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敬語下手っぴな私が、どう乗り越えるか考えた結果

ごめんなさい。本当に、悪気はないんです。

私は敬語が使えない!!!!

敬語が使えない、というか言葉を崩してしまう?なんだろう。自分でもわからない。

とにかく私は敬語が下手くそらしい。認識したのは、大学4年生のとき。

親しい人から「りほが年上の人と会話するとき、たまにタメ口でるからヒヤヒヤする」と言われたのがはじまりだ。

それまで全く気にしていなかった。運良く周囲の人が優しかったからかもしれない。

そして社会人になってたくさんの大人と関わるようになり、さすがに気を遣うようになった。

今は「承知しました」「かしこまりました」が自然に使えるようになったし、電話口の対応もそれなりにできるようになってきた。上司に「言葉遣いが悪い!」と怒られたことはない。

しかし。

先日、とあるTV番組に出演した。食レポする様子が放映された。そして、また言われた。

「相変わらず半分タメ口炸裂してるね😂」

えええぇ!?嘘だと思った。しっかり敬語で話したと思ったので、意味不明だった。

前よりマシになったと思ったのに。もうどうにでもなれ!という気持ちになった。でも負けないのが私。

「敬語とは?」とGoogleで調べた。

聞き手や話題にのぼっている物事に対する、話し手による対人関係のわきまえ、特に敬意・へりくだりなどの気持を表す言葉づかい。また、そのための特別な言葉。

Oxford languageより

きちんと調べていくと、はるかむかしの小学校で習った通り、敬語は、尊敬語と謙譲語と丁寧語の3つで分けられる。

読んでいたら頭がクラクラしそうだ。

この3つを使い分けできている人は、どのくらいいるのだろうか。「いまはデスマス調で話さねば!」と意識している人は、どのくらいいるのだろうか。

世論調査によると、「改まった場で、ふさわしい言葉遣いができていないことが多い」と感じる人は60%いるらしい。(こんな統計だす日本ってすごいね)

日本人全員に聴いたわけではないから、正確ではないが、敬語をしっかり使えている人は少ないのかもしれない。

「そんじゃあ私も敬語つかえんでいいか!」とは思わない。

敬語をきちんと使えればメリットもある。初対面だと印象がいいし、常識がありそうだと思われるのが世の中。

こないだ訪れたあるホテルでは、全スタッフの言葉遣いが徹底されていて感動した。

やっぱりきちんと勉強するべきだと思った。でも、使わねばいけない状況にならないと「よし、謙譲語や丁寧語について学ぶぞ!」となるのは難しい。それが人間。

そんなこんなで「もういいか〜。でも勉強すべきか、、」と思っていたある日。ほぼ初対面の人と1日ドライブすることがあった。

相手は30代と40代。わたし、23歳。

人生の先輩を目の前に、敬語が使えるのか。嫌な気持ちにさせないようにできるのか。

念の為、先に言っておいた。

「私、悪気ないんですけど、本当に敬語が使えなくて…先に謝ります、ごめんなさい。」

そしたらこう言われた。

「え!いいよ!全然気にしないし!ラフに!」

そう、こんな世界もあるのだ。もうわからない。

どうしたらいいの?

当時の状況が、"ゆるーくドライブ&カメラ初心者の私が、プロカメラマンから教わる会"ってのだったから、許されたのかもしれない。

これが、どっかの社長との会食だったら話は違ったのかもしれない。

でも、今のところそんな機会ないし、今まで運良く怒られることはなかった。

やっぱりどう頑張っても、今のところ「敬語を学び直すぞ!」とはならない。もう下手くそでいい。

だったら、相手への感謝や尊敬の気持ちを忘れないでおきたい。たとえそれが、年上でも年下でも関係なく。

結局、相手に対する気持ちが、口から発する言葉になるとき、相手を気持ちよくさせるか嫌に気にさせるかが変わると思うから。

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