ORANGE_紅谷浩之

2011年に福井市の在宅医療からスタートした、医療法人オレンジグループ(OrangeMedical&Social Services) 。地域で過ごすみなさんが元気に幸せに暮らしていけるように。生活や人生に伴走したい。ケアラボはこちら → https://carelab.jp/lp

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    マガジン

    • メディア出演・掲載情報

    • オレンジの日々の活動

      オレンジでの日々の活動報告をこちらでもUPしていきたいと思います。

    • ホメパト

      紅谷はオレンジの職場や現場をパトロールします。悪い点を見つけるためではなく、メンバーの頑張りや活躍、ナイスアイデアやそれいいね!を見つけて褒めるため。その名も褒めパトロール、ホメパトです。つまりは仲間の自慢話です。

    • 死生観をアップデートする

      病院では「死」は医療の敗北だった。 地域では「死」は生活の先に必ずあるものだった。 地域や生活の中で医療活動をするようになって「死」の見え方や、捉え方がどんどん変わっていった。 生きてるか死んでるか、なんて誰が見てもはっきりしてる。心電図がピッピッピッピッ、で、ピーーとなった時が、その時。それは何時何分何秒とまではっきりしてるもの。そんな風に思っていたんだけれど、 もっと、死と生の境目は、曖昧なものなのかもしれない、そんなふうに思うようになっていった。そんなマガジン

    • 人生会議

      人生会議、しよう。

    最近の記事

    • 固定された記事

    こんにちは、オレンジです!

    地域で過ごすみなさんが、快適に幸せに暮らしていけるように。 元気な人は、より長く元気に。 体調に不安のある方も、それに上手に付き合いながら快適に。 そんな生活や人生に、医療や福祉の観点から伴走したい。 それがオレンジグループ (Orange Medical&Social Services) の願いです。 オレンジホームケアクリニック(2011〜) 在宅医療専門クリニック@福井市 福井市初の複数医師体制による在宅医療専門クリニックとして誕生したオレンジホームケアクリニック。

      • ザ・ヒューマン(NHK BS1)再放送、4回目。2023年2月8日(水)13時〜

        好評のため、4回目の再放送が決まりました! ぜひ、ご覧いただき、ご感想などいただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いします!

        • コンパッション、では足りない。ふひ〜

          【Dr.コトー映画鑑賞大反省会とコンパッション地獄】 ドクターコトー大好きな中野先生と、映画の振り返りを行う機会を得ました。 中野先生とドクターコトーをきっかけに、コミュニティにおける医療のあり方や佇み方を考える、4時間レベルのイベント。全国からたくさんの参加者が濃厚に語り合いました。 さて、私たちの活動にもつながる気づきを、たくさん得ました。 「共同体的合理性」と「経済的合理性」の違いとバランスについて、中野先生とかなり深められたように思います。 絶妙に双方の合理性

          • 問題があるのは、その人の内側か。外側か。オレンジの椅子職人、松田薫。

            病気は人の内側にある、外側にある生活に悪い影響を与える。だから、病気を治すことで、生活のしづらさを回復させるのだ。 と思い込みすぎているのかもしれない。 その人の持っている状況が、生活のしづらさに直結しているよう見えても 本当にその問題は、その人の内側にあるのか?と問うてみると 意外と、外側にあることも多いです。 呼吸状態の悪さから、気管切開を勧められていた子が 椅子を整えたら、呼吸状態が落ち着きました。 問題は、内側にあるのか、外側にあるのか。 オレンジが椅

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            人は最終的には惑星になる。

            手足が自由に動くことよりも大切なことに気がついた人から、 次第に動くことをやめる。 手足が動くことに気がついた0歳の頃の成長からおよそ100年くらいで迎える、 次の成長段階である。

            有料
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            2022-2023

            2022年も終わっていきますね。 皆さんにとって、この1年はどんな1年だったでしょうか。 「暮らし」は日曜日でもお正月でも継続します。 デパートや遊園地は休むことができても、冷蔵庫やトイレは止まることはできません。 日々の暮らしを支えることでその人の“生きる”を守り、その人の人生を豊かにしていくことを役割としている私たちオレンジグループは、大晦日もお正月も動いています。 今日も、明日も、現場に立つスタッフと、 それを支える全てのスタッフとその家族・仲間を心から尊敬

            小児の在宅医療と小児のACP(人生会議)、看取りの実際

            あいち小児保健医療総合センター主催小児在宅医療研修会「小児の在宅医療と小児ACP・看取りの実際」 2022年12月10日、研修会にてお話ししました。 予定より30分以上の延長になるほど、終了後の質疑もたくさんいただきました! 最近、子どものACPというテーマをよくいただきます。 「こうすればいい」という単純な答えがないテーマなので、毎回うまく伝わるか苦戦しますが、苦悩しながらも諦めずに前に進んでいく様子を伝えられれば、と、 オレンジの考え方や取り組みを、視点を変えな

            メキシコ「死者の日」の祭りに参加して「生」と「死」と「街」のつながりと関係性に想いを馳せる。

            孤独の迷宮 メキシコツアーから戻った私は、オクタビオ・パス(Octavio Paz)の本を手に取ることになった。 ノーベル文学賞を受賞しているメキシコの詩人Octavio Pazが書いたエッセイで「メキシコ人の個性の根底を理解するために必読」とスペイン語で紹介してあるのを見つけた。「EL LABERINTO DE LA SOLEDAD (1950)」、日本語訳「孤独の迷宮ーメキシコの文化と歴史(高山智博・熊谷明子訳) 」をパラパラと読んだ。 それを元にいろいろ調べているう

