見出し画像

聞かれて答えられる?『経済学』ってなんだろう?

「経済学」っていきなり聞かれて、なんのことか説明できますか?

経済学とは、「さまざまな人や組織が、市場でモノやお金を交換し合う行動を、ある仮説をもとにモデル化し、シンプルにかつ理論的に説明する学問」です。

今回は、シリーズ累計50万部突破の「大学4年間の経済学が10時間で学べる」を参考に『経済学』について紹介していきます。

経済学とは?

経済学とは、「さまざまな人や組織が、市場でモノやお金を交換し合う行動を、ある仮説をもとにモデル化し、シンプルにかつ理論的に説明する学問」です。

画像3

◆経済学用語

①さまざまな人や組織=経済主体

②市場でモノ=財、サービス

③お金を交換し合う行動=経済活動

経済学は、人や組織が経済的に合理的な行動をすると考えます。

かんたん説明すると「人は常に正しく損得を計算して行動するだろう」ということになります。

合理的=「一番安い買い物をしたい」


合理的とは、「一番安い買い物をしたい気持ち」を指します。

合理的な行動とは、「ある経済的な目標を達成するために、与えられた制約の中でもっとも望ましい行為を選択する行動」を意味しています。

画像1

たとえば、隣り合わせで2件並んでいるスーパーで、1本100円のニンジンと1本50円のニンジンが売られていれば、だれでも50円のほうを買うと思います。

しかし、100円のスーパーが家の目の前にあって、50円のスーパーは車で片道1時間もかかる遠いところにあったら50円のニンジンを買うために遠出をする人はいないはずです。

普段の買い物でも、わたしたちは自分の使える時間やガソリン代といったお金の制約の中で最も安い買い物をするという選択をしています。

ヒトの行動はインセンティブ(誘因)によって決まる


経済学で重要なキーワードは「インセンティブ(誘因)」で、ヒトの行動は、インセンティブ(誘因)によって決まります。

かんたんに説明すると、ヒトは「お金が欲しいから」行動をします。
ヒトは、インセンティブ(誘因)があると意欲が高まります。

画像2

たとえば、会社からもらえる給料が高くなると、より働こうと意欲が刺激されます。

反対に、会社が残業代をまったく支払わないのに残業を求めてくると意欲は下がります。

ヒトの行動意欲は、お金や得になることが基本になっているのです。

最後に

今回は、シリーズ累計50万部突破の「大学4年間の経済学が10時間で学べる」を参考に『経済学』について紹介しました。

経済学とは、「さまざまな人や組織が、市場でモノやお金を交換し合う行動を、ある仮説をもとにモデル化し、シンプルにかつ理論的に説明する学問」です。

経済学では、「人は常に正しく損得を計算して行動するだろう」と考えられており、「一番安い買い物をしたい気持ち」をもとにさまざまな仮説をして説明しています。

わたしたちは毎日、自分の使える時間やガソリン代といったお金の制約の中で最も安い買い物をするという経済活動をしていたのです。

この記事が参加している募集

スキしてみて

お金について考える

80歳まで生きるとすると、人生の残り日数は3万日です。 40歳だと1万5千日、仕事・睡眠・プライベートの3つで分けると5,000日 プライベートタイムを家事・風呂食事・趣味の3つで分けると1,666日しかありません。 そんな貴重な時間を使って読んで頂き嬉しいです!