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高校を辞めた日は快晴だった
高校を中退した日はすごく晴れていて、穏やかだったことを今でも覚えている。これでようやくモヤモヤした毎日から自由になれたのだと思った。
中学受験をしてそれなりに頑張って入った学校に行けなくなったのは中3の秋頃からで、それが一体何をきっかけに始まったのかはあまり覚えていない。教室に入れなくなって、制服を着られなくなって、徐々に学校に行けなくなっていった。
高校は繋がっていたので進級することはできた
ままならぬ心身との付き合い方
心身ともに言えることなのだけど、何か調子を崩しているなというときに、物理的な環境がストレス因子だったりすることが多いことに最近気付いた。
例えば、今の季節は部屋の湿度がストレス因子になっていることが多い。なんか息がしづらいとか体がだるいとか、とにかくしんどいという時に湿度を確かめてみると、70%台になっていたりする。そこでようやく、この湿度の高さがあるから、今不快になっているんだと気付く。それま
まだ回避したいターン
大体週1で、曜日はランダムで、夜にパニック発作に襲われている。昔から定期的に襲われていることなので、ああまた来たのか、と最初のうちは思える。ただ、とはいえ発作なので、呼吸が上手くできなくなり、ものすごい恐怖に襲われて、このままでは死ぬと確信するところまで、数分のうちに転がり落ちていく。
自分を落ち着かせるためにあらゆる手段をとりながら、「死んじゃう死んじゃう」と何度も言っている。その時に、あ、私
世界で一番安全な場所を作る
ちょっとしたことが積み重なった結果パニックを起こし、その勢いのまま友人宅に逃げ込んだのが11月中旬、30歳になる1週間前ぐらいの頃だった。そこから3ヶ月ぐらい友人宅にお世話になって、ようやくそこを離れても安全な場所が確保できる状態になった。
2022年はとにかく母親との関係について考えることが多かった。何故コミュニケーションが上手くいかないのか分からなくて、それがどんどんひどくなっていった結果、
抱きまくらにしがみつく
もう15年は抱きまくらを抱きしめないと眠れない状態でいる。抱きまくらがない時は、丸めたタオルでも、脱いだ服でもいい、とにかく、何かを掴んでいないと、落ち着いて眠れない。
掴んでいる、というよりは、しがみついている、と言ったほうが状態としては正しいのかもしれない。寝るために電気を消すと、途端に大きな不安に襲われることが多い。その不安に飲み込まれても帰ってこられるように、私は何か自分以外の物にしがみ
かるがも団地『秒で飛びたつハミングバード』で「休む」を取り戻した
かるがも団地の公演を見るのは2回目。しかも今回も配信。理由は、電車の乗り換えをするパワーが今の私にはないから。
劇場に毎週のように通っていた自分からすると考えられないくらい、演劇を劇場で観ていない。電車に乗る元気もなければ、演劇を外で観て家に帰れるぐらいの体力が残っている自信がない。私が演劇を好きなのは、その場でダイレクトにあらゆる感情が受け取れるからなのだけど、今は、その感情を受け取るのではな