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映画『哀れなるものたち』鑑賞メモ
ヨルゴス・ランティモス監督の映画「哀れなるものたち」を観た。
あまりにも世界観が作り込まれているので、観終わった後は、夢から覚めたようなふわふわした気持ちになって、立ち寄ったショッピングモールの地面をきちんと踏めているか、ベラの小さい頃(?)のような変な動きをしていないか心配になった。
音楽や美術、衣装・・これぞ総合芸術といった作り込まれた世界観で、この作品の世界観にしっかり没入できた。
な
何を見ても何かを思い出す
というタイトルの本が、実家の本棚にあった。
家には読んだことのない母の本がたくさんあった。
とても印象に残る言葉だな、と当時眺めていたのだが、
最近、よくこの言葉を思い出すようになった。
何十年か生きていくうち、歳を重ねるということは、この言葉のように、
“何を見ても何かを思い出す”ということなんじゃないかと思うようになった。
※※※
昨年、記録的な大寒波といわれた大雪の日の翌日、娘が生ま
大人になって再び映画「ゴーストワールド」を観て思ったこと
映画館のリバイバル上映で、久しぶりにテリー・ツワイゴフ監督の「ゴーストワールド」を観た!
この映画をはじめて観た大学時代は、自分でいうのも何だが、将来について、また自分自身について真剣に考えることがほとんどないぼんやりとした学生だったので、話の部分というよりは、この映画の音楽やファッションに感化されていたように思う。
今回改めて観てみると、友情のすれ違いとか、主人公のイーニドが次第に孤独になって
マーティン・スコセッシの映画に惹かれる理由(キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン)
育児をするようになってご飯を食べるのがめちゃくちゃ早くなった。
子供が少し遊んでるすきにキッチンで(なぜか)こそこそ食べることが多い。
食べるものも調理をしなくていい簡単なもので、咀嚼して飲み込むスピードも早くなったような気がする。
そしてそれは、食事だけのことではなく、日常的にみる動画コンテンツにもいえることなのだ。
食事と同じような理由で短い動画に手を出して、とりあえずの空腹は満たすが、短
90年代ガールズカルチャーからみるnewjeans
久しぶりに韓国の女性アイドルグループであるnewjeans(ニュージーンズ)にどハマりしている!
newjeansというグループ名は
という由来だそう。
その名の通り、newjeansはこれまでのK-POPの在り方からは一線を画している。その新しさは楽曲、MV、ファッション、ダンス、グッズ関連、プロモーションなど多岐に渡る。newjeansに重要なインスピレーションを与えているであろう存在
0歳の娘に教えれられたこと
”何かを成し遂げて、何者かにならなければいけない"
そういう気持ちに取り憑かれていたような気がする。
20代後半に差し掛かった時、このまま同じ仕事をずっと続けて、ずっと独身のまま過ごしていていいのか!?と焦り出して、そこから専門学校に通ったり、転職してみたり、わりとすぐ辞めたり、婚活してみたり。笑
悩んでる自分を見て、
「ここにいてくれるだけでいいんだよ」と声をかけてもらえることもあったけど、