金次隆史

山口県出身。立教大学経済学部卒。(OB訪問超ウェルカムです。) ヘッドハンティング会社…

金次隆史

山口県出身。立教大学経済学部卒。(OB訪問超ウェルカムです。) ヘッドハンティング会社zoffy(株) 共同創業者COO。 これまでに約300名のご採用・ご転職をサポートしてきました。キャリア、採用に関するご相談など、お気軽にご連絡ください!

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    日頃のHR業界についての投稿とは全く関係の無い、 日々の出来事を記載しています。

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    ヘッドハンティングのエージェントとして、僕が関わった案件の紹介をしています。

記事一覧

挑戦するには、今が一番若い

はじめに 「いつかスタートアップで勝負してみたい」「独立して自分のビジネスをやりたい」──20代の皆さん、そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。しかし…

金次隆史
2週間前
4

転職における離職率の考察とキャリアアップのポイント

転職の支援をしていると、「転職でキャリアアップを目指すのに、盲目的に離職率を気にするのはズレている」と感じることが多々あります。確かに、離職率が低い会社は安定し…

金次隆史
3か月前
18

「とりあえず年収1000万円稼ぎたい!」と思ったら

「学歴や専門性はないけど、年収1000万円稼ぎたい!」と思った人が考えると良いこと。 ①年収が高い業界で働く。業界によって年収がかなり異なる。年収が高い業界にいるこ…

金次隆史
4か月前
8

安易に裁量を求めての転職は危険

ベンチャーだから裁量がある、と思い込むのは危険。 よく、大手企業からベンチャー企業・スタートアップ企業への転職する理由に、「裁量がある環境が良いから」と言われ…

金次隆史
4か月前
5

幅広い年齢の方と働けるスキル

ベンチャー界隈に目を向けていると、「30を超えたらおじさん」と言われることも多い。 こちらのポストのように、 ・働く期間が増える(65歳までが当たり前になり、70歳ま…

金次隆史
5か月前
20

退職代行は便利だが、時期に注意!

こんにちは、ヘッドハンティング会社の役員をしています、金次です。 今回は、最近注目を集めている退職代行サービスについてお話ししたいと思います。 退職代行サービス…

金次隆史
5か月前
7

メンタルブロックを乗り越えた一夜の教訓

今日は少し個人的な話をシェアしたいと思います。 特に「やらなければならないこと」を先延ばしにしてしまうことがある僕にとって思いがけない教訓が得られた出来事でした…

金次隆史
5か月前
12

【転職】チャンスを掴むための準備の重要性

「準備は成功の鍵」とはよく言ったものですが、これはヘッドハンティングの現場でもまさにその通りであることを日々実感します。 たとえば、素晴らしい機会が目の前に現れ…

金次隆史
6か月前
23

人材採用の新常識:ヘッドハンティングの可能性」

本日は「人材採用の新常識:ヘッドハンティングの可能性」についてお話したいと思います。 企業経営者の方や、人事の方に読んでいただけるとありがたいなと思っています。…

金次隆史
1年前
41

ヘッドハンティングがキャリアに与える影響

ヘッドハンティングという用語は、ビズリーチさんの広告など、耳にすることが多いと思います。 ただ、それが具体的に何を意味し、そしてそれがあなたのキャリアにどのよう…

金次隆史
1年前
31

弊社の(退職された方からの)口コミについて、考えてみた

弊社zoffy株式会社(https://zoffy.jp/)は、現在従業員10名強、創業2年のヘッドハンティング会社です。今、事業拡大に向け、絶賛採用活動中です。 オープンワークさんに…

金次隆史
1年前
28

古着と人材紹介

最近、ファッション業界においては、古着を扱うことが従来よりも一般的になってきているようで、これまで古着を扱わなかったお店(例えば、セレクトショップ)でも、古着を…

金次隆史
1年前
28

自社の中途採用面接をしていて思うこと

弊社(zoffy株式会社)は、中途採用のリクルーティングに力を注いでいます。僕が2次面接を担当することが多いです。 僕は基本的には良い点をみたいと思うタイプだと思いま…

金次隆史
1年前
25

zoffy(株)2期目を振り返って

この1年間で、zoffy株式会社は、多くの変化や挑戦に直面しましたが、一つひとつを乗り越えながら成長してきました。 当社は、人数的には10名強ほどの少数精鋭であり、個人…

金次隆史
1年前
4

アンラーニングって難しいよねっていう話

僕は、人材紹介(ヘッドハンティング)の仕事を7年くらいやっています。 人材紹介の仕事はざっくり↓の2つに分かれます。 ①転職したい人の支援をする(転職支援) ②(候…

