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大勢の列に並ぶのが苦手な人たちを「しかたない」の箱に入れてしまわないように

これまでの災害でも、より「大勢」に対応する(せざるをえない)行政アプローチでは

障害者や高齢者など「少ない」(本当は少なくないのですが)「大勢の列に並べない、並びにくい」人が、漏れ落ちていき、大勢を守るために「しかたない」とされてしまう人たちがいます。

僕らは 現場なので、目の前の一人、が対象なので。そんな人たちと出会っちゃったら動き出すしかないんです。

役割の違いで、行政批判ではありません。

でも、僕らのような目線と役割を持つ人が、これまで以上に必要なのが、超高齢災害なのだな、と今回気づきました。

僕らにとっては
「医療のルール」に乗り切れない人が在宅医療を選択することも多いので
いかに「医療」側が柔軟にその人の暮らしや想いに合わせられるかを試されるのは、日常に近い活動だと感じます。

僕自身、はじめて災害支援の現場にいった熊本地震の時に教わった
「出会った一人にちゃんと支援ができなければ、本当に困っていることも本当に必要なことにも気づけない」
という現場型支援そのものだと感じています。

出会い方、は常に考えていたいですね。
より「大勢」に対応するために作られた「制度」も使っているシーンでは
僕らですら「制度」や「職種」を言い訳にしてしまっていないか、問い直し続けたいです。

その言葉を教えてくれた、戸枝さんとの話・・・


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