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経営

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経営者としての仕事を中心に、生々しい情報をみなさまにお届けすることが目的のマガジンです。
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”IoT”は「総合格闘技」的なモノづくり

”IoT”は「総合格闘技」的なモノづくり

ちまたでは”IoT”というバズワードが広まり、モノづくりを知らない方でもなんとなーく知ってますよね。

「モノ」が「ネットワーク」に繋がっている

簡単に言うと、なんてことはないです。昔からありました。家電もゲーム機も結構繋がってますよね。

で、何が画期的かと言うと、今までデータ取れなかった領域までデータが取れるようになったんです。どうやって取るかと言いますと、

各種センサー ✕ 通信 = デ

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責任感と無責任は紙一重

責任感と無責任は紙一重

とあるニュースを見て感じたことです。

ニュースキャスターが感染したとのこと。倦怠感などがあった時も出演していた。

これ、テレビの向こう側”だけ”の話じゃないと思います。

この人を責めたいわけじゃないんです。日本社会に蔓延してるんだろうな、この”責任感”というやつ。

責任感を責めたいわけでもないんです。仕事任せるうえで、とても頼りになる存在だと思います、責任感の強い人は。

何が言いたいのか

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ありたい姿にどう近づけるか。

ありたい姿にどう近づけるか。

私は3年前、2017年5月に現在の会社の代表に就任しましたので、ぼちぼち丸3年になろうとしています。

その当時の状況と今を振り返ってみようと思い、note書いてみようかと。

当社は製造部門と開発部門で全然違う事業展開なので、このnoteには問題児の開発部門について書いてみます。

開発部門はもともとグループ内案件を開発する部隊でしたが、あまり評判が良くなく、赤字垂れ流しでした。そこをテコ入れす

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マーケティングが必要な領域まで事業を深めたい

マーケティングが必要な領域まで事業を深めたい

脳科学者とマーケティング学者が相互に執筆しており、マーケティングを脳科学の観点で論じたり、その脳科学をどう現実の消費者の購買行動とマーケティングを結びつけるか、といった論点で展開しており、とても楽しく読めた。さらっと読んでしまったので、もう一度読もうと思う。

マーケティングをもっと深く知りたい私は今は経営者をしていますが、もともとは会計を軸に経営企画などに携わっていたサラリーマンです。

経営者

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半年後の仕込み

半年後の仕込み

画像は味噌の仕込み。

決して味噌の仕込みをするわけではなく、半年後のビジネスの仕込み。

このご時世、積極的に営業するのも難しく、営業したところで投資に回すかと言えば微妙。

もちろんこの時期だからこそ売れる商材を見つけるってのもありますが、それは一過性であまり得策とは思えない。

なら、半年後を見据えた活動に切り替えたい。いつもは日々に追われていたが、そこを少し視座を変えて、商品開発に舵を切り

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未来に向けて

未来に向けて

新しい取り組みを行うには、未来のどのタイミングでどうなっていたい?ってのが大事だなと思っています。

来年の今頃はどうなってる?半年先は?3ヶ月?1ヶ月後、、、

これってかなり実は頭使うんですよね。明日のことを考えるだけでも頭使います。そのためには、

今を把握して整理する

これは避けて通れないですが、意外とここをきちんとやってないのに、未来の事考えちゃったり。

つくづく思うのですが、ちょっ

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効率の追求とクリエイティブ

効率の追求とクリエイティブ

仕事って面白いですか?

仕事をツマラナイものとして定義した上で、効率性の追求をしてきました。日本の製造業とかって特にそうじゃないですか?サービス業でもマニュアルにまみれてるかと。

これ、悪いことではないです。

仕事=ツマラナイ

という絶対的な定義のもと、少しでも早くツマラナイ時間から解放されたい、というのは人間の欲求に即してますもんね。

私はここの効率性の追求に関してはかなりよくやったな

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ブレない”思考”

ブレない”思考”

私は経営者になって3年、沢山の失敗や過ちを犯しました。その中で一番欲しいのが実はブレない思考なのではと。
時代によって変化するものはもちろんアップデートして行きますが、時代関係なく変わらない思考というものがある。

それは古代の歴史を紐解いてみても明らかですよね。

だったら、みんな一度ぐらいはそれらの書籍に目を通すぐらいはしてるんでしょうし、学べばいいでしょ、と考えると思いますが、そう簡単ではあ

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たった一文字で変わる伝え方の力

たった一文字で変わる伝え方の力

“伝える言葉を選ぶときに、一文字の違いまでこだわっているか”

マネジャーになると、人に発信する機会が多くなります。身近な例を多数挙げられるほど、伝え方一つで部下のやる気は良くも悪くも変わります。

僕は幸いなことに、新卒で入社後専門学校現場で担任としてクラスのマネジメントをしていました。なぜ、幸いと表現したのでしょうか。

それは職場の上司、部下の関係と違い、担任と生徒は利害関係を超越するものだ

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仕事に対する気持ちの変化

仕事に対する気持ちの変化

私はいま43才で、22才から働きだしているので、21年になります。
いろいろな業界で、その都度の業務を多様な上司の元で働いてきました。

ちょっとまとめてみたいなと思います。

22~24才 バンド大学生しながらバンドとレストランやってました。その時のボスはレコート会社出身で自分のレーベルを立ち上げたいという方でした。

私達は路上で演奏していたところをスカウトされ、一緒に働き出しました。
まぁ、

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読書方法の推移

読書方法の推移

学生のころなんて漫画しか読まなかったけど、社会人になり、新しい業務を覚えるたびに本を漁るようになりました。

そのきっかけは、五反田にあるベンチャーに入ったとき。
当時の上司で副社長のM氏に品川区の図書館が便利だと教えてもらい、見事にはまりましたね。暗に勉強しろよって事だったのかもしれませんがw

ネットでも予約できるとか画期的すぎでした。都内の図書館レベル高っ!!

確か五反田TOCの中に出張所

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なぜ工場”IoT”なのか

なぜ工場”IoT”なのか

私はテクノロジー系の会社で代表をしています。
そして、新規事業としてIoT事業を推進しています。

IoTって流行ってるし、それに乗ってるだけじゃないのー?と思われてるかもしれませんね。

IoTってなに?そもそもIoTってなんぞや?って方もいるかもしれません。
"Internet of things"モノのインターネットと呼ばれますが、

製造業について私の親会社が属しているのはエレクトロニクス

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社長就任時の炎上案件話

私は約5年前の2015年6月に入社、今率いている会社を上場企業の部門を独立させる形で子会社化し、3年前の2017年5月、社長に就任しました。入社から2年で社長は異例なのですが、これは私が親会社社長の息子だからです。この子会社の初代社長は私の叔父で親会社の専務でもあったのですが、この叔父がグループを離れることになり、私に白羽の矢が立ったわけです。

子会社立上げはもともと工場だった部門の人間が出来る

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経営の失敗3原則

経営の失敗3原則

なにやら固いタイトルに重苦しい文言。嫌ですねぇ。

そうです、経営の必勝法ではありません。失敗の法則です。

・情報不足 ・慢心 ・思い込み

これは「いつやるの?今でしょ」でおなじにも林修先生がTVで言っていたのをそのまま使わせてもらってます。先生も中国の歴史書を読んでて、この3つにまとまった、というような主旨のことを言ってました。

ちょっといきなり脱線しますが、経営って生き物でして、、規模も

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