【ニューヨークで起業するまで】Polymathとは？
このページを初めてご覧になる方へ、Polymath（ポリマス）をご紹介いたします。Noteでブログを始めてから1年以上が経過し、その間には多くの変化がありました。今日は、私たちのバックグラウンド、出会い、そしてニューヨークで起業に至るまでの経緯を皆さんと共有したいと思います。
Polymathとは？
Polymathは、ニューヨークで3人のメンバーによって設立された、（私たちが知る限り）唯一の理系専門の留学コンサルティングファームです。チームは、現地ののGAFAMや外資系投資銀行でのキャリアを持つエンジニアで構成され、全員がSTEM分野の大学院を卒業し、海外での経験を積んでいます。私達は実体験をもとに理系の留学からテック企業への就職や転職に至るまでのプロセスに精通しており、留学から現地就職まで総合的にサポートを提供しています。Polymathはもともと、家族や友人、同僚へのサポートから始まりましたが、「より多くの留学生や海外で活躍する人材を育成する」というミッションを掲げ、正式に設立されました。
創業メンバー
こんにちは、イトクです。私は高校を卒業と同時に神奈川の実家を飛び出し、アメリカへと渡りました。その後、コロンビア大学院でデータサイエンスを学び、現在はニューヨークのAmazonで人工知能の研究開発に携わっています。アメリカで20年間のキャリアを形成し、ベンチャー企業、ブルームバーグ、J.P. Morganでの経験を経て、元上司に誘われ現在はAmazonに勤務しています。
学士、修士を経て4度の就職・転職を経験し、キャリアをステップアップしてきました。この倍々ゲームのような成長を通じて、人生が大きく広がることを実感しています。この経験を基に、家族や友人の留学サポートを行ってきました。私の弟やPolymathメンバーの甲斐も、私がサポートした一人です。また、同僚の推薦状の作成や、某留学斡旋会社でアドバイザーとしての経験もあります。
こんにちは、Polymathのカイです！東京工業大学大学院を卒業後、大手金融機関でデリバティブのトレーダーとして10年間勤務し、ニューヨークに駐在していました。その間にPolymathのメンバーと出会い、新たなキャリアへの道を模索し始めました。2021年には勇気を出して安定した仕事を辞め、未経験の分野であるコンピューターサイエンスを南カリフォルニア大学院で学び始めました。卒業後はAmazon本社での就職が決まっています。
留学の決断をした時、周囲からは反対も多くありましたが、今は挑戦して本当に良かったと感じています。私の経験が、皆さんが夢を諦めずに挑戦する勇気を持つことに少しでも役立てば幸いです。
ブルームバーグ、ドイツ銀行、プロップトレーダー、データサイエンス講師、ビッグデータコンサルタント等を経て、現在はニューヨークのJ.P. Morganでデータサイエンスチームのマネージャーを務めています。技術遷移の早いAI業界の中で、最新の技術の現場応用を率先して行っています。
エンジニアとしてのキャリアを歩む傍ら、機械学習に関する本の執筆活動もしてきました。『Python Machine Learning Blueprints』は実務に裏打ちされた分かりやすくて為になる専門書として、多くのデータサイエンティストから好評を頂いております。
トップ校の理系学部への合格には、専門性、論理性、そして表現力が求められます。私は幼い頃から多くの文学書に親しみ、その結果、英語の美しい文体で高く評価されてきました。これまで、数多くの日本人やネイティブの友人からエッセイのチェックを依頼され、それらを最高の品質にまで高めてきました。
Polymathでは、進路に関する最新情報の提供とともに、エッセイと推薦状の編集・添削を担当しています。私のエンジニアとしての経験と文筆家としてのスキルを活かし、多角的なアドバイスを提供しています。
３人の出会い
私たちの出会いは、共通の趣味や職場での繋がりを通じて生まれました。元々アレックスとイトクは１０年以上の付き合いで、ブルームバーグの同僚でした。そして、イトクがJPモルガンに転職後、アレックスを引き抜き再び同僚になりました。アレックスはイトクが絶対の信頼を置く友人です。
そして、カイが２人が出会ったのは共通の趣味のサーフィンを通じてニューヨークの海で会いました。イトクとカイは現地でサーフィンをする同い年の日本人ということで意気投合するに時間はかかりませんでした。２人で沢山コスタリカなどにサーフトリップに行ったものです。
イトクのコロンビア大学院受験
元々アレックスはデータサイエンスチームにいたのに対し、私（イトク）は異なるチームに所属しておりました。アレックスの開発した企業の業績予想をするAIモデルに感激し、キャリアシフトを目指して大学院受験を決意しました。
