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小学生でもわかるモノの歴史シリーズ

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一見小難しいように思えることを分解して小学生でもわかるように説明します。
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記事一覧

小学生でもわかる金投資

第1章 金の歴史と金投資について

金は古代エジプトの王や古代ローマの金貨などに使われており、紀元前から人々に愛された金属である。純金はイオン化傾向が高く錆びにくいといった性質を持っている。純金は酸に強い金属であり、純金を溶かすには強酸である王水を使う必要がある。金はその珍しさから価値のある金属と見なされ、金は円でもドルでも換金できる金属である。そのため金は危ないときに値上がりする傾向にあり、有事

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小学生でもわかる入るべき保険について

保険とは何か?

保険とは不幸が起こったときに貰える配当金のことである。

前の記事にも書いたが、もともと保険は不幸の宝くじである。貿易が活発だった大航海時代において商船が沈没してしまうと損害は商船の持ち主が支払う仕組みである。商船の持ち主が支払う負担を減らすためにいつもは保険金を海上保険会社に支払って、商船が沈没した場合は海上保険会社から保険金が貰えるという仕組みである。

カジノのルーレットに

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小学生でもわかる政治の歴史

古代の政治は古代アテネで生まれたとされる。
古代アテネではアテネ市民から選ばれた9人の大統領が政治を行っていた。大統領の任期1年だった。大統領は再任ができなかった。そこで、将軍が活躍するようになった。将軍は大統領同様任期は1年だが再任ができた。というかある人物は15年連続で将軍になっている。

古代ローマでは、もともと1人の王と100人の長老からなる元老院があって元老院は王の諮問機関だった。しかし

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小学生でもわかる重商主義と重農主義の歴史

〇重商主義
貨幣こそ正義(金銀に価値があるため)
貿易には船が必要なので海軍の力が強くなる(シーパワー)
グローバリズム
自由主義的な気質(アメリカの民主党)
関税反対
南蛮貿易
古代ローマの騎士階級(船持ち)

メリット
・より安い原材料を求めて植民地を征服するため, 広大な植民地を支配できる。
・関税がなければ貿易黒字になる。

デメリット
・インフレに弱い。(貨幣は物がないと無価値になる)

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小学生でもわかる船と港

1部. 船について
 船とは水面に浮かんでいて、物や人を積んで運ぶができる乗り物の総称です。
 一般的に、物体の重力は浮力よりも大きければ液体中に沈み、物体の重力が小さければ浮きます。船の場合は上からの水圧(物体の重力に相当)が下からの水圧(浮力に相当)よりも小さければ浮くことができます。
 船は用途によって貿易を行うための商船、侵略したり防衛するための軍艦(自衛隊では護衛艦と言います)、楽しむた

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小学生でもわかる経済の歴史

1部. 物々交換と貨幣の始まり
原始時代の人々は農業や狩りで獲得した物を交換していました。例えば、リンゴ2個につき普通の魚1匹といったように相場を決めていました。しかし、このような方式で行くと片方だけ得をしてもう片方が損をしてしまいます。そこで、人々は大きな魚はリンゴ3個と交換、珍しい種類の魚はリンゴ4個と交換といったように大きさや珍しさで物の価値を決めることにしました。こうすることで、誰も損をし

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小学生でもわかる車輪と馬車と自動車の歴史

自動車の形状の名称はだいたい馬車が語源だったりします。

バギー
馬の数 1頭
車輪の数 2輪
特徴 軽装馬車
語源 虫だらけ(buggy)から

セダン
馬の数 人2人が運ぶ(江戸時代の駕籠に類似)
車輪の数 0輪
特徴 馭者の席(2人)と乗客の席(2人)の仕切りがない
語源 ラテン語の座る(sedere)から

クーペ
馬の数
車輪の数 4輪
特徴 2ドアの2人乗り
語源 フランス語の切る(c

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