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オンナの哲学 -ネガティブなアファメーションに負けないで
未来ある1人の若い女性が、不特定多数からの心無い誹謗中傷のために命を落とした。私にはとても他人事とは思えず、辛く思う。
政治家やスポーツ選手といった影響力のある人たちが、すぐに遺憾の意を表明し、正していこうと声をあげてくれた。多くの人がこの出来事について真剣にとらえ、活発に議論されることを期待してやまない。
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直接間接を問わず、悪口を何度も言われたり、それが一度であってもあまりにも
オンナの哲学 -哲学するヒント・星の王子さま(1)子どもの心と大人の思考
世紀を超えるベストセラー「星の王子さま」だが、実は私は大人になるまで読んだことがなかった。子どもの頃、何かの本に「星の王子さま」の一説が書かれてあったのを読んだことがあったが、その時には全く理解できずどうしてこれが名作と言われているのだろう、と不思議に思っていた。
そして子どもの頃に心を殺して生きていた私は、大人になってから、その殺してきた心を少しずつ開放していく過程で、改めてこの本に出会った。
オンナの哲学 -トラウマその2
小さな女の子を褒める言葉って?
かわいいね。お人形さんみたい。
やさしいね。女の子らしいね。
いい子だね。友達と仲良くできるね。
私はこのどれも言ってもらった記憶がない。
私が覚えているのは、「しっかりしてるね」これだけだ。
姉の2年後に生まれた私。
次は男の子だと思っていた父は、男の名前を用意して楽しみに待っていたらしい。でも生まれてきたのは私、女の子だった。
子どもの頃の写真には、ピン
オンナの哲学 -私が生まれた日
誕生日は、誰にとっても特別で大切な日だろう。
親しい人と一緒に祝い、生んでくれた親に感謝するかもしれない。
自分の人生を振り返り、その幸せを改めて実感するのかもしれない。
でも私にとっては長い間、まったく別の意味での特別な日であった。
もう、ずいぶん前のこと。大学を卒業してすぐのことだった。
ゴールデンウイークに入り、誕生日を明日に控えたその夜、私はなぜか胸騒ぎがして、眠れなかった。
そして真
オンナの哲学 -トラウマその1
私が哲学するようになったきっかけのひとつ。
トラウマのひとつについて綴ろうと思う。
数ある中で、まだマシなものを。
学生の頃の彼。
同じ大学で、ごくありふれた出会いで、軽い気持ちで付き合い始めた。
すぐに私たちは、公認の仲良しカップルになった。
彼の、ストレートな愛情表現がとても心地よかった。
言葉でも態度でも、常に私を好きだと言ってくれていた。それを周りの友達に対しても、見せつけるかのように
オンナの哲学 -失ってはならないもの
生きていくうえで、何を失っても守り通したいもの。
私にとってそれは、ピュアなこころ。
そしてそのこころを守るために必要不可欠なもの。
それは知性。
人はとてもピュアなこころをもってこの世に生を受ける。
なのに、大人になるにつれてそれが失われていくことがとても多い。
当たり前であるかのように、残念なことに、とても多い。
けれども決して、自分から進んでそれを手放すわけではないのだ。
誰かを信じて疑
オンナの哲学 -なぜ“オンナの”哲学なのか
男と女は違う生き物。
使い古された表現だが、私にはこれは真実だと思える。
私はこれまで、様々なかたちで様々な人が出した“答え”を参考にしてきたが、私には男性のそれが腑に落ちないことが多かった。“答え”そのものに納得がいかないと言うよりも、“答え”に至るプロセスに共感できなかった、と言ったほうが近いかもしれない。
彼らの語る言葉は、どこか上からものを言っているようだったり、理想論のように思えるこ
オンナの哲学 -はじめまして。
宗教、スピリチュアル、自己啓発、心理学、そして哲学。世の中ではSNSでも本でも何でも、求めればいくらでも生きるヒント、幸せになるヒントを見つけることができる。私もそうして様々なヒントを得てきた1人だ。
多くの先人たちのブログ、動画、書籍からそれらを探しまくり読みまくり、考えまくったおかげで生きづらさは随分和らいだ。それでもまだ知りたい“答え”があり、見つかっていない“答え”もある。
1人ひとり生