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猫と、大自然と、鶴が運んできてくれた縁




1/9の日記。釧路滞在最終日。人通りが少ないメインストリートで、滑らないように歩くことも、夜のライトアップが幻想的な幣舞橋で佇むことも、今日でお別れ。離れてしまうことに寂しさも感じるけれども、程よいショートステイがちょうど良いのかもしれない。何にも知らなかった釧路で過ごした三日間は、プライスレスな思い出となって、人生というキャンバスに新色が追加された。雪国の気候、優しくて温かい人との出会い、雄大な大自然からのインスピレーション。釧路に訪れる前の私と、訪れた後の私は、同じようで違っていた。今回の釧路滞在だけでも、大きすぎる体験なのに、こういったことがまだまだ他の地域でも味わえると思うと。。。進化の余地をいっぱい感じて、近い未来の妄想がボンと膨らむ。


先日に訪れ、感動尽くしだった釧路湿原。やっぱりもう一度行きたくなって、今度はバス経由で反対ルートへ進むことにした。目指すは、釧路湿原展望台。釧路駅からバスに乗って、約45分。お天気も最高に良い今日は、温かなお日様の光によって、そこまで寒くなかった。レストランやお土産屋があるレンガ調の建物があって、その隅の方に野良猫と思われる白と黒がミックスされた猫ちゃん2匹を発見。お互いが大好きなのか、寄り添いながらスキンシップをとっていた。その様子が、「ぎゃんかわ」すぎて、しばらく愛でていたら。。同じように惹きつけたのか、奥から別の旅人さんがやってきた。「猫ちゃん、かわいいですよね〜」から会話が始まって、一緒に猫ちゃんを観察しながら、束の間の旅トーク。旅人さんは、年末年始に奄美で滞在していたほど、大の旅好き。次の予定がすぐにあったので、沢山話すことはできなかったけれど、 #虹色スマイル  の写真や映像で、この貴重な出会いを記録。今度は東京で再会できることになりそうで、今後もまた楽しみ。もしかしたら猫ちゃんが縁を繋いでくれたのかも。猫ちゃん、ありがとう。




旅人さんと別れた後、釧路湿原展望台の周りにある木道へ進むことに。何があるのかわからないけれど、ワクワクする冒険心のまま直進。雪を踏み歩く音しか聞こえない静かな環境。周りには、枯れ木と、背の低い笹の葉があるのみ。ただし、寒風が物凄く強くて、ロングヘアが乱れるほど。かなり歩いた先に、展望台へ到着。昨日とは違う側面から、釧路湿原を見ることができた。そこで、ツアーガイドを長年されている二人組に遭遇。「昔はもっと木が少なくてね」「今少しずつ蕾がプクッと膨らんで、春に近づいているわ」と、素人の私からすると見過ごしてしまうようなことを、あれこれ教えてくれた。当初は再び釧路湿原に訪れる予定ではなかったけれど、こうした嬉しい出会いがあるから、やっぱり再訪問して良かったな。


ガイドの二人組と別れたあとは、ランチ休憩をしながら日記を書いて、ここからもっと奥にある鶴見台へバスで向かうことに決めた。目的は、湿原の神とも呼ばれるタンチョウ(鶴ちゃん)に会いに行くこと。釧路湿原展望台のバス停から、鶴見台までは約21分。ただし、バスの本数が限りなく少ないのと、片道580円。。!でも、やっぱり訪れて大正解だった。ちょうど14時30分ごろに、給餌場の鶴見台に生息するタンチョウがエサを食べる時間らしく、沢山の鶴ちゃんを見ることができた。急に空を飛び始めたり、いきなり別の方向から鶴ちゃんがやってきたり。雪国を舞う姿が美しすぎる。フルスペックのめちゃめちゃ良いカメラで撮影している老夫婦と話をすることに。どうやら5年ぶりに関東から鶴ちゃんを撮影するために来たらしい。年を重ね続けても、二人で旅行を楽しまれるお姿を見て「とっても素敵だなぁ」と、温かい気持ちになった。




夕方16時過ぎには、あれだけ沢山いた鶴ちゃんも4羽ほどになって、私もバスで釧路駅方面へ帰る。車窓から見る日没していく風景が、釧路で過ごした時間が蘇るようなノスタルジーを感じさせてくれた。初めての釧路滞在3日間は、今後も忘れることはないと思う。またの訪問を楽しみにしながら、次の舞台である札幌方面へ。




プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」



- INFORMATION from プリちゃん -

①2022年の間、アートで笑顔と幸せを全国に届ける、「#虹色スマイル」チャレンジ中です。。!🌈

(インスタで、@priusshotaをチェックされてみてくださいね。。!)



②1/18 ~ 1/30まで銀座個展します。。!


③ 優しい時間を味わうアートブック好評発売中。。!(発送は、1/12以降から)


④2/2-3/1まで、東京・日本橋個展もさせて頂きます。。!



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