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日々のこととか、小話とか。

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記事一覧

追いかける、夢。

好きなことを続けていくのが年々辛くなるのはなんでなんだろうな。 筆をとることも、折ることも、今も私には怖いよ。 気づいたらもう何年も前の話になっちゃうんだけど、…

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1年前
3

久々の。

気づけば一年どころか二年くらいほったらかしてた。 続けるっていくつになっても難しいね。 生きる難しさと地続きか。 色々あったな。また少しずつ書いていこうかな。 色…

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4年前

200冊のメモ帳

会社を辞めて2年目の春が、もうすぐそこまで来ました。 私は今、絵を描いています。 **** いつの間にこんなに時間が経ったんだろうな。 とっくに明けてましたね、初…

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5年前
2

拝啓、神様。

神様、私はやりたいことが見つかりました。 無謀な夢を見続けるのはもうやめます。 今が楽しいのです。それで充分です。 神様、これは貴方にお返しします。 私の、夢だっ…

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6年前
7

知らない世界に足を踏み入れた話

たまには日記っぽいものを。 GWはほとんど仕事しかしてなかったんだけど、一日だけ東京でスパコミ(SUPER COMIC CITY)に参加してきた。 大雑把に言うとコミケ的なやつ。…

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6年前
8

さくらいろ、春。

すっかり春だ。というよりもう夏のほうが近いかも。 今年の春は思った以上に早くて、気持ちが追いつく前に夏が来そうだ。 みんなでお花見はしなかったけど、桜は見た。 一…

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6年前
7

自由と選択と、

「自由に選んで良いんだよ。」 って、なんか少し矛盾しているように思う。 それは結局、今 目の前にある選択肢の中からしか選んじゃいけないっていう規制線の張られた中で…

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6年前
5

雪と絵本とアイスクリーム

世界がだいぶ白くなっている。 テレビでは連日 雪による交通機関への影響や怪我人のニュースばかり。 暗いニュースばかり。 社会が白い世界へ悪態ついてる。 * 豪雪地…

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6年前
5

私は友達が少ない。

私は友達が少ない。社会人になったばかりの頃の話だ。 小中高・大学と、それなりに友達はいた。仲良くなるのが下手ってわけではないらしく、喧嘩もそれなりにしてきたけど…

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6年前
5

晴れたり泣いたり、眠ったり。

天気の音が聴こえる。 風や雨の打たれるような音じゃなくて、それぞれの天気独特の音がある。 朝起きるとき、カーテンを開けなくてもぼんやり聴こえてくる、音。 * 別…

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6年前
7

相対的幸福論

年々、自分の幸せが相対的になってきている気がする。 小さい頃は「何これ 美味しいぃ!」って、その食べ物に対して真っ直ぐ向き合って、それが美味しいことが純粋に幸せ…

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6年前
3

記憶と対峙

小さい頃の記憶を割と保持している方だと思う。 お腹の中にいた頃の記憶は流石にほぼ無いけど、古い記憶ならオムツを替えて貰っていた頃くらいからある。 小さい頃、日中…

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6年前
5

たらればの懺悔

2018年。明けましておめでとうございます。昨年はお疲れ様。 少しだけ昨年のことを振り返ります。色んなことがありました。 去年の7月頃、新卒で入り3年半ほど勤めた会…

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6年前
3

ミサイルとか世界とか。

Jアラート 人口衛星と市町村の防災無線を利用して緊急情報を伝える「全国瞬時警報システム」の通称。地震や津波、弾道ミサイルの発射など、すぐに対処しなくてはならない事…

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6年前
2
追いかける、夢。

追いかける、夢。

好きなことを続けていくのが年々辛くなるのはなんでなんだろうな。
筆をとることも、折ることも、今も私には怖いよ。

気づいたらもう何年も前の話になっちゃうんだけど、一度仕事を辞めてから定職にも就かず、細々とアルバイトで食い繋ぎながら絵を描いて、その日1日分の食費くらいの金額で極たまに絵が売れて、その日は好きでもないお酒飲んで浮かれちゃうくらい嬉しかったっけ。
嬉しいことがあったら酒飲んでもいいって、

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久々の。

久々の。

気づけば一年どころか二年くらいほったらかしてた。
続けるっていくつになっても難しいね。
生きる難しさと地続きか。

色々あったな。また少しずつ書いていこうかな。
色々あったな、の中に、まだ絵を描いてる自分がいるのが嬉しい。絵を展示したり売ったりする機会が格段に増えた。数年前は描くことすら諦めてたのに、不思議。
そういえば大学にいた頃、一番なりたかった職業。
めちゃくちゃ狭き門で、ろくに知識もない私

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200冊のメモ帳

200冊のメモ帳

会社を辞めて2年目の春が、もうすぐそこまで来ました。

私は今、絵を描いています。

****

いつの間にこんなに時間が経ったんだろうな。
とっくに明けてましたね、初めまして2019年。

会社辞めたの、2017年の夏だったんだよなぁ。
こんなに長く会社勤めをしない生き方をしてると思わなかった。

もっと早くポッキリ折れて、お金に目が眩んで、「平凡な幸せを」とか言って、これで本当に良いんか自分、

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拝啓、神様。

拝啓、神様。

神様、私はやりたいことが見つかりました。
無謀な夢を見続けるのはもうやめます。
今が楽しいのです。それで充分です。

神様、これは貴方にお返しします。
私の、夢だったかもしれないもの、です。

******

実家を出て、大学に入り、寮生活、一人暮らし、社会人を経験し、
小さい頃見ていた夢はもう忘れた。忘れたことにした。

仲間と過ごす寮生活が思っていたよりずっと楽しくて、
その分一人暮らしは寂し

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知らない世界に足を踏み入れた話

知らない世界に足を踏み入れた話

たまには日記っぽいものを。

GWはほとんど仕事しかしてなかったんだけど、一日だけ東京でスパコミ(SUPER COMIC CITY)に参加してきた。
大雑把に言うとコミケ的なやつ。同人誌即売会が主。

