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[理解の反転 2]角田さん
ずっと気になっていた出来事や頭の中に鮮やかに残る記憶があって、ある日突然、それまで思い込んでいた自分のその出来事への理解が実は180度違うものだったことに気づく。そんなことが僕には最近起こる。それが自分には衝撃的で、忘れる前に殴り書きのように書くようになった。
角田さん 2023年に書く
僕が学生時代に初めてアルバイトをした喫茶店が、東京の根津にある。この話は、何十年ぶりかで再訪したこの店のな
知覚をもった作品という見方
以前、知覚をもった家具を作品として作っていた。家具は生物ではないが、環世界という視点で作品が世界をどう知覚していたのかを想像すると面白い。
観客とのやりとり、インタラクションを電子的にもつ作品は、私にとって自動で動く道具というイメージだったが、ここ数年、数ヶ月間メンテナンスなしで動くことを要求されたり、その動作をログをとって時系列で眺めることができるようになると、道具とその記録というよりも、ロボ