![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144491252/rectangle_large_type_2_eaac4e19b574300d81157c360b482355.jpg?width=800)
非日常が好きだ 浅草夜散歩編
私は非日常が好きだ。
夜は日常の合間のちょっとした非日常。
日常から少し離れ、朝が来るまで(魔法が解けるまで)の時間を、『ロスタイム』とCreepy Nutsと呼んでいる。
テレビアニメ「よふかしのうた」の挿入歌になっている『ロスタイム』だ。
夜の散歩は思わぬ発見があって面白い。
今回も仕事終わりに、ふらっと寄ってみた。
週末は人が多くて駅から浅草寺まで行くのにも苦労する。
しかし、平日の夜は快適だ。
ちらほら観光客はいるが、夜が更けると人はさらに少なくなる。
浅草駅から地上に出て、浅草寺へ。
大盛況な街は人が少なくなると、まるで化粧が落ちてすっぴんを見せるかのようにガラッと変わる。
年季の入った建物の傷や汚れが良い雰囲気を醸し出していたのも、こうしてみると寂しく感じる。
カステラや煎餅の残り香がまたいい。
本堂に着いた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144493537/picture_pc_a25ee36a3bfab77a9f1425cea3e0f9c1.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144493689/picture_pc_3cc096a2d9d5639976150da234bae377.jpg?width=800)
引き返す。
雷門まで戻ってくると、アジア圏の外国人旅行客、女性4人が写真を撮りあっている。
スマホ画面と見比べているところをみると、アニメかドラマのロケ地としてみにきたのかもしれない。
たった数時間の旅だったが、とても有意義だった。
駅に戻り、いつもの電車に乗ると、日常に戻っていた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?