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書くこと

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書くこと/聞くこと/伝えることについて
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#エッセイ

カタルタで書くか

カタルタで書くか

ぼくだけなはずがない。定期で「マンネリ」という輩がやってくるのは。

朝、昼、夜、の一日、そしてその×7日、さらに×4週の中で同じルーティンに囲まれ、「あれ、自分ってロボットだったっけ?」という問いが脳裏をよぎる生活に対して、何かしらの処置をとらなくては、取り込まれるぞ! と危険は感じてるわけなので、その”何かしら”を模索する。

模索してもなかなかにいいアイデアには出くわさないもので、結局、同じ

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オールナイトニッポー0729

オールナイトニッポー0729

水木しげるにちなんで、水・木(曜日)はお休みにしてます。そして、休(み)はQ(uestion)について考えたい日でもあります。

休みの日でもなんとなく予定はあるわけで。とはいえ、午前の会議をすっぽかしてしまい、午後の会議はどっぷりやって、定期でやってくる偏頭痛を察知して夕寝し、起きたらもう日が変わる寸前だった。そんな日。

そのなかで、ひさびさに文章について考えていた。「読みやすい文章とは」「こ

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「続けるために、力を抜くノダ」ーーブログ歴9年で(やっと)気づいた60%ライティング

「続けるために、力を抜くノダ」ーーブログ歴9年で(やっと)気づいた60%ライティング

のまど間にくるたびに、なにかしらのイベントをさせてもらっている。前々回は「カクテルのつくり方」、前回は「日本各地のまちづくり紹介」、そして今回は、「ブログ」をテーマにしたものだった。

ということで、「みんなでブログでカクノダ!」を開催することに。

ウェブで書くというのは、9年近くやってきた(最初は「ameblo」使ってたなあ。黒歴史「mixi」を含んだら10年)。5年目くらいからは、ライターと

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noteを書き続けるために

noteを書き続けるために

今年5月から2~3か月くらいほぼ毎日noteを書いていたけど、気持ちがフッと切れちゃって、しばらく更新が止まっていた。

「書くこと」は”使わないと鍛えられないし衰えるし”の筋肉みたいなもので、noteを続けるに越したことはない。と思っていたにも関わらずに更新が止まったのには、やっぱり理由があったみたい。

おそらく、元々たいして上手くもないくせに、「書くこと」に対して自分のハードルを高く設定しち

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「書ける」の奥にあるもの

「書ける」の奥にあるもの

デザインや映像というのは、できる人とできない人の差がわかりやすい。だからか、その価値はそれができる人口(分母)に左右される気がする。

ただ、「文章」というのは、小学校から国語という授業を通じて学び、大学でのレポート、社会人になってからもメールや資料作成もあるため、日本人であれば、それなりには書くことができてしまう。

それゆえに、「文章が書ける」ということ行為自そのものには価値を感じてもらいにく

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書き進め方にもいろいろある。

書き進め方にもいろいろある。

さて、わかりやすく言えば、ライティングチームとして、一緒にプロジェクトを進めてみている「カクノダ!」。

それぞれが編集・執筆の仕事をするメンバーで集まってはいるけど、お互いに領域が違うので、その視点や技術の共有をしたり、困ったときのセーフティーネット的な”場”にもなっている(かもしれない)。

一人で書き上げられるかもしれない一本の記事を、リサーチ・企画・進行管理・リライトなどをあえて作業分担し

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楽して日記をつけるとき

楽して日記をつけるとき

 システム化しておくと楽っちゃ楽。自分が意識すべき「型」があれば、まずはそれを「守」ることから始めればいい(「破」「離」はそのずっと先に)。

 2年ぶりにほぼ日の日記を再開して、書きやすさを優先するときに、ときどきやってる方法を書き留めておく。

 「文章の設計図をつくる」「ネタはぼんやりとした感情から」ということを書いてきたけど、その最後として、「感情始点の日記の設計図」についてまとめてみたい

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自問自答でネタさがし

自問自答でネタさがし

 文章を書き始める前に、まずは設計図があるといいよね。

 という前回に引き続き、設計(構成)うんぬんの前にある「どうやって書くネタをみつけるか」という話をどうにか書き終えておきたい。

 これは自由研究学会vol.2のときの発表資料になるんだけど、ネタは上記のような分類で意識すればいいとして、今回書き留めておきたいのは、情報よりも情緒に重きがゆく「日記/エッセイ」のネタのみつけ方について。

