事には全力で挑み、闘う必要があると思う。

でも時には休憩が必要だ。

ゲームでいうセーブポイント。

まずは、有給休暇を取得しよう。

非日常がそれから

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非日常が好きだ オードリーのオールナイトニッポン編

非日常が好きだ オードリーのオールナイトニッポン編

私は非日常が好きだ。

夜、自分以外に誰もいない空間でのオールナイトニッポンは、芸人のプライベートなおしゃべりをひっそりと聴く感じが非日常を感じるから好きだ。

その日、東京ドームは大勢の人で溢れていた。

日常の端っこでオードリーの声をひっそりと聴くリスナーと呼ばれ、リトルトゥースと呼ばれる同志たちがいま、一堂に会する。

その数、5万人。

夜、1人で聴くあの話。

それが、ドームで5万人に通

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非日常が好きだ 登山編

非日常が好きだ 登山編

私は非日常が好きだ。

単調な日常を抜け出すには非日常がいちばんの薬だと思う。

今回は、登山について語りたい。

休日にまで、なぜ苦痛を求めるのか。

私もかつてはそう思っていた。

登山する理由を、ある人はこう言う。

「そこに山があるから」

やりもせずにあれこれ言うのは好きじゃない。

1度はやってみる。それが私のポリシー。

ある夏の夜、関東のある山を登ってみることに決めた。

かつてな

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非日常が好きだ ライブ編

非日常が好きだ ライブ編

私は非日常が好きだ。

仕事から解放される週末。

好きなバンドのライブに行く。

会場に着いたら、開場までまだ数時間あるのに既に長蛇の列。

みんな揃って同じTシャツを着ている。

だから私もそこに参加する。

バンドのロゴが入ったタオルを首に巻き、キーホルダーを見える位置に移動する。

時間になってトイレを済ませ、席に着く。

見渡す限りの人、人、人。

みんな、同じ曲を聴き、今日の日を楽しみ

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非日常が好きだ 映画館編

非日常が好きだ 映画館編

私は夢を見れる映画が好きだ。

異世界を体験し、夢を感じる数時間は日々の養分だ。

少し早めにあがれた平日、自宅までの数キロ。

チェックしていたあの作品はもう公開してたっけ。

スマホで上映館と上映時刻を調べる。

乗り換え駅近くのミニシアターでやってるじゃん。

今夜のご飯はポップコーンでいっか。

時間まで周囲を散歩しながら気分を高める。

しばらく経ってから劇場へ。

ポスターやフライヤー

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非日常が好きだ 夜散歩編

非日常が好きだ 夜散歩編

私は非日常が好きだ。

旅行が、車や電車、飛行機といった手段を使って知らない土地へひとっ飛びする冒険だとするならば、

散歩は、自らの足で、知っている場所から未知の場所を冒険し、既知と未知のつながり、すなわち日常と非日常の境を楽しむものだと思う。

何度か利用したことのある駅だが、北口しか知らない。

いつも電車で通っているが、歩いたことがない。

そんな場合に、散歩をしてみると思わぬ発見をするこ

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非日常が好きだ サイクリング後編

非日常が好きだ サイクリング後編

私は非日常が好きだ。

非日常の朝は早い。

起きたらネカフェだった。

小田原駅まで来ていたことを思い出す。

時間はまだ6時。

軽く準備運動をしてロードバイクにまたがる。

小田原城まではすぐだった。

途中でロードバイクから降りて、砂利を足の裏に感じながら散策する。

城は白くて綺麗だった。

天気も良く、雲がほとんどない。

時間が早いこともあって、私の他に犬の散歩をしているおばさんしか

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