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Kの非日常ラウンジ

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日常の休憩処。非日常体験で気持ちをリフレッシュし、いざ日常へ。
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【非日常ラウンジ】若者文化を感じる「下北沢さんぽ」

【非日常ラウンジ】若者文化を感じる「下北沢さんぽ」

週末に、ふらっと下北沢に散歩に行った。

ここに降り立つのは人生で2度目だ。

きっかけは前日に見直した映画「街の上で」。

下北沢を舞台にした今泉力哉監督の作品だ。

彼女に振られた主人公の日常と、彼の活動範囲である下北沢の人との交流が描かれる。

下北に実在するライブハウスや舞台、本屋などが登場するため、ロケ地巡りも兼ねて散歩したくなったのだ。

手持ちのミラーレスで、シネマティックに撮ってみ

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【非日常ラウンジ】マーダーミステリー編 鳥肌が立つ最高傑作「ウェンディ、大人になって」

【非日常ラウンジ】マーダーミステリー編 鳥肌が立つ最高傑作「ウェンディ、大人になって」

たまには、4〜5人とテーブルを囲む時間を非日常にするのはいかが?

まるで物語の世界に入り込んだような推理型ゲームがとんでもなく名作で衝撃と感動が止まらなかったので紹介したい。

マーダーミステリーとは、推理小説のような物語の設定に入り込み、与えられたキャラクターのように振る舞いながら各々ミッションを遂行し、皆でストーリーを作りつつ事件の解決を目指すゲームである。

店舗でゲームマスターに従って実

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【非日常ラウンジ】読書編「方舟」

【非日常ラウンジ】読書編「方舟」

読書はするだろうか。

私はたまに孤独な時間が欲しくなったり、頭の中で想像を膨らませる時間が欲しくなったりする。

そんなとき、読書は最適だ。

小説には映画やアニメとはまた違う、1冊の本に閉じ込められた物語を1ページ1ページめくりながら解き明かす楽しさがある。

久々に手に取った小説はこちら。

「方舟」 ー 夕木春央

Xで話題になっていた本で、いくつもの賞を受賞、もしくはノミネートされている

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【非日常ラウンジ】 東京ゲームショウ編「新作ゲームたちのお祭り」

【非日常ラウンジ】 東京ゲームショウ編「新作ゲームたちのお祭り」

幕張メッセ、東京ゲームショウ。

それは年に一度のゲームたちのお祭り。
(過去に年に2度開催されていたことあり)

モンハン、パワプロ、メタルギア、龍が如く、ソニック、ドラクエ、FF…

誰もが耳にしたことのあるゲームの数々。

日本発で世界でも名高いビッグタイトルの制作会社をご存知だろうか。

コンピュータゲームをはじめとするコンピューターエンタテイメントの総合展示会である。

その日、私は午後

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY6 エピローグ 「隣のインド人と香港へ」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY6 エピローグ 「隣のインド人と香港へ」

何はともあれ、インド脱出。

復路はトランジット。

無事に香港行きの便に乗れたのだった。

コンタクトを外してメガネにして休みの準備。

映画なんて見られる体力にない。

と目を瞑ろうとしていたら、左の窓際席から視線が。。

隣に座った青年が質問してきた。

「荷物、前のポケットに入れても大丈夫?」
「ん?あ、ああ、OK」

席前のポケットとは雑誌やエチケット袋の入った部分のことを指している。

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY6 「帰国直前まで試練の連続」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY6 「帰国直前まで試練の連続」

いよいよ、インド最終日。

台風欠航で昨日帰ることは叶わず、振替の便は1日後となった。

昨夜、空港でパッとネット予約したホテルはニュー・デリー内。

アクセスは非常に良いが、日本円で1泊3000円と激安。

部屋は汚く、ハエや蚊がうようよしているし、窓開けっぱなしでほぼ屋外状態の倉庫から取り出したバスタオルは蟻だらけ。

自前のハンドタオルを使ってササっとシャワーを浴び、クーラーをガンガンにかけ

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY5 「ガンジス川と火葬場」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY5 「ガンジス川と火葬場」

