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スキ@自己紹介

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私のスキを紹介していきます。小説、音楽、食べ物、場所など。不定期。
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記事一覧

高杉晋作「面白き事なき世を面白く」

高杉晋作「面白き事なき世を面白く」

高杉晋作は幕末(定説では1853年のペリー来航から1868年の明治政府樹立まで)に倒幕の原動力の一人として働き、明治政府樹立前の1867年5月17日に歿した人物です。

今回は高杉晋作の辞世の句として知られている「面白き事なき世を面白く」について私なりに考えてみたいと思います。

と、本題の前に、少しだけ語らせて下さい。
私は20代半ばの頃、強烈に高杉晋作に憧れを抱いていました。一つには高杉晋作が

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スキ@食べ物 ポークピカタ

スキ@食べ物 ポークピカタ

今回は食べ物の中でも『スキ!』といえるものの一つ、ポークピカタについて語ろうと思います。

突然ですが、私は肉が好きです。もちろん牛肉は好きですが、豚肉はもっっと好きです。その中でもポークピカタは私の大好物であります。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

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こんな感じのが好きです。豚肉に卵を付けて焼いて、ケチャップをかける。シンプルなポー

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朝のリゾットにハマっている件

朝のリゾットにハマっている件

最近、朝食にリゾットを食べるのにはまっている。と書くとなかなか優雅な感じがするが、そこまで凝ったものを作っているわけではない。朝はそんなに時間もない。時間はないが寒い朝には暖かいものが食べたくなる。

最初はキムチとコチュジャンを使ったスープにハマっていた。とにかくすぐに出来て体も温まる。キムチが具材になるから食べ応えも十分だ。基本的にはキムチ、コチュジャン、だし(鰹だしorチキンスープのもと)の

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【見て損なし!?】自薦note5選

【見て損なし!?】自薦note5選

 2019年の11月にnoteを始めたらしいので、なんだかんだnote歴は4年目になる。投稿頻度はムラがあるし、特にバズった作品もない。それでも辞めないのには、理由がある。

 一つ目は『みんなのフォトギャラリー』の存在。月に数回だが、自分の写真を使用して下さる方がいてそれが嬉しい。今回の記事で使った夕暮れのモスクの写真や地曳き網漁の写真、牛の写真などインドで撮ったものが使用される頻度は多い。他に

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【必見】ウイスキー愛好家によるオススメ6選

【必見】ウイスキー愛好家によるオススメ6選

私はウイスキーが好きだ。私にはお気に入りのバーがあって、そこにはかれこれ7年間通っている。そして、バーに行ったら毎回少なくとも2杯はウイスキーを飲んでいる。私が好きなバーには100本以上のウイスキーがあって、そのなかでも好きなボトルを6つ紹介する。なお私は専門家ではないので、細かい説明などはネットから引いて補足した。とにかく、この6つは飲んでみて損はない。また、同じくウイスキー好きの方はおすすめの

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スキ@音楽 洋楽2選

スキ@音楽 洋楽2選

スキ@自己紹介、第8弾。今回は私の最も好きな洋楽を紹介します。私は英語もあまりできないし、洋楽にも詳しくはありません。でも、邦楽とはまた違った雰囲気を味わいたいときやテンションを上げたい時などに、youtubeで洋楽を漁ったりして聴いています。LinkinparkやSelena Gomez、sia、などが好きです。ただ、昔から私は邦楽と洋楽問わず、一人の歌手や一つのグループに全曲聴いたりするほどド

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寺山修司「遠くへ行けるのは天才だけだ。」

寺山修司「遠くへ行けるのは天才だけだ。」

 タイトルは寺山修司(1935~1983)の名言の一部です。この部分だけを切り取ると、天才詩人の嫌味のようにも読めますが、勿論違います。

遠くへ行きたい。
どこでもいいから遠くへ行きたい。
遠くへいけるのは、天才だけだ。

  私には寺山修司についての知識がありません。歌人であり、劇作家であり、劇団の主宰者であったというのはWikipediaを見て知りました。だから、彼がこの言葉を吐いた(綴った

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スキ@小説 南木佳士『冬物語』

スキ@小説 南木佳士『冬物語』

 こんにちは、redbanditです。スキ@自己紹介の第6弾。今日は私の好きな作家の一人、南木佳士(なぎけいし)さんの『冬物語』(2002年初版)を紹介したいと思います。

 南木佳士さんは信州で医者をしながら小説やエッセイを書いている人です。私が初めて彼の小説を読んだのは8年くらい前のことです。大学のある駅の近くにあった古本屋で偶然手に取りました。それが今回紹介する『冬物語』です。きっと、当時の

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スキ@名言  ロベルト・バッジョ「PKを外すことができるのは」

スキ@名言 ロベルト・バッジョ「PKを外すことができるのは」

スキ@自己紹介の第5弾は、私の好きな名言を紹介します。名言を読むのは昔から好きですが、そのなかでも特に印象的な言葉です。

ロベルト・バッジョ(1967年2月18日-)はイタリアのサッカー選手です。イタリアのサッカーリーグ、セリエAで活躍し、「ファンタジスタ」と称される程、魅力的なプレーをする選手でした。彼の言葉はこう続きます。

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気のある者だけだ」

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スキ@音楽 インドで聴いた3曲

スキ@音楽 インドで聴いた3曲

こんにちは、スキ@自己紹介第2弾はインドで聴いた音楽です。インドを旅行していくなかで、私はいろいろな音楽を聴きました。そのなかで好きになった3曲を紹介します。

1、ハリクリシュナ  ハリラーマ  マントラ

まず1曲目はハリクリシュナ  ハリラーマ  マントラです。クリシュナとラーマは神様の名前、マントラは賛歌という意味です。マントラは神様それぞれにあるようです。歌詞もメロディーも単調ですが、な

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スキ@短編小説 コールドウェル『ドロシー』

スキ@自己紹介の第4弾はアメリカの作家アースキン・コールドウェル(1903-1987)の『ドロシー』を紹介します。ちなみに、コールドウェルの短編はほかに『レイチェル』、『おもかげ』、『空虚な部屋』あたりも好きです。

この小説を一言で表すと「救いを求める女を見放した男の話」でしょうか。求職中の男に、同じく求職中の女が声をかけてきます。女の行動の意図を薄々感じ取りながらも、男はそれとは違ったアクショ

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スキ@飲み物 チャイ

スキ@飲み物 チャイ

スキ@自己紹介の第3弾はチャイです。チャイにはインドに旅行に行ったとき、とてもお世話になりました。インドの街にはどこにでもチャイの屋台があります。一人で旅行をしているとついつい歩き過ぎて疲れてしまうことが多く、そんなときに一息つけるのがチャイ屋でした。寒い朝の一杯、寒い夜の一杯にも最適です。

チャイの値段

小さなカップ(おちょこくらいより少し大きいくらい)に熱々のチャイが入って5ルピーから10

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スキ@短編小説 シュトルム『おもかげ』

スキ@短編小説 シュトルム『おもかげ』

書くこと困ったので、自己紹介の延長で自分の好きなものを「スキ@自己紹介」シリーズとして、一つずつ紹介しようと思う。小説だったり音楽、食べ物、場所だったり。第1弾はドイツの作家テオドール・シュトルム(1817-1888)の短編小説『おもかげ』を紹介する。

本作は一言で説明すると、「死んだ女の子を思い続ける青年の話」である。とても短い小説で、文庫本で5ページ程だ。しかし、詩人でもあるシュトルムの簡素

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