金次隆史
2年前
18

識学を独学で取り入れてからの3ヶ月を振り返ってみる

僕は、zoffyという創業間もないスカウト・ヘッドハンティング会社で働いています。 創業メンバー以外で、社員が初めて入ったのが2022年1月。 それまでは3名でやっていたの…

金次隆史
2年前
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挑戦するには、今が一番若い

挑戦するには、今が一番若い

はじめに

「いつかスタートアップで勝負してみたい」「独立して自分のビジネスをやりたい」──20代の皆さん、そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際に行動に起こせる方は多くはありません。
僕はヘッドハンティングをしていて、日々多くの方とお会いしていますが、決断を後回しにし続けた結果、機会を逃してしまうパターンが多くみられます。

なぜ、決断を後回しにしてしまうのか?

「いつ

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転職における離職率の考察とキャリアアップのポイント

転職における離職率の考察とキャリアアップのポイント

転職の支援をしていると、「転職でキャリアアップを目指すのに、盲目的に離職率を気にするのはズレている」と感じることが多々あります。確かに、離職率が低い会社は安定しているように見え、良い会社だと考えがちです。しかし、この見方だけで転職先を判断するのは危険です。

実際、離職率が低い会社には成長の停滞が見られるケースが少なくありません。離職率が20%以下の会社は、一般的に成長率も低い傾向があります。成長

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「とりあえず年収1000万円稼ぎたい!」と思ったら

「とりあえず年収1000万円稼ぎたい!」と思ったら

「学歴や専門性はないけど、年収1000万円稼ぎたい!」と思った人が考えると良いこと。

①年収が高い業界で働く。業界によって年収がかなり異なる。年収が高い業界にいることが大事。業界選びを間違えると努力してもどうにもならない。

②成長している会社で働く。
・成長している会社だとすごい成果を出しているスタープレイヤーがおり、TTP(徹底的にパクる)チャンスがある。
・成長している会社だと新しいポジシ

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安易に裁量を求めての転職は危険

安易に裁量を求めての転職は危険

ベンチャーだから裁量がある、と思い込むのは危険。

よく、大手企業からベンチャー企業・スタートアップ企業への転職する理由に、「裁量がある環境が良いから」と言われる。 確かに、若くして採用もってやっている人も結構いる。

SNSでの投稿を見ていると、そのような人がたくさんいるようにも思える。

実際のところは、

成果を出して経営陣から認められた結果裁量がある

認められなければ裁量は大手と変

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幅広い年齢の方と働けるスキル

幅広い年齢の方と働けるスキル

ベンチャー界隈に目を向けていると、「30を超えたらおじさん」と言われることも多い。

こちらのポストのように、

・働く期間が増える(65歳までが当たり前になり、70歳まで働く人も増えている)

・高齢化

を考えると、多様性というのはジェンダーや外国籍の方、障がいがある方がテーマにあがりがちだか、

10代から70代、もっと上の世代の方とどのように協業できるか、という点がすごくインパクトがある領

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退職代行は便利だが、時期に注意!

退職代行は便利だが、時期に注意!

