マガジンのカバー画像

学びの奮闘記

11
運営しているクリエイター

記事一覧

ビーガンについて調べてみた

背景どこかの記事で「ビーガンと菜食主義は異なる」というような主張を見て、その違いをあまり認識していなかったのでビーガンの人たちの価値観に興味を持ち、ビーガンという生き方という本などを参考に少し調べてみた。

ビーガニズムは「脱搾取」という思想ビーガンは日本語にすると「脱搾取派」と表現され、それはビーガニズム(脱搾取)という思想からきている。何を搾取することを脱するかというと、動物の搾取である。

もっとみる

会議での議論の進め方を変えてみた~参加者の情報整理の仕方に合わせて進行~

最近、開発メンバー同士でのふりかえりの場で「議論の時に一部の人ばかり話していて、何も意見しないメンバーが何人かいるよね」という問題提起が複数回出ていました。

聞かれずとも自分から意見を主張する人もいれば控えめな人もいるので、そこはファシリテーターの人が各自に名指しするなどして参加者一人一人から意見を聞くようにしよう、ということになってある程度は発言量のばらつきが減ってきたのですが、今度は発言の質

もっとみる
自分の価値観・モチベーションを言語化する

自分の価値観・モチベーションを言語化する

「自分のやりたいこと」「人生の目的」などと聞くと、正直胡散臭く感じることがある。なぜなら、「自分のやりたいこと」なんて改めて考えなくても本能的に感じるものだろうし、存在に先立つ「人生の目的」なんてないと思っているからだ。

何にせよ、自然に任せ、特に人生の目的など定義せず、自分の本能に従って生きていれば、それでいいではないか。

一方で、この社会で労働者として生活をしていると、少なくとも今の僕の価

もっとみる

【読書感想】脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか

読書スピードが遅いので最後まで読み切る本はそんなに多くない中で、久々に最後まで読んだ本があったので感想を残します。

読んだ本は、池谷裕二さんと紺野 大地さん共著の「脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか」という本。

元々脳には少し興味があり、過去に池谷裕二さんの本は何冊か読んだことがありました。そんな中で、たまたま本書のことを知り購入しました。

本の要約や目次などは他に

もっとみる

【読書感想】「仕事ができる」とはどういうことか?

先日twitterのタイムラインに流れてきてちょっと気になって読んだのが、「仕事ができる」とはどういうことか? (宝島社新書)だ。数日前に読んでから、今でも思うところがあり、つまりはそれだけ印象深く今の自分にとって何かしら重要な要素が含まれているようなので、簡単に記録を残してみる。

「仕事ができる」状態であれば、きっと仕事が楽しいだろうこの本を手に取ったのは、文字通り「仕事ができる」ようになりた

もっとみる
ダイビングショップの選び方

ダイビングショップの選び方

先日、PADIのオープン・ウォーター・ダイバー・コース(OWD)を受講し、ライセンス(いわゆるCカード)を取得しました。

ライセンスを取得するためにはダイビングショップ(スクール)を選ぶのですが、今回私がライセンスを取得する中で2店舗見学し、ダイビングショップによって費用やサービス内容が全く異なっているのを感じました。また最終的に選んだショップスタッフのお話を聞くと、ダイビングショップはかなり玉

もっとみる

ESGとB-Corp ~持続可能な企業の指標~

不勉強なもので、ESGという言葉と、B-Corpという言葉を、今日NewsPicksで初めて目にしました。

ESGとB-Corpは直接関係する話ではないでのすが、「社会性と環境面でも持続可能な企業の指標」など共通している観点もあり、忘備録として簡単にまとめておきます。

なお時間がある方は、この記事を読むよりも、上記二つのNewsPicks記事を(プレミアム会員登録必要ですが)読むことをお勧めし

もっとみる

「1%の努力」は優しさ溢れる本だった。

「2ちゃんねる」創始者のひろゆきさんの著作「1%の努力」を読みました。

ひろゆきさんの事はあまり知らず、恐らく世の中の多くの方と同じように「論破」で「合理的」なイメージを持っていました。

そのためこの本も、ちょっと冷めた目線で「あなたのその努力無駄ですよ」と詰めるような内容なものかと勝手に思っていました。

しかし実際には、ひろゆきさんが育った赤羽の団地の話を筆頭に、「世の中はお金がなくてもそ

もっとみる

老後に必要なのはお金より思い出~DIE WITH ZERO読書感想文~

みなさん、自分の老後に向けて、貯蓄はしていますか?

漠然と、老後の資金に不安がありませんか?

今日ご紹介するのは、そんな老後の資金に関する本で、題名は「DIE WITH ZERO (ゼロで死ね)」です。

ゼロで死ね、つまり資産を残して死ぬな、資産を使い切って死ね!というのが本書の主張です。

資産を残して死ぬということは、本来その資産を使って出来た様々な体験を経験せずに死ぬということで、勿体

もっとみる

マインドフルネスってなんなんだろう

"マインドフルネス"という言葉は、多くの方が聞いたことがあると思います。グーグルをはじめとする多くの企業が研修で取り入れたり、イギリスの国家プロジェクトとしても採用されたりと、単なる流行の枠を超えて浸透しつつあるように感じます。日本にいてもNHKでも取り上げられたりするなど頻繁に耳にしますし、集中力や記憶力などのIQのみならず、思いやりなどのEQの向上にも役立つというので、生産性の向上に興味がある

もっとみる

読書録:アンチ整理術(森博嗣)

世の中、物を整理整頓することが正しいことで、整理整頓できるべきである、のような考え方が一般的ではないでしょうか。断捨離やミニマリストと言う言葉が流行しているのもそんな背景があるように思います。

かく言う僕もそのタイプで、整理整頓はしたいけど上手いことできずダメだなぁなんて感じたりしていますし、ミニマリストに対し憧れもあります。

一方、著者の森博嗣さんの場合は書斎も工作室も研究室も全て物で溢れ凄

もっとみる