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1月1日。輪島の仲間からのLINE一言「助けに来てください」が頭から離れない。オレンジ×能登の記憶と記録①

1月1日の記憶と記録

1月1日16:10、地震発生。

すぐに各拠点スタッフや関わっている患者さんや繋がりのある方たちの安否を確認。

福井、勝山、金沢、軽井沢、各拠点よりひととおり確認できたと連絡、

一人、福井で関わっている医療的ケア児の一家が母の実家である石川県七尾市にいて被災、断水、水が使えない状態、電気はあり、一時車中避難、親戚宅にいるという情報あり。家族は落ち着いていてその子も安定しているとのことから、継続的に連絡を取りあうことに。

地震の少ないインドから来たスタッフたちへの不安対応の連絡も。


1月2日の昼(午前は診療を行うチームもあるため)にグループ内ミーティングを開催することを決めた。


奥能登地域にいる仲間たちが気になる。が、直接の連絡はとれない状況。

SNSでひとまず生きていることを確認できてもそれ以上の情報はなく不安。

1月2日0:17に着信した輪島の仲間からのLINE一言「助けに来てください」が頭から離れない。


写真を見返していたら深夜に撮っていた写真
窓の外に見えた月を撮ったよう。
いても立ってもいられなくても何もできないとき、人は空を見上げるのかもしれない。


ふるさと納税の仕組みを使った、ガバメントクラウドファンディングで、3月現在継続している広域福祉避難所の取り組みへの寄付を募集しています。だんだん忘れられていくことが気になってきています。たまに思い出してくれたら嬉しいです。



R6年能登半島地震へ心よせる方々へ。1/3より医療法人オレンジチームが現地に入り、災害の地における「暮らしの医療」を軸に、在宅医療現場を含むあらゆる方々の暮らしのサポートに尽力しています。このnoteはその様子をアーカイブしていきます。


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