#理学療法
子どものする事は全て遊び3〜幼児期の発達をサポートする〜
子どもの遊びについて、時期別に書いています。
今回は1歳以降の幼児期の子どもの遊びと発達について考えていきたいと思います。
1歳以降は身体機能が急速に発達し、それまでとは比べものにならない程アクティブな遊びをするようになります。
それと同時に、抽象的な思考や言語も発達し、社会性も急速に身につけていく時期です。
そんな幼児期の発達を、遊びの変化から考えてみたいと思います。
この記事を読むと
子どものする事は全て遊び2〜乳児期以降の発達をサポートする〜
子どもは遊ぶことが仕事です。
食事や睡眠といった生命活動に必要な活動以外の活動は全て『遊び』であり、子どもは遊びを通して様々なことを経験し、発達・成長していきます。
子どもの年齢や時期によって必要とする遊びは変化していくため、見守る大人は各時期にどのような遊びが必要なのか、どのような経験をしているのかを知っておく必要があると思います。
発達段階に適した遊び、その遊びの中で達成すべき課題を知っ
子どもの歩き方の発達過程を知ると、毎日の変化を楽しく見守ることができる
子どもは通常、1歳前後で歩き始めます。
歩き始めた子どもは、大人とはかなり異なる歩き方をしています。
『よちよち』歩きなんていう風に表現されることが多い子どもの歩き方ですが、3歳くらいまでに成人の運動パターンのほとんどが現れ、その後7歳頃までかけて歩行パターンが成熟していくとされています。
では、子どもと成人の歩き方はどのように異なるのでしょうか。
このことを確認しておくと、子どもが『よち
命の危険がない限りイタズラさせるべき理由
子どものイタズラ。
親にとっては悩みの種だったりしますよね。
何でも触りたい、持ちたい、舐めたい、口に入れたい…
「汚いからやめてー!」というお母さん・お父さんの悲鳴が容易に想像できてしまいます。
このイタズラというもの、子どもの成長・発達のためには非常に重要なものなのです。
今回はイタズラによって得られる子どもの成長・発達について、手の機能の視点から考えてみたいと思います。
この記事
子どもは喋り始める前から言葉を理解している?
子どもの発達は個人差が大きいものですが、意味のある言葉(単語)を発するのは1歳前後が多いとされます。
ところで、赤ちゃんが言葉を発するよりももっと以前から、言葉を理解したり、言語の獲得の準備をしているのはご存知でしょうか。
赤ちゃんは自分で言葉を発せない時期でも大人の話している内容を聞いていたり、意外と理解しているものです。
今回は子どもが言語を獲得するということ、喋り出すより以前にどのよう
子育てとリハビリテーション
突然ですが、私には10ヶ月の子どもがいます。
昨日、初めて近所の公園を子どもが自分の足で歩きました。
その様子を撮影した動画を見ていたところ、自分で自分の動きに驚いたという話です。
理学療法士という仕事私は普段、理学療法士という仕事をしています。
この仕事では、立てない方は立つ練習、歩けない方は歩く練習のお手伝いをすることが多くあります。
クライアントには成人の方が多く、立てない・歩けな