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新卒2年目の知見

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新卒2年目の私が働いていて感じたことを正直に書くコーナー
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長崎という田舎嫌いな私が、1年半で好きになったとあるキッカケ

長崎という田舎嫌いな私が、1年半で好きになったとあるキッカケ

生まれも育ちも、長崎県のわたし。社会人2年目までの23年間、ずーーーっと田舎で暮らしてきた。

周りは山と海に囲まれて、東京みたいに高層ビルがうじゃうじゃある姿なんて、想像できっこない。

SNSで見る流行のスイーツもかわいい洋服も、東京や大阪にはあるのに、長崎にくるのはだいたい3年後。

高校生のころ、友だちと遊ぶときの口ぐせは「長崎って、なーんもない」。

本当は、大学生になるタイミングで県外

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なぜ「新卒フリーランスはやめとけ」と言われるの?新卒2年目の私が伝えたいこと

なぜ「新卒フリーランスはやめとけ」と言われるの?新卒2年目の私が伝えたいこと

社会人を一年と少し、経験した。よく聞く「新卒フリーランスはオススメしない」に納得する。

なぜか?

大学卒業したあとなんて、自分が思っているほどなーーんにも持っていないから。

って考えにいまはなったけれど、大学4年生の夏くらいに「ライターとして一人でやってく!」って考えてた時期があって。

そのとき周囲の大人たちから「新卒で独立ライターもできると思うけれど、あんまりオススメしないなぁ…」とよく

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「書くことを仕事にしたい」って出版社に入ったら、ギャップがあったけど…!

「書くことを仕事にしたい」って出版社に入ったら、ギャップがあったけど…!

「書くことを仕事にしたい!!憧れのあの人みたいな、フリーランスのライターになるんだ!」と意気込んだ2年前。

そのためには、出版社や編集プロダクションなどで経験を積んでいる人が多い、と知って飛び込んだのが、出版社の編集部。

だから会社に入って、"取材してひたすら原稿を書いたらいいんだ"と思っていた。

でも、違った。

どんどんギャップがでてきた。まあ、そんなもんか〜!!!(笑)

だって、正社

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敬語下手っぴな私が、どう乗り越えるか考えた結果

敬語下手っぴな私が、どう乗り越えるか考えた結果

ごめんなさい。本当に、悪気はないんです。

私は敬語が使えない!!!!

敬語が使えない、というか言葉を崩してしまう?なんだろう。自分でもわからない。

とにかく私は敬語が下手くそらしい。認識したのは、大学4年生のとき。

親しい人から「りほが年上の人と会話するとき、たまにタメ口でるからヒヤヒヤする」と言われたのがはじまりだ。

それまで全く気にしていなかった。運良く周囲の人が優しかったからかもし

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会社のエゴに縛られすぎて苦しくなる

会社のエゴに縛られすぎて苦しくなる

仕事をしていると、楽しくないこともある。でも乗り越えなきゃいけないんだろうなと思う。

母に尋ねた。

「今の仕事、楽しい?」

「楽しくなるようにしてる。」

「どうやって?」

「お風呂とかで一日を振り返るんよ。今日楽しく過ごせたかなー?って。それで、楽しくなかったことは、どう楽しくできるか考えるの。苦手だなと思うことは、次からはもうやらないの。」

「え、"やらない"とか選択肢あるの?」

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死んだ魚の目をした30歳にならないで

死んだ魚の目をした30歳にならないで

ぜんぜん仕事を楽しめていない人が、日本中にたくさんいるように思う。

出勤したと思えばゴシップ話をして文句を言って、イライラしている、目に覇気がない……そんな30代の上司が、あなたの周囲にいないだろうか。

でも、彼らがもともと仕事をイヤイヤしていたのかといえば、おそらく違う。

彼らの、大学時代の話をしよう。

大学3年生から就職活動をして「給与はこのくらいで、こんな人たちと働きたい。土日の休み

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世の中が変わらないなら、私が変わる

世の中が変わらないなら、私が変わる

3月に大学を卒業。働き始めて4ヶ月が経った。

大学生のころの私は、世の中の人のためになれば、お金はもらわなくても働きたいと思っていた。最低限生きていければいい、と。

だから、"やりがい"だけを求めて仕事を選んだ。極論、お金はいらないから知識と経験になるものをください、のスタンス。おかげでいま、好きなことを仕事にできている。

でも、4ヶ月働いてみてわかった。

もっとお金がほしい。(正直)

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職場でジーパン履いてもいいよって言われたい人生だった

職場でジーパン履いてもいいよって言われたい人生だった

あぁぁぁ!!面倒くさい!

スーツじゃなくていいけれど、オフィスカジュアルな格好で出社すること。ジーパン、スニーカー、サンダル、露出の多い服は禁止。

急に謝罪しなければならなくなったときのために、ロッカーにパンプスとジャケットを置いててね。

とにかく、クライアント先に失礼がないように。

中学生のとき、「スカートの長さは膝下5センチ!前髪はピンで留める!」と言われていたのを思い出す。

オフィ

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新卒にいきなりリモートワークをさせるべきではない

新卒にいきなりリモートワークをさせるべきではない

4月下旬になり、会社員として働き始めてから半月が経った。そこで1つ、控えめにでも言わせてほしい。

「新卒にリモートワークをさせるべきではない。」

新卒、と一括りにしてしまったけれど、ここではあえて「ガツガツ成長したい新卒」としておく。とりあえず与えられたことをこなして、とくに成長を求めていない新卒には当てはまらないかもしれない。

今まで、多くの人がオフィスに必ず出社しなければいけないことに疑

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今求めることと与えられることが違っても、いつか役に立つときがくるから

今求めることと与えられることが違っても、いつか役に立つときがくるから

新卒で会社に入社して1ヶ月。すごく楽しいからきっと天職なんだと思う。きついことでも「なにくそ!」って頑張れるし、毎日同じようなことをしていると改善したいことが山ほど見えてくるのが面白い。それぐらい充実している。

ただ、1つだけモヤモヤしていることがある。

『何かが物足りない、求めていることと与えられていることが違う』気がするということ。

今の地元で働ける環境は好きだけど、ぶっちゃけ外の世界を

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"正しい取材の方法"を、新卒2ヶ月の編集者が考えてみる

"正しい取材の方法"を、新卒2ヶ月の編集者が考えてみる

私はタウン誌を発行する出版社に務めている。メインの業務内容は、取材や原稿の執筆、企画、軽いデザイン。「The 編集者」のお仕事をしている。

今回は、取材をして思ったことをここに残しておくことにした。右も左もわからない状態の私が学んだことだから、駆け出し取材ライターさんの役に立つかもしれない。

結論から言うと、取材について書かれた本は世にたくさん出回っているけれど、"このやり方が絶対" はないの

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