初参加がまさかのサークル参加で、いきなり売り子やってた。
漫画もアニメも最近めっきり見なくなっていた私にとって、だいぶ新鮮なイベントだ。(人生で一度くらい行っときたいな、くらいの感覚だった。)

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さくらいろ、春。

さくらいろ、春。

すっかり春だ。というよりもう夏のほうが近いかも。
今年の春は思った以上に早くて、気持ちが追いつく前に夏が来そうだ。

みんなでお花見はしなかったけど、桜は見た。
一人で見た。
去年までは会社の人と何人かで集まって、ちゃんとお花見してたんだよなぁ。
…なんて思いながら。

***

去年・一昨年と、正直とても桜を愛でられるような心境じゃなかった。

一昨年は、私が社内で唯一信頼していた上司が鬱状態に

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自由と選択と、

自由と選択と、

「自由に選んで良いんだよ。」
って、なんか少し矛盾しているように思う。

それは結局、今 目の前にある選択肢の中からしか選んじゃいけないっていう規制線の張られた中での限られた自由を意味しているのかな。



これは私が就職活動を始めた頃、周りからよく言われた言葉だ。
「仕事は、あなたがやりたいことを自由に選んで良いからね。」
うん、理解のある、優しい言葉。…に、聞こえなくもない。

でも、選択欄

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雪と絵本とアイスクリーム

雪と絵本とアイスクリーム

世界がだいぶ白くなっている。

テレビでは連日 雪による交通機関への影響や怪我人のニュースばかり。
暗いニュースばかり。

社会が白い世界へ悪態ついてる。



豪雪地域に住み出して8年が経つけど、もともとあったかい地域に居たからか
私にとって雪はまだまだ楽しい。

朝 窓を開けて、辺り一面真っ白だと意味もなく歓喜してしまう。ふぁってなる。
世界が変わったのだ。たった一夜にして。白い世界へ。

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私は友達が少ない。

私は友達が少ない。

私は友達が少ない。社会人になったばかりの頃の話だ。

小中高・大学と、それなりに友達はいた。仲良くなるのが下手ってわけではないらしく、喧嘩もそれなりにしてきたけど人間関係に深刻に悩むほどではなかった。

ただ、「区切り」をつけるのが、異常に上手かった。

小学校から中学へ上がれば小学校の頃の友達を簡単に手放し、中学から高校へ上がれば中学の友達とは自分から連絡を取ろうとは決してしなかった。大学は県外

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晴れたり泣いたり、眠ったり。

晴れたり泣いたり、眠ったり。

天気の音が聴こえる。

風や雨の打たれるような音じゃなくて、それぞれの天気独特の音がある。

朝起きるとき、カーテンを開けなくてもぼんやり聴こえてくる、音。



別に小さい頃から空の音を聞いてたわけじゃない。音があるんだな、と思うようになったのは大学に入ってひとり暮らしを始めたころ。

朝、目が覚めたら、聞いたことのない音がしていた。

不快感はなく、とても柔らかい音だなと思った。

寝起きの

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相対的幸福論

相対的幸福論

年々、自分の幸せが相対的になってきている気がする。

小さい頃は「何これ 美味しいぃ!」って、その食べ物に対して真っ直ぐ向き合って、それが美味しいことが純粋に幸せだったはずなのに

今では「前食べた〇〇より美味しい!」って比較対象がある上での相対的な幸せだ。

そもそも幸せって何だろな、全然分かんないけど。



例えば、自分が好きなことで誰かに認められたら幸せ。

絵だったり、写真だったり、音

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記憶と対峙

記憶と対峙

小さい頃の記憶を割と保持している方だと思う。

お腹の中にいた頃の記憶は流石にほぼ無いけど、古い記憶ならオムツを替えて貰っていた頃くらいからある。

小さい頃、日中に目を瞑るとたくさんお化けが襲ってくる気がして怖かった。夜寝る前、天井を見つめているとそのまま天井が落ちてくる気がして怖かった。

保育所のお遊戯で「めだかの学校」で踊った時、年長組が両手を挙げて作ったアーチの中を年中組がくぐるという振

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たらればの懺悔

たらればの懺悔

2018年。明けましておめでとうございます。昨年はお疲れ様。

少しだけ昨年のことを振り返ります。色んなことがありました。

去年の7月頃、新卒で入り3年半ほど勤めた会社を辞めました。友達や知人にはブラック企業と悪名高く、辞めた時は皆が「お疲れ様。」「辞めれて良かったね。」と言ってくれました。

でも私はずっとモヤモヤしてました。だって私は会社が嫌いじゃなかったし、人間関係も良好だったし、社長や専

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ミサイルとか世界とか。

ミサイルとか世界とか。

Jアラート
人口衛星と市町村の防災無線を利用して緊急情報を伝える「全国瞬時警報システム」の通称。地震や津波、弾道ミサイルの発射など、すぐに対処しなくてはならない事態が発生した際に、国から住民に直接、速やかに情報を知らせることを目的に、総務省消防庁が整備。2007年から適用している。

Jアラート、あの時君は確かに私に危機を知らせてくれたね。

ミサイル発射
ミサイル発射
北朝鮮からミサイルが発射さ

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