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Kの非日常体験記

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日常で闘う勇者のみなさま。 ここは冒険の隠れ家。 非日常体験を通して気持ちをリフレッシュできればと思います。
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非日常が好きだ 浅草夜散歩編

非日常が好きだ 浅草夜散歩編

私は非日常が好きだ。

夜は日常の合間のちょっとした非日常。

日常から少し離れ、朝が来るまで(魔法が解けるまで)の時間を、『ロスタイム』とCreepy Nutsと呼んでいる。

テレビアニメ「よふかしのうた」の挿入歌になっている『ロスタイム』だ。

夜の散歩は思わぬ発見があって面白い。

今回も仕事終わりに、ふらっと寄ってみた。

週末は人が多くて駅から浅草寺まで行くのにも苦労する。

しかし、

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非日常が好きだ 豊洲千客万来編

非日常が好きだ 豊洲千客万来編

私は非日常が好きだ。

非日常は意外と近くに存在する。

例えば、東京は豊洲に新施設ができた。

気になったので週末にフラッと行ってきた。

ゆりかもめを降りると突如現れる横長の施設。

まるで時代劇のセットが再現されたような街並み。

こんなところに江戸が。

服装も格好も現代のそれだが、多くの人でごった返している様を見て江戸の街を想像する。

高い建物がなく、提灯を下げた同じような店が続くのも

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非日常が好きだ チームラボボーダレス編

非日常が好きだ チームラボボーダレス編

私は非日常が好きだ。

今年2月に森ビルによる、デジタルアートミュージアム、チームラボ ボーダレス麻布台店がオープンした。

正確には、お台場にあったものを移転したのだが、よりパワーアップした印象だ。

オープンしたてということもあり、当日券は売り切れると思っておいた方がよい、という友人の声から2週間前には予約しておいた。

週末は特に混むとのことで、早めにチケットは確保した方が良さそうだ。

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非日常が好きだ 海外一人旅アメリカ出発編

非日常が好きだ 海外一人旅アメリカ出発編

私は非日常が好きだ。

私がこれまでにしてきた旅の中で、最も記憶に残っているのはアメリカ、ロサンゼルス一人旅だ。

私の人生は映画で溢れていた。

幼い頃から両親の影響で多くの作品に出会い、中学生から映画館に通ってフライヤーを集めることに夢中になった。

高校生からは下校中、毎日のようにTSUTAYAに寄ってはタイトルと裏のあらすじを読むことにハマった。

そうしているうちに生まれた夢。

いつか

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非日常が好きだ コスプレ編

非日常が好きだ コスプレ編

私は非日常が好きだ。

コスプレは非日常を体感できる。

他の人(もしくはキャラクター)の人生を体験することで、日常と切り離されるからだ。

「自分を変える」系の自己啓発本に、こう書かれていることがある。

「なりたい人物であるかのように振る舞いなさい」

引っ込み思案な性格を治したければ、自分の意見をはっきり言う人物になりきる。

言いそうなこと、やりそうなことを想像してやってみる。

役者にな

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非日常が好きだ スノボ後編

非日常が好きだ スノボ後編

私は非日常が好きだ。

日常で得られない刺激は、スノボでより一層感じることができる。

リフトを降りると、気温、風、足から伝わる触感すべてが非日常だ。

そして、眼下に広がる真っ白な景色。

専用の装備を身に着け、ここまで登ってきたものにしか味わうことのできない絶景だ。

遠くに見える巨大な山々は地球を感じさせる。

たとえVRで同じような画質が再現できたとしても、五感すべてが混ざり合ってのこの体

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私は非日常が好きだ 地球規模宝探し編

私は非日常が好きだ 地球規模宝探し編

私は非日常が好きだ。

それは偶然、非日常を探すためググっていた頃に見つけた。

全世界宝探し。

ジオキャッシング。

GPSを使った地球規模で行われている宝探しのことである。

説明をみるよりもやった方が早い。

そう思い、早速アプリをダウンロード。

起動してプロフィール設定を行うと、地図が表示できる。

