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死んだ魚の目をした30歳にならないで

ぜんぜん仕事を楽しめていない人が、日本中にたくさんいるように思う。

出勤したと思えばゴシップ話をして文句を言って、イライラしている、目に覇気がない……そんな30代の上司が、あなたの周囲にいないだろうか。

でも、彼らがもともと仕事をイヤイヤしていたのかといえば、おそらく違う。

彼らの、大学時代の話をしよう。

大学3年生から就職活動をして「給与はこのくらいで、こんな人たちと働きたい。土日の休みは絶対にほしい」と理想を描く。

そして、理想の会社から内定をもらったら、入社までワクワクした気持ちで過ごし、大学を卒業する。

4月になって働き始めた。1ヶ月が経つ。半年が経った。

あれ?何かが、違う。

理想の給与は貰っているけれど、好きなものを好きなだけ買うには、もっとお金がほしい。

求めていた人たち、ついていきたいと思った上司のもとで働いているはずなのに、就職活動のころとは違った、腹黒い一面が見えてしまった。

土日休みだと謳っているけれど、働くときもある。べつに、やりたいわけじゃないのに。

違和感がでてきて、仕事がなんとなくつまらなくなって、効率化だけを求めるようになる。

自分の頭で考えようとしなくなって、ついに考えなくなる。新たな刺激が減って、いつの間にか現状に満足できなくなり、文句を言うようになる。

かといって、現状を変えるために必死に動こうとはしない。そしてまた文句を言うだけ。

どんどん目の潤いと、やる気に満ちた輝きがなくなっていく。

こうして、仕事をイヤイヤする30歳が完成するのだ。


っていうのは、あくまで私の想像。

でも、新卒1年目の私が、約6ヶ月はたらいてみての体感だったり、友人と話す間で思うのは、【会社に入る前と実際に入ってからとでは、ギャップを感じる人がかなりいる】こと。

そりゃあ、「今の会社チョーいい!!出合えてよかった!」と何ひとつ違和感なく働いている友人ももちろんいて、それはステキだ。

ここで、会社に入ってからギャップを感じないために、もっとちゃんと就活せろよ!と言いたいわけでもない。仕方がないと思う。

外からWebサイトや、面接官と話した情報だけでは分からないことのほうが多いし、私がまじで、実感しているから。

問題なのは、ギャップを感じたのに、次のアクションを起こさずにそのまま過ごすということ。

だって、誰にでも時間は平等に与えられているのだから、現状を変えることはできるでしょう?

なぜ行動せずに、テキトーな時間をすごしてしまうのだろうか。

これを読んでいる20代会社員のキミへ。

絶対に、死んだ魚の目をした30歳になっちゃダメだよ。

私も前に進むからさ、一緒にがんばろうね。

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