インド5日目。

ガンジス川に訪れるインド人を一目みようと、6時半に起床。

「おはようございます」

眠い目をこする。

今日は一日、宿で仲間になった同志2人とバラナシを巡る予定だ。

軽い身支度をして外へ。

昨日の夜道とは打って変わり、とても歩きやすい。

道がわかりにくいことに変わりはないが、今回は強力な味方がいる。

聞けば、2日ほど前からこの宿にきているとのこと。

何度か見たであろう

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY4 「宿で旅の同志と出会い後半戦へ」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY4 「宿で旅の同志と出会い後半戦へ」

さて、4日目。

毎日、毎秒が闘いの、過酷すぎるインド一人旅がこの日から激変する。

疲れの取れない体を冷水シャワーで起こし、ホテルを出発。

今回の旅の2大目的地。

一つは昨日のタージ・マハル。

二つ目は明日訪問予定のガンジス川。

世界最高に汚いと話題の聖なる川を訪れるために、国内線を予約してある。

そう、飛行機で1時間ちょっと南東に飛ぶのだ。

3日間のごたごたで多少の面倒くささを感じ

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY3 「世界最大級の墓、タージ・マハル」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY3 「世界最大級の墓、タージ・マハル」

早朝、6:00、ホテルエントランス。

タクシードライバーは約束通り待っていた。

「体調は大丈夫?」

昨晩、度重なるインド旅洗礼による疲れからか、早めに宿に帰ったのだが、その会話を覚えてくれていたようだった。

名前はアメット。

子供が4人いるお父さんだ。昨日お世話になったこともあり、この頃には彼を信頼していた。

「大丈夫!ありがとう」

タージマハルの入り口は車で10分ほどだった。

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY2後編 「牛、犬、糞、詐欺師」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY2後編 「牛、犬、糞、詐欺師」

さて、無事にUberに乗り詐欺男から逃げてきた私だが、まだまだ油断はできなかった。

次の観光地はフマユーン廟。

タージマハルが作られる際に参考にされたお墓ということで、小規模ながらこちらも綺麗なのだという。

残念ながら到着早々小雨が。

折りたたみ傘を広げて入場料を払い、コイン型の入場チケットを手にして中へ。

まっすぐ進んだ先に、それはあった。

綺麗。

雨だが、十分に綺麗ではないか。

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY2前編 「移動するたびに闘い」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY2前編 「移動するたびに闘い」

インド二日目。

宿で目が覚めて即荷物をまとめてチェックアウト。

旅先は時間を大切にしたい。

外は、暗くて雨が降っていた昨夜とは雰囲気が打って変わっていた。

雨が上がり、明るくなるだけで治安が良く見える。

さて、今日はデリーの観光名所を巡る。

1つ目はインド門。

フランスの凱旋門に倣ってつくられた、見た目ほぼ凱旋門なやつ。

歩いて向かおうと思ったが気温が上がり、道がわかりづらかったの

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY1「洗礼を受ける」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY1「洗礼を受ける」

インドの首都、デリーに到着。

あいにくの雨。
8月は雨季の真っ只中、とはわかっていたもののちょっとテンションは下がる。

仕方ないか。

今回はVISAの事前申請が間に合わなかったので、
Visa on Arrival (VOA)。

到着して申請するもので、承認されなければ即帰国しなければならないのだが、ほとんど通るとのこと。

到着して承認されるか待たなければならず、
ここで同じ便だった日本

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過去一過酷なインド一人旅をしてきた

過去一過酷なインド一人旅をしてきた

この1週間ちょっと、更新ができていなかった。

インド一人旅に行ってきたからだ。

これが、私の人生史上、最も過酷な旅となった。

多くのインド人に騙されて変な場所に連れて行かれ、バナナの皮を投げつけられ、雨季のスコールに泥だらけになり、酷暑で熱中症気味になった。

数日すると慣れてきて、上手に避けられるようになった。

さらに少し経つと、信頼できるインド人と交流する楽しさを覚え、道中出会ったイン

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【非日常ラウンジ】 花火大会編

【非日常ラウンジ】 花火大会編

夏にしか体験できない非日常といえば花火。

浴衣参戦のため一眼レフを持参せず、写真は綺麗には取れなかったため、文章メインで綴る。

今回参戦したのは松戸花火大会。

真夏日、北松戸駅。

着いたころ駅にはさほど人は見られなかった。

地元から参加?のような若者が固まって向かっていたくらい。

しかし、歩くこと30分弱。

会場となる土手に着く頃には私の周りはぞろぞろと集まっていてちょっとした行列に

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