            死者の日@メキシコ、在宅医として死に向き合ってきた僕が感じる“死”と“生”のエネルギー

            メキシコに来ています。死者の日のお祭りに参加するために。 最も盛大に祝われるという、オアハカ。11月1日、2日にわたって大きなお祭りが行われます。まさに、今年のこの二日間、オアハカに滞在しました。 暑く晴れた日に祭りの熱気、街の風景、色も音も匂いもエネルギーも、渦巻いています。 「死」の祭りですが、「生」を感じることがとても多い時間でした。 やはりとてもつながっているのだな、と。 広場の公衆トイレ(1回4ペソ)の前に屋台があって日本のインスタントラーメンが売ってる。ぼ

            僕の死生観

            「死生観」 「死は敗北」 医師1年目〜3年目。 死なないようにするのが医療。 看取りは医療じゃない、医者として残念な仕事。 死は敗北。「お役に立てず、申し訳ありませんでした」 「大往生」 医師3年目。 大往生って言葉があるのは、医者になるまでは知っていたけど、 病院で働いているうちに忘れてた。 地域医療で目指すはその人らしい大往生。それを支える医療の役割もあった。 やっぱりあった。 「死の扉」 医師4年目。 あぁ、この研修医さんは、死ぬのは壁にぶつかるみたいなもの

            【2022update】スキーが上手になりたいのなら、砂浜よりもゲレンデで練習した方が良い。地域をやりたい看護師は、新卒で地域へいらっしゃい!

            【オレンジ新卒看護師大募集中!】 スキーが上手になりたいのなら、砂浜よりもゲレンデで練習した方が良い。地域をやりたい看護師は、新卒で地域へいらっしゃい! オレンジは、看護師・新卒から大歓迎で大募集中! 最初に生活の現場を経験することはとても大事。 これまで、新卒で入った6人のメンバーの成長っぷりを見てるととても感じます! 病院で医師の指示の範囲内でだけ働くんじゃなく、生活者のニーズを看護師として聴きながらそれを実践できるってとても大事!! 訪問看護ステーションでの

            じゃがいもといったら、肉じゃがかポテサラくらいのもんやろ、と思っている人に、驚きと発見を。と、エミリーは言った。

            エミリー。 趣味が高じやすい人だとは濃々思っていたけれど、 旅するポテサラ屋 が、すでに活動中なのだ。 「いもとトマトとブルーベリーのゼリー寄せ」という名前のポテトサラダが、祝日の訪問診療から戻ると、大きな台所のカウンターにそっと置いてあった。 出会ってすぐにこれをつくられたとて「おいおい、これはポテサラじゃないだろう」という感想に安易に到達してしまっていただろうに。 自他共に認めるいも好き、くらいの人がつくったとて「あぁ、いもが好きなんだね」くらいの他人事だったろうに。

            ザ・ヒューマン(NHK BS1)に出演します。2022年6月25日(土)21時〜

            「病気でもあきらめないで! ▽在宅医・紅谷浩之 子どもたちとドクターGO」こんなタイトルがつきました。半年以上にわたって取材を受けてきまして、本日夜、放送とのことです。 取材を受けながら、結局自分は今何をしているのか。一言で言うと自分は何者なのか。をじっくり考える機会になりました。 これまでの出会いや経験が自分の中にぐるぐると溜まっていて、今、地域と向き合おうとした時に、特に地域のこれからを考えた時に、目の前にいてくれる一番大きな存在が、この子たちなんだな、とも気づきまし

            ALS嘱託殺人 突きつけた課題

            2020年ALS嘱託殺人事件。新聞の取材を受けました。 戻ってきては振り返るためにこちらでも共有しておこうと思います。 医師、患者の伴走者であれ

            病気そのものからくる問題ではなく、「病気・障害のせいで次の感覚刺激に出逢えないことから、後天的感覚障害・生活での不便さ」が追加されていく、という問題。

            子どもの感覚はそれぞれ。 ケアがある子はより敏感さと感覚不足(鈍感、ではなく不足!)が際立ちます。 病気や障害、ケアがあるから、感覚不調は仕方ない。と諦めてしまうと、 感覚不調なせいで、次の新しい課題にぶつかってしまう。 病気そのものからくる問題ではなく、 「病気・障害のせいで次の感覚刺激に出逢えないことからくる、後天的感覚障害・生活での不便さ」が追加されていく、という問題。 ブランコで、遊びたい。 ブランコで揺れる感覚は、なんとも言えない新しい感覚。 平衡感

            10th Asia Pacific Eldercare Innovation Awards 2022 -第10回アジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード2022“ほっちのロッヂ”が最優秀賞を受賞しました!!!!

            【ほっちのロッヂ、アワード受賞!!】 10th Asia Pacific Eldercare Innovation Awards 2022 -第10回アジア太平洋高齢者ケアイノベーションアワード2022 Innovation of the year -Social Engagement Programme 部門 において、 私たちオレンジの2020年から行っているチャレンジ“ほっちのロッヂ”が最優秀賞を受賞しました!!!! 目の前に、高齢者がいたら、医療的ケア児がい