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しあわせを実感すると寿命がのびる『セロトニン』とは

TVやネットやゲームなどの技術はすごい進化をしてきましたので、もっと便利になった世界を楽しむために長生きしたいですよね。

健康で長生きするためには、「しあわせを実感すること」が運動の3倍も影響を与えるといいます。

今回は、イリノイ大学のエド名誉教授が発表した、しあわせを実感すると寿命がのびる『セロトニン』について紹介していきます。

しあわせを実感すると寿命がのびる


健康で長生きをするために、運動をすると効果的ときいたことがあると思いますが、じつは運動よりも3倍効果的なのが「しあわせを実感する」ということでした。

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イリノイ大学の心理学部名誉教授エド・ディーナー博士は、人間や動物を対象とした160本以上の研究データを解析し「幸福感」と「寿命」との間に相関があることを発表しました。

わたしたちの幸福感をあらわす物質の名前を『セロトニン』と呼びます。

しあわせホルモン『セロトニン』


セロトニンは、しあわせを感じたときに分泌されるホルモンで別名、しあわせホルモンと呼ばれています。

セロトニンには、精神状態を安定させる働きがあり、質の良い安らかな睡眠にも影響します。

脳内でセロトニンが不足すると、心のバランスが崩れ、焦りや不安や恐怖感に襲われたり、うつ病へつながることがあります。

合成麻薬『MDMA』

セロトニンが不足していて、不安になるなら薬でセロトニンを増やそう!という考え方があります。

うつ病治療のために一時的にセロトニンの分泌を増やす薬を処方することもありますが、さらに効果を高めた薬が『合成麻薬MDMA』なのです。

芸能人が捕まった件で有名な薬ですが、じつはしあわせホルモン薬だったのですね。

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MDMAを使い続けていると、脳内などでセロトニンをつくる能力が下がり、慢性的にセロトニン不足になってしまいます。

MDMAは、しあわせホルモンのドーピングだったのです。

セロトニンは小腸でつくられる


セロトニンは、脳では3%しかつくられません。

セロトニンの90%ちかくは、小腸からつくられるので悪玉菌となる小麦(グルテン)や牛乳(カゼイン)ばかりをとると腸内バランスがくずれてしまいます。

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腸にわるいものをとりすぎて、穴が開いてしまうことをリッキーガット症候群と呼びます。

しあわせホルモンを安定してつくり出すには、ジャンクフードなどを避けて良い食事をすることが重要です。

セロトニンが不足すると


セロトニンが不足すると、精神が不安定になりキレやすく、冷静さを失って悪質な詐欺にもひっかかりやすくなります。

生活に乱れたひとがキレやすいのは、食事や睡眠を犠牲にしているので、セロトニンの分泌が少なくなっていた結果なのです。

セロトニン不足は、あせりや不安を感じ、思考力や判断力が著しく低下するので注意しましょう。

最後に

今回は、イリノイ大学のエド名誉教授が発表した、しあわせを実感すると寿命がのびる『セロトニン』について紹介しました。

イリノイ大学の心理学部名誉教授エド・ディーナー博士は、健康で長生きするためには「しあわせを実感すること」が運動の3倍も影響を与えると発表しました。

しあわせを感じたときに分泌される「セロトニン」は、別名しあわせホルモンと呼ばれていました。

脳内でセロトニンが不足すると、心のバランスが崩れ、焦りや不安や恐怖感に襲われたり、うつ病へつながることがあります。

健康なまま寿命をのばすためには、質の良い食事と睡眠をとり、しあわせホルモンとよばれる「セロトニン」を大事にしましょう。

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