緑の場所に”宝”があるそうだ。

早速行ってみる。

難易度は1.5。

ヒントは、マ

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非日常が好きだ スノボ前編

非日常が好きだ スノボ前編

私は非日常が好きだ。

冬のある日、スノボに行くことに決めた。

私はさほど上手くないが、1シーズンに数回は行きたくなる。

その日は、格安バスツアーで申し込んだ。

バスの往復に加えてリフト券、さらにはボードのレンタルを付けても9000円ほどのプランだ。

この手のスキー/スノボツアーは、
朝の7時ごろに新宿西口の都庁近くのバス乗り場から出発することが多い。

この日も新宿に、半分寝不足の状態で

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非日常が好きだ まずは有給の取得を

非日常が好きだ まずは有給の取得を

私は非日常が好きだ。

私の職はカレンダー通りの勤務となっている。

平日は5日間続く。

休みは2日だけ。

これはなかなか辛いものがある。

人生の5/7が仕事で埋まっている。

いっそ、逆転してしまえばいいのに、とさえ思う。

だからこそ仕事には全力で挑み、闘う必要があると思う。

でも時には休憩が必要だ。

ゲームでいうセーブポイント。

まずは、有給休暇を取得しよう。

非日常がそれから

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非日常が好きだ オードリーのオールナイトニッポン編

非日常が好きだ オードリーのオールナイトニッポン編

私は非日常が好きだ。

夜、自分以外に誰もいない空間でのオールナイトニッポンは、芸人のプライベートなおしゃべりをひっそりと聴く感じが非日常を感じるから好きだ。

その日、東京ドームは大勢の人で溢れていた。

日常の端っこでオードリーの声をひっそりと聴くリスナーと呼ばれ、リトルトゥースと呼ばれる同志たちがいま、一堂に会する。

その数、5万人。

夜、1人で聴くあの話。

それが、ドームで5万人に通

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非日常が好きだ 登山編

非日常が好きだ 登山編

私は非日常が好きだ。

単調な日常を抜け出すには非日常がいちばんの薬だと思う。

今回は、登山について語りたい。

休日にまで、なぜ苦痛を求めるのか。

私もかつてはそう思っていた。

登山する理由を、ある人はこう言う。

「そこに山があるから」

やりもせずにあれこれ言うのは好きじゃない。

1度はやってみる。それが私のポリシー。

ある夏の夜、関東のある山を登ってみることに決めた。

かつてな

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非日常が好きだ ミセス×乃木坂タイバンライブ編

非日常が好きだ ミセス×乃木坂タイバンライブ編

私は非日常が好きだ。

その日は午前中まで仕事。

捌いては溜まる仕事を片っ端から消化している昨今。

週末も頑張った甲斐があり、なんとか午後から休むことができた。

本日はMrs.グリーンアップルと乃木坂46のタイバンライブ。

緑っぽい服装で決め、財布とタオルをトートバッグに入れて家を出る。

イヤホンを耳に突っ込み、「ライラック」を流す。

エレキギターのイントロ。

懐かしい青春が息を吹き

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非日常が好きだ 美術館編

非日常が好きだ 美術館編

私は非日常が好きだ。

非日常は日常のスパイスとなり、時にふとしたアイデアの種になる。

休日、近所のカフェで朝活をしていた私は、
久しぶりに美術館に行きたくなった。

モネ展。

2024年の1月末まで東京、上野で開催していたのだ。

ランチを近場で済ませ、上野へ向かう。

美術館は、少しの予習が楽しさをアップさせる。

行きの電車でチケットを購入し、モネに関する基本情報を調べる。

YouTu

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非日常が好きだ ライブ編

非日常が好きだ ライブ編

私は非日常が好きだ。

仕事から解放される週末。

好きなバンドのライブに行く。

会場に着いたら、開場までまだ数時間あるのに既に長蛇の列。

みんな揃って同じTシャツを着ている。

だから私もそこに参加する。

バンドのロゴが入ったタオルを首に巻き、キーホルダーを見える位置に移動する。

時間になってトイレを済ませ、席に着く。

見渡す限りの人、人、人。

みんな、同じ曲を聴き、今日の日を楽しみ

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