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生きる歓びに手を伸ばすことを考える

生きる歓びに手を伸ばすことを考える

でぃぐにてぃ、吉田真一さんのXより

障害と共に生きる時、
どうやって生きる歓びに手を伸ばしていくか、という議論が必要。

障害の枠組みや医療的ケア児のことを考える時、
この「生きる歓びに手を伸ばす」の議論がいちばんに必要なのに

日本では「リスク回避」が専門である
「医師」
の意見書や診断書が必要になる。

どんどん社会が医療化していく。

必要なのは、医療の社会化なのに。

なぜ医療的ケア児

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“整理整頓役割厳守順番通り”とはみ出す者

“整理整頓役割厳守順番通り”とはみ出す者

大変な時、緊急なときほど
整理整頓、役割厳守、順番通り
が大事!って雰囲気になる

そう、それはそう
わかってる、わかってるんだよ

でも
整理整頓、役割厳守、順番通り
のスキマに落ちる人を
普段からたくさんみている

今はしかたない

って言われておいていかれる
そんな「今」がずーーっと続いてる

大事なのはわかる
整理整頓役割厳守順番通り
とどう向き合うかを考えずにはいられない

みんなを守る

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輪島入りしました。

輪島入りしました。

おはようございます。(1月4日 朝に書きました)

昨夕、輪島入りしました。

輪島市とは深い縁があります。
2105年4月に「みんなの保健室」をのれん分けして中村悦子さんが「みんなの保健室わじま」が起ち上がりました。
2021年6月には、前年に再会した小浦友行先生たちと一緒に「奥能登ごちゃまるクリニック(今のごちゃまるクリニックに繋がる)」を起ち上げました。

まずは仲間の安否確認などしながら、

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この子らが照らしている未来は

この子らが照らしている未来は

この子らが照らしている未来は

不便や不都合があったって

たくさんあったって

仲間とアイデアを集めて笑顔で進んでいけば大丈夫だよ

っていうこと

大丈夫、ってのは

たどり着ける、とか

乗り越えられる、っていう

ゴールのことを言ってるんじゃなくって

楽しいし

ワクワクできるよ。

っていう

プロセスのこと

その壁が

とてつもなく高く感じたとしても

結果は乗り越えられなくても

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こどもまんなか。こども家庭庁の委員会に参加してきました。

こどもまんなか。こども家庭庁の委員会に参加してきました。

7月10日、
こども家庭審議会基本政策部会の
“こども・若者参画及び意見反映専門委員会”
が行われ、参加しました。

委員には高校生や大学生もいて、自分はほぼ最年長。
まさにこども・若者中心。

そして、20代の委員長、土肥さんの進行、
この委員会はこんなふうにしていこう!ってのがまたやさしくて前向きで
・委員全員が対等
・この場をこども・若者の参画のモデルにしていく
・高校生や大学生が分からない

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じゃがいもといったら、肉じゃがかポテサラくらいのもんやろ、と思っている人に、驚きと発見を。と、エミリーは言った。

じゃがいもといったら、肉じゃがかポテサラくらいのもんやろ、と思っている人に、驚きと発見を。と、エミリーは言った。

エミリー。
趣味が高じやすい人だとは濃々思っていたけれど、
旅するポテサラ屋 が、すでに活動中なのだ。

「いもとトマトとブルーベリーのゼリー寄せ」という名前のポテトサラダが、祝日の訪問診療から戻ると、大きな台所のカウンターにそっと置いてあった。

出会ってすぐにこれをつくられたとて「おいおい、これはポテサラじゃないだろう」という感想に安易に到達してしまっていただろうに。
自他共に認めるいも好き、

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「支える」「支えらえる」を分けると楽。混ぜると幸せ。

「支える」「支えらえる」を分けると楽。混ぜると幸せ。

早稲田大学のゼミ
「多様性という衝撃、障害者のリアルに迫る」
に登壇させていただきました。

いただいたテーマ「ちいさな命と社会」に、サブタイトルとして
「医療的ケア児に支えられる社会とは」を付けました。

やはり、伝えたいことの大きなテーマは
支える、支えられる、という 二分された関係性を溶かしていきたい、ということです。

私たちの日々の仕事は、「支える」ことです。
目の前には「支えられる」人

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たくさんのつながりをいただき、それをエネルギーにして、
進んでいきたいと思います。
資本主義で成り立たないなら諦めるしかない、そんな時代に終わりを告げるために。

たくさんのつながりをいただき、それをエネルギーにして、 進んでいきたいと思います。 資本主義で成り立たないなら諦めるしかない、そんな時代に終わりを告げるために。

皆さんのおかげで、目標の300万円を突破しました!!
本当にありがとうございます!!!!
応援とつながりが増えて行くことを、心の底から感謝しています!