 

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文章が苦手な人こそ準備したい設計図

文章が苦手な人こそ準備したい設計図

 何事も備えあれば憂いは(少)ない。

 今日、蔦屋に立ち寄ったとき、キョロキョロとせわしない視線でもって店内をうろうろしていると、こんな本を見つけた。

 児童作家・はやみねかおるさんの『めんどうくさがりなきみのための文章教室(飛鳥社)』。

 ライター時代には、こういう書き方の本をよく読んでいたなぁ(結局大事なのはその実践の量なんだけど)、と思いつつ、手に取ってパラパラをめくる。

 書くとき

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”閉じた”メディアだからできること。

”閉じた”メディアだからできること。

ほぼ日日記の2ヵ月目が終えようとしている。

ぼくの場合、「毎日1本」でなく「30日30本」という、自分のなまけ心を考慮した数値設定になっているわけだけど、それもどうにかクリアできそう。

そして、昨日は1年半ぶりに再開したメルマガの配信を終えた。あまり文字数は気にしてなかったが、7000字超くらいになった。「編集」しようという気がない、書いたまんまの「無修正」な文章なので、かなりずさんだった気も

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日記が一年続いたら読み返したい日記

日記が一年続いたら読み返したい日記

日記についての振り返り日記をつけてみよう。

今のところ、約1ヵ月半ほど、ほぼ日で日記をつけることができている。ブログ歴でいえば、9年目くらいになるのだけど、今まで「定期更新する」というのがずっと苦手で、守れて「月1本」とか「週1本」とかくらいだった(もちろん仕事の「書く」とはべつに)。

毎日書けたほうがいいのはわかっていたにもかかわらず、それができていなかったのは、なぜか。おそらく、気合を入れ

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大山と大山崎って一字違いじゃん

大山と大山崎って一字違いじゃん

昨日の夕方、鳥取大山を出発して、日をまたぐ前に大阪着。なんばのホステルで一泊して、朝から京都大山崎へ向かう。ここに移り住んだ友人と会うためであり、中村夫妻がいる大山崎コーヒーロースターズに立ち寄るためであり、願わくば2度目のサントリー山崎蒸留所に行ければと思ったのがあったので。

人がまちを訪れるには「3つの理由」が必要だと思っています。
https://colocal.jp/topics/lif

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ラジオ体操のように。

ラジオ体操のように。

書くことが思い浮かばないときには、だれかのなにかの作品に触れて、自分のなかに思考の渦を起きるように刺激を与えてみる。それから、どう感じたかをワ~っと出そうとすりゃあ、自然と指も動きはじめてくれる。

気持ちにピシャリとはまる言葉を考えるのではなく、吐き出すように。吐き出したあとに整理して、きれいに繕っていけばいい。noteは吐き出すための場所であって、吐き出されたものがきれいでなくてよい。

だっ

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押してダメなら引いてみようかな

押してダメなら引いてみようかな

定期的に書き続けなくちゃねと思ってはいるものの、投稿ページを広げてみたら、「うーーーん、なにを書こうかなぁ」と手が止まってしまうことがほとんど。

上向きに精神があっても、身体はついていかないのが現実なわけで、とはいえ、そんな自分を嘆いているだけでは身体が上に向かっていかないのも事実なわけで。できない自分にクヨクヨしているだけではダメなのだ。

書こうとすると、書けない。あ、押しが強いと、なかなか

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