アメリカの大学院では、エッセイと推薦状が非常に重要視されます。自分を360°多角的にアピールする戦略が成功の鍵ですが、素晴らしい経験があっても、それを英語で効果的に伝えられなければ合格は難しいです。私自身、コロンビア大学院への進学に際して、20人のアメリカ人にエッセイの添削を依頼しました。しかし、日本人であっても小説を書けるほどの文才を持つ人は稀な様に、ネイティブであっても流麗な文章を書くのは容易ではないことに気付きました。その中で、論理性と美しい文体を兼ね備えた添削をしてくれたのがアレックスでした。それ以来、私はアレックスを深く尊敬し、私たちの友情は一層深まりました。
イトクのバックグラウンドに興味がある方はこちらをご覧下さい。
コロンビア大学の授業に興味がある方はこちらもご参考にしてみて下さい。
カイの大学院留学
ニューヨーク駐在が終わり、カイは帰任になりました。しかし、アメリカでの自由な働き方や、長期的なキャリア戦略を踏まえて、大手銀行を辞めて大学院留学を決意しました。大手の海外留学予備校やエッセイカウンセラーの支援を受けながら、エッセイや推薦状の準備を進めましたが、理系留学経験者が不足していたため、理系分野に関する情報も乏しかったです。特に、専門的な理系のエッセイは専門外の人にとって難解で、大きな課題となりました。
この困難を乗り越えるために、最も役立ったのはニューヨーク時代の友人、イトクやアレックスでした。さらに、カイが寝落ちしてしまい、中途半端に残されたエッセイが、時差のおかげで翌朝には彼らによって見事に添削されているというミラクルが何度も起こりました。最終的には約50回のディスカッションを経て、どこに出願しても自信を持てるエッセイと推薦状を完成させることができました。
そして、第一志望の南カリフォルニア大学の他、ニューヨーク大学、ワシントン大学等の複数校に合格しました。東工大時代に情報科学系の授業を受けておらずPrerequisitesを満たしていない出願先が多かったものの、強力なエッセイと推薦状のお陰で特に問題になることはありませんでした。
カイのバックグラウンドに興味がある方はこちらの記事をご覧下さい。
ニューヨークで起業のきっかけ
イトクの大学院受験は、文系から理系への転向で、本当に困難を伴いました。そんな彼の留学を支援してくれた恩人がアレックスです。私たちは、このような経験を通じて、家族、親戚、友人から留学のサポートを求められるようになりました。同僚の大学院受験のための推薦状を何度も書いてきました。主にコンピューターサイエンスやデータサイエンス分野の留学サポートがメインですが、医師の臨床留学のエッセイの添削の経験もあります。将来的には医師の米国マッチング（レジデンシーやフェローシップ）のサポートもしていきたいと考えています。
カイは大手銀行を退職し、コンピューターサイエンス大学院留学の準備にかなりの苦労をしました。日本には理系留学の経験者が少なく、適切な情報や実際のアドバイスを得るのが難しかったのです。そこで、イトクとアレックスが大きな助けとなりました。彼らは現地でAI分野の最先端に携わっており、テック業界の動向や、企業の採用目線から大学院選びについて、その業界での経験に基づいた的確なアドバイスを提供してくれました。
イトクが文系から理系へ転向しアイビーリーグに進学した経験、カイが大手銀行を辞めて大学院への進学した経験、そしてアレックスのエンジニアとしての知見と文筆家としてのスキルを組み合わせ、私たちはニューヨークで「Polymath」を起業しました。
海外に挑戦する人へ
Polymathは、優秀で勤勉な日本人が海外でより活躍できるようサポートすることをミッションに掲げており、特に理系留学や海外就職の対策を少人数制で提供しています。ありがたいことに、これまで多くの生徒さん支援をさせて頂き、理系留学や現地就職をサポートをしてきました。中には、未経験からコツコツと必要な科目を履修し、コンピューターサイエンスへの留学を経て、GAFAMの本社に就職された方もいます。挑戦に遅すぎることはありません。そして、挑戦なしに成功はあり得ません。イトクもカイも30歳半ばで大学院に留学しました。みなさんも海外就職に挑戦してみませんか？留学や海外就職についてのご質問や、個別の相談を希望される方は、こちらからお気軽にご相談ください。初回のご相談は無料です。より多くの日本人が海外で活躍する未来を目指して。
イトク、カイ、アレックス
AI技術を活用した留学サポートツールPolymath AIを開発しました。現在、ベータ版としてリリースしており、クーポンコード「BETA70」を使用すれば、初めの3ヶ月間は70%オフでの利用が可能です。この機会に、Polymath AIを是非お試しください。
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