医者がクリニックを作る。
土地を買って、立派な建物を建てて、駐車場を確保して。
検査機器を導入して、最先端の医療も受けられる。

医者がクリニックを作る、ってそういうこと。
お金はかかるけど、元は取れるし、儲かる。

そういう地域で、そういう時代

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活動を振り返り、収穫を喜ぶ。いもと供に。

活動を振り返り、収穫を喜ぶ。いもと供に。

ほっちのロッヂ2年目突入、そして新人メンバーを迎えて

久々に、エミリー主宰のいも会が開催されました。

去年はエミリーのおかげで、人生で一番いもをかみしめた一年になったことは先述の通り。
いもとの出会いの記録と、いもにより変わっていく人生を綴ったnoteが、本業のものよりもたくさんスキ!をもらったのでした。

というわけで、もはや、いもについて綴ることも本業の一つなわけです。

今回は、仕事やミ

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紅谷は“こどもホスピス”の設立に反対です。 そして…、こどもホスピスを創りたいとも思っています。

紅谷は“こどもホスピス”の設立に反対です。 そして…、こどもホスピスを創りたいとも思っています。

紅谷は“こどもホスピス”の設立に反対です。

「こども」「ホスピス」という誰かと誰かを分けようとする言葉が二つも入っているから、です。

お正月の親戚の集まりに、赤ちゃんが一人加わった瞬間、雰囲気が変わるじゃないですか。幸せな気持ちになるじゃないですか。
弱っちくて、気が利いた一言も言わない。なのにあいつは、皆を幸せにする。
それが、こどものエネルギーであり、強さです。

自分で飯が食えて、ウンチ

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常に最前線を走るから、聖地。

常に最前線を走るから、聖地。

聖地は静かに過去の伝統の中にある。わけではない。
常に最前線を走るから、聖地なのです。
佐久総合病院グループが新しい退院支援を始めました。
退院支援、っていうと、入院しか上流に見えないから、なんか雰囲気的には違いますが。生活する人間が、当たり前に生活に帰る。それを、生活側の医療チームとシェアして考えていく、当たり前の。でも、どこもできていないアプローチ。

中心に、親友のこまっちゃんこと、 小松

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オレンジ10周年!!〜メンバーに発信したメッセージ〜

オレンジ10周年!!〜メンバーに発信したメッセージ〜

10周年の今日を、皆さんと迎えられることを心から嬉しく思います。

皆さんといっぱい話すことや、ハイタッチすることや、飲み明かすことを妨害するウイルスには「一生恨んでやる」という気持ちで立ち向かいたい気持ちです。笑。今日は本当にみんなで抱き合って大ジョッキで乾杯したい!

オレンジが10周年を迎えることは、僕にとってもとても大きな区切りです。
これまでの医療機関のルールに則らないやり方でチャ

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8年前に夢想した、2年後に来る未来。

8年前に夢想した、2年後に来る未来。

8年前のJIMの特集で、10年後を夢想する、という企画があった。
Facebookの「思い出」機能が思い出させてくれた。

「2023年のプライマリ・ケアを夢想するー新世代の挑戦」という特集で
「在宅ケアを変える地域の力」というタイトルの文章を書いた。

あれから8年、ということはあと2年でその未来がやってくる。

相変わらずの妄想癖だが、2013年1月に書いた「夢想」を読み返してみる。

***

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食選びは人生選び〜世にも奇妙な人生会議、久住昌之さんに会いたい〜

食選びは人生選び〜世にも奇妙な人生会議、久住昌之さんに会いたい〜

世にも奇妙な物語。
その独特な物事のキリトリ方や、少し考えさせられるドラマが好きで、子どもの頃よく見ていた。

印象深い、今でも覚えているストーリーもいくつかある。

その中で、最も強烈に覚えている話が
「夜汽車の男」

男が、夜汽車の中で弁当を食べる。

まぁ、それだけの話。でも、奥が深い。

駅弁を丁寧に、完璧に食べる主人公。
こだわりが光る。

食事の仕方には、西洋式と東洋式の二つのスタイル

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