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オンナの哲学 -はじめまして。

宗教、スピリチュアル、自己啓発、心理学、そして哲学。世の中ではSNSでも本でも何でも、求めればいくらでも生きるヒント、幸せになるヒントを見つけることができる。私もそうして様々なヒントを得てきた1人だ。

多くの先人たちのブログ、動画、書籍からそれらを探しまくり読みまくり、考えまくったおかげで生きづらさは随分和らいだ。それでもまだ知りたい“答え”があり、見つかっていない“答え”もある。
1人ひとり生きづらさの原因は違うし、生きてきた環境も違えば性格も考え方も違うから、仕方ない。そう思うと同時に、じゃあ私が“答え”を出せばいいんじゃないか?と思った。私と同じように“答え”を探している人で、私の出した“答え”にしっくりくる人がいるかもしれない。

私を助けてくれた多くの皆さんへ、何かをお返しするのは難しいので。
代わりに私と同じように悩み、生きる道を探している誰かのヒントになることで、ご恩返しとさせて下さい。
そのために、私なりの“哲学”を綴っていきます。
意外と探しても見つからない、“オンナの哲学”を。

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私の生きづらさの原因。
いわゆる“アダルトチルドレンだから”ということになろうか。

一見、どこにでもいるフツーの家族で育った。
両親、姉、弟。
陽気な父、控えめな母。不思議ちゃんの姉、優しい弟。
そして家族のうちで1人だけ、やたらとものごとに敏感な私。

そして薄々自分は“おかしい”と思いながら大人になり、それを何とかしたい、と思い至ったのが15年程前だった。

自分の“おかしさ”がわかってから見直した両親は、
よく言えば無邪気、悪く言えば人の気持ちを考えられない父。
よく言えばクール、悪く言えば人に対して無関心な母。
私は両親のどちらからも、望んだような愛情をもらえずに大人になった。
よく聞く“子供の頃の両親からの愛情不足”を原因と仮定して、私の自分探しの旅はスタートした。

そこからの15年の歩みをギュッと要約すると、こんな感じになる。
①両親に対して抱いているネガティブな気持ちを自覚する
 恨み憎み非難する気持ち。罪悪感に阻まれ、これは本当に困難だった。
②両親に対して抱いているネガティブな気持ちを受け入れる
 困難極まりなかった。両親より、自分を悪者にする方がずっと楽。
③ネガティブな想いも含めありのままの自分を受け入れる
 困難、引き続き困難。こんな劣った自分でいいのだろうか。葛藤。
④自分は自分以外の何者にもなれないとあきらめる
 ようやく、肩の力が抜けてきた。だって、仕方がないから。
⑤自分を認める
 辛くて困難な道だったけど、よく頑張った。何とかここまで来られた。

まだまだ道半ばとは言え、随分と生きづらさは楽になっている。
ここに至るまでに得た私なりの答えを、これからご紹介していきたい。

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