こんにちは、ヘッドハンティング会社の役員をしています、金次です。
今回は、最近注目を集めている退職代行サービスについてお話ししたいと思います。

退職代行サービスは、近年急速に浸透してきています。私個人としては、このサービスの利用には肯定的な立場を取っています。

多くの方が、「退職を切り出しづらい」「慰留が強く困っている」など、退職に際しメンタル的な負荷を感じています。

あまり気にしないタイプ

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メンタルブロックを乗り越えた一夜の教訓

メンタルブロックを乗り越えた一夜の教訓

今日は少し個人的な話をシェアしたいと思います。

特に「やらなければならないこと」を先延ばしにしてしまうことがある僕にとって思いがけない教訓が得られた出来事でした。

4日前、社員の結婚を祝う会で酔い、電車を乗り過ごす

社員の結婚を祝う飲み会があり、久しぶりにしっかりとお酒を楽しみました。その週は仙台、大阪と出張も重なり、体はかなり疲れていました。

帰りの電車(小田急線)で眠ってしまい、気がつ

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【転職】チャンスを掴むための準備の重要性

【転職】チャンスを掴むための準備の重要性

「準備は成功の鍵」とはよく言ったものですが、これはヘッドハンティングの現場でもまさにその通りであることを日々実感します。

たとえば、素晴らしい機会が目の前に現れたとしても、準備が整っていなければ、そのチャンスを十分に活かすことはできません。

実際の例を挙げてみます。このような例は、実なかなりの頻度で起きています。

ヘッドハンティングで大手ハウスメーカー(A社)の優秀な店舗責任者を、業界で急成

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人材採用の新常識:ヘッドハンティングの可能性」

人材採用の新常識:ヘッドハンティングの可能性」

本日は「人材採用の新常識:ヘッドハンティングの可能性」についてお話したいと思います。

企業経営者の方や、人事の方に読んでいただけるとありがたいなと思っています。

企業経営者や人事責任者の皆さんにとって、人材採用は組織の成長と成功の一番重要なポイントの一つです。

ただ、昨今の労働市場の変動に伴い、優秀な人材を探し出し、採用することは難しくなってきています。そこで注目されているのが「ヘッドハンテ

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ヘッドハンティングがキャリアに与える影響

ヘッドハンティングがキャリアに与える影響

ヘッドハンティングという用語は、ビズリーチさんの広告など、耳にすることが多いと思います。
ただ、それが具体的に何を意味し、そしてそれがあなたのキャリアにどのような影響を及ぼすか、理解している人は少ないかもしれません。

「ヘッドハンティング」という言葉自体がかなり曖昧ですよね。いろんな会社がそれぞれの意味で使っていらっしゃるかと思います。

僕たちは、
・転職のご意志の有無に関係なく、クライアント

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弊社の(退職された方からの)口コミについて、考えてみた

弊社の(退職された方からの)口コミについて、考えてみた

弊社zoffy株式会社(https://zoffy.jp/)は、現在従業員10名強、創業2年のヘッドハンティング会社です。今、事業拡大に向け、絶賛採用活動中です。

オープンワークさんに弊社の口コミが!

面接で、オープンワークさん(https://www.vorkers.com/my_top)に投稿されている口コミについて質問されたことがあり、弊社の投稿があることを知りました。

※『オープンワ

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古着と人材紹介

古着と人材紹介

最近、ファッション業界においては、古着を扱うことが従来よりも一般的になってきているようで、これまで古着を扱わなかったお店(例えば、セレクトショップ)でも、古着を扱うようになっているとのことです。

僕自身は古着を全く買わないため、よく知らないのですが、「ビームスやユナイテッドアローズも古着を扱っている」と聞いて驚きました。

背景としては、

ECサイトで服を買うことが浸透(コロナ禍の影響、リラッ

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自社の中途採用面接をしていて思うこと

自社の中途採用面接をしていて思うこと

弊社(zoffy株式会社)は、中途採用のリクルーティングに力を注いでいます。僕が2次面接を担当することが多いです。

僕は基本的には良い点をみたいと思うタイプだと思いますが、それでも、「この人は当社には合わないだろうな」と感じてしまうことがあります。

ざっくりまとめてみると、3つのポイントがあります。

1つ目のポイントは、暗い印象を持つ人です。僕たちは、積極的にキャリアを提案するヘッドハンティ

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zoffy(株)2期目を振り返って

zoffy(株)2期目を振り返って

この1年間で、zoffy株式会社は、多くの変化や挑戦に直面しましたが、一つひとつを乗り越えながら成長してきました。

当社は、人数的には10名強ほどの少数精鋭であり、個人の意見やアイデアを活かした意思決定を行うことができます。

その一方で、新しいメンバーの加入が必要であることもまた事実です。今後、新たな分野にも進出していくため、知見を持ったメンバーの採用が不可欠となってきます。私たちは新たなメン

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アンラーニングって難しいよねっていう話

アンラーニングって難しいよねっていう話

僕は、人材紹介(ヘッドハンティング)の仕事を7年くらいやっています。

人材紹介の仕事はざっくり↓の2つに分かれます。
①転職したい人の支援をする(転職支援)
②(候補者の意思に関わらず、企業が欲しい人をスカウトする(ヘッドハンティング)

人材紹介と聞いて、多くのイメージするリクルートエージェントさん、マイナビエージェントさんなどは①で、僕がやっている仕事は②の仕事です。

ヘッドハンティング会

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識学を独学で取り入れてからの3ヶ月を振り返ってみる

識学を独学で取り入れてからの3ヶ月を振り返ってみる

僕は、zoffyという創業間もないスカウト・ヘッドハンティング会社で働いています。

創業メンバー以外で、社員が初めて入ったのが2022年1月。
それまでは3名でやっていたので、マネジメント云々など全く考える必要がなかったのですが、1月から社員10名弱、アルバイトさんを入れると20名強の体制に。ちょっと会社っぽくなってきました。

そこで取り入れたのが、この数年話題の『識学』マネジメント。(201

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