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2024年5月の記事一覧

謎の文芸ZINEの正体が作っている本人にもよくわからないという話。

謎の文芸ZINEの正体が作っている本人にもよくわからないという話。

私はどういうわけだか謎の文芸ZINE『読みたい夜に』というのを作っております。去年の夏くらいから始めました。素敵な著者の皆様にご寄稿頂いて、これまでに四冊出しています。小説、エッセイ、お話と短歌、詩が集まっているA5サイズのちいさな白黒コピーZINEです。

今度の文学フリマに出す最新号はこんな感じです↓

https://note.com/ichiya_bunko/n/n1973cc8c212e

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未完成の文章に共通点。〝出来事オンリー〟に個性なし。

未完成の文章に共通点。〝出来事オンリー〟に個性なし。

僕の仕事には大きなメリットがあります。それは……、

〝未完成〟の原稿・映像を山ほど目にできること。

現在の僕だと週に3本の企画を担当しているので、単純計算で年に144本。途中経過を含めると、その数は何倍にも膨れ上がるでしょう。

長年、それだけの〝未完成〟に触れていると、自然と原因と対策も見えてくるというものです。

今回は、多くの〝未完成〟に共通する〝出来事オンリー〟の文章について書いていき

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エッセイ | 作品は投稿した瞬間に自分だけのものではなくなる。

エッセイ | 作品は投稿した瞬間に自分だけのものではなくなる。

 もう2年近く前のことになるが、「#作者がコントロールできること・できないこと」という記事を書いたことがある。

 なかなか作者が思ったとおりには作品は読まれることがない。もっと作者の作品に込めた思いに耳を傾けたらどうだろう?、という気持ちで書いた。

 だが、どんな作品であっても、それが古典的な地位を占めるような作品であればあるほど、誤読というか、換骨奪胎したような解釈をされるのはやむを得ないの

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書くこと・描くこと

書くこと・描くこと

 最近、「書くこと」と「描くこと」について考えている。
 「書く」も「描く」も同じ「かく」だから、何らかの共通点があるように思う。

 note記事のヘッダーとして使うために、自分でイラストを描いたり、写真を撮ったりしているが、一枚の絵(または写真)のどこを切り取ればいいのか?、と悩むことがある。

 いま、正方形の中に、パジャマ姿の女の子を1人描いてみた。
 この一枚の絵を使って、切り取ったり、

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今、このnoterが面白い!【最新号】

今、このnoterが面白い!【最新号】

はじめに「今、このnoterが面白い!」というマガジンを運営しながら、その中でも特に面白かった4〜5名を毎週紹介している山門文治です。

今週紹介するのは、この4名+1名です。

気になる項目がありますね。
新たなに「推薦枠」というものを設けました。
推薦枠とは、われこそはと思う自分のもしくは誰かの作品を推薦できる制度のことですが、これについてはのちほど紹介します。
「今、このnoterが面白い!

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【小説にも使える】初心者でもできるnoteのSEO対策

【小説にも使える】初心者でもできるnoteのSEO対策

検索上位にかかるようにしたいけれど

好きなように記事を書きたい

こういった方は多いと思います。

そもそも文章のスタイルによってはSEO対策がやりにくいものもあります。

小説とか

そこで今回はジャンルを問わずnote内で初心者でも簡単にできる・手間も少しで済むSEO対策を紹介します。

それでは一つ一つ見ていきます。

関連性のある自分のnoteの記事にリンクさせる見出しの通りですが、とに

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文章にもルックスがある/イケメン・美女的な文章とは?

文章にもルックスがある/イケメン・美女的な文章とは?

街を歩いていると、
数多くのお店や人と遭遇します。

そんな中、
ついつい目を惹かれてしまうお店や人がいる。

華やかな雰囲気であったり、
荘厳で伝統を感じる雰囲気であったり、
最先端をいく奇抜な様相をしていたり・・・

そうやって第一印象によって、
お店や人を選んでいる部分が多いのが
人間の特性の1つ。

そう、筆者は考えています。

では、これをnoteに置き換えてみると
どうなるのか。

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