記事一覧
春を乞うミルクティー
毎年寒くなる頃にミルクティー用の茶葉を何種類も買い込み、それで寒い季節を越そうという、『アリとキリギリス』のアリみたいなことをしている。
「まだ冬は続くのだから大切に飲もう」と思っていると、いつのまにか「早く飲み切らなければ」と焦るような暑い時期に切り替わっているというのも、毎年恒例だ。
本当は少しずつ買って、なくなった都度買い足せばいいとは分かってはいるのだけど、なぜか行動に移せない。
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餃子にソースのすすめ
「水餃子にはソース」で育った私が小さい頃から我が家では、水餃子にはウスターソースをかけて食べるのが当たり前だった。それがあまり一般的ではないと知ったのは10代になってからだ。
水餃子にソースというと、だいたいは驚かれる。『水餃子 タレ』で検索してもポン酢、醤油、市販のタレが主で、ソースが出てきた試しがない。
でも、一度試してみてほしい。できれば好きになってほしい。
醤油やポン酢ももちろんおい
洗剤を使わずに壁紙のカビを取ってみた
強い洗剤が苦手で、できれば使いたくない。特に塩素系漂白剤。皮膚につくと荒れるし、服につくと色が落ちるし、他にも注意しないといけないことが多いからだ。
それら全てに気をつけることができるなら、私のそそっかしい性格はとっくに直っている。
2023年の暮れ、そんな私でも「これは強い洗剤を使わないとな」と覚悟する事態が起きた。
普段目につかない場所の壁紙に、いかにも頑固そうなカビがびっしりと生えてい
ラム酒入りホットチョコレート
お酒が出てくる歌やダージリンに使われる「紅茶のシャンパン」という表現を早く体感したくて、子どもの頃は大人に憧れていた。当然のことだけど、その頃からお酒は大人の飲み物だった。
▼本筋には関係ないけれど、「お酒」が出てくる私の好きな曲 「大人と子供」矢野まき
大学生の時、初めてお酒を飲んだ。一番最初はきれいな紫色のバイオレットフィズ。どんなに度数が少なくても、甘いジュースみたいな味でも、「お酒だ」
【読書感想文: 料理なんて愛なんて】料理嫌いな私の回顧録
タイトルからして気になっていた、佐々木愛さんの「料理なんて愛なんて」。料理嫌いで「料理は愛情」に振り回される主人公の本音に共感する部分も多く、一気に読み終えた。
この記事を書いている私(南天)の個人的な話になるけれど、私も基本的には料理が嫌いで、「料理は愛情」ではないと思っている。少なくとも、「料理=(イコール)愛情」ではないはずだ。極端な話、夫に出す料理に薬を盛って寿命を縮めようとする妻もいる
【シンプルな暮らし】自分にとってのぴったりを忘れるな
使いこなせなかったり、自分の優先順位やライフスタイルに合わずに手放したモノを、もう一度買ってしまうことがたまにある。
最近では、なぜ捨てたのかをすっかりと