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素敵なnote=文章を書く方々

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内容、あるいは文章が魅力的なnoteを書く人。読み返したいものたち。
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#最近の学び

あたためて、ほどく。その文章はまだ私には書けない

あたためて、ほどく。その文章はまだ私には書けない

素敵なエッセイを読みました。誰のことを傷つけることもなく、気取りもせず、そして読み終えてほっと心をほどいてくれるような文章でした。

そしてそれを読んだ時に私は、ああ、自分にはこれは書けないな。そう思ってしまったんです。

私だって肩肘をはらずに生き様を文章にしたいと思っているし、言葉で誰かを攻撃したいわけではないし、誰かを勇気づけられたらそんなに幸せなことはないんです。

でも、そもそも若造の私

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余裕がない日もあなたの音になりたい

余裕がない日もあなたの音になりたい

初めて会ったのは夏の日。彼女はカラフルな絞り染めのTシャツにデニムのショートパンツという姿でベンチに座っていた。無防備に投げ出された足は程よく日焼けしていて露出が多くても官能的には見えない。あどけなさの残る横顔が追う視線の先には見慣れぬ少年がいて、あぁまた随分かわいらしいお母さんが来ちゃったなと思った。

こういう時の私がとても嫌いだ。仕事が好きだからと結婚話を反故にしたのは自分でしょ、心の中で吐

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「プロの仕事」と「五分の魂」

「プロの仕事」と「五分の魂」

棚橋選手の動きは決して良くなかったです。でもなりふり構わず、文字通り全力を振り絞って闘う姿が胸を打ちました。カッコよくない。だからカッコいい。ついに彼もその領域に来ましたね。

しかし試合後、感動的なマイクで大会を締めた王者・鷹木選手をEVIL選手が背後から襲撃。動画で見ていても会場が一気に静まり返ったのがわかりました。

新日本プロレスは「こうやって客をモヤモヤさせておけば、鷹木がEVILをぶち

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アーティストとKPI : 「最高の結果を出すKPIマネジメント」を読んで、まとめてみた。

アーティストとKPI : 「最高の結果を出すKPIマネジメント」を読んで、まとめてみた。

「KPIって日常的に使ってるけど、本当の意味で理解できてないなぁ...」と思い、尊敬するストラテジックプランナーに相談したところ『最高の結果を出すKPIマネジメント』(中尾隆一郎著)をオススメしてもらったので、その読了アウトプット × アーティストの場合は?ということで、音楽マーケティング視点でnoteにまとめることにしました。

この本、本当に分かりやすくてオススメですのでぜひポチッと!

はじ

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「自分のご機嫌取り」を深堀ろう

「自分のご機嫌取り」を深堀ろう

この1年、自分の習慣が変わった。

自分が所属する組織は、フルリモート体制から早いもので、もうすぐ1年。出社も在宅も自由、家も近いので、自分が一番ご機嫌に過ごせる働き方を割と模索しやすい環境だった。

また、人事という役割上、組織のメンバーがパフォーマンス最大化できる環境ってなんだろうな、と考える機会が人よりちょっとだけ多かったことも功を奏した。

「人間だからこうしたほうがいいかもね」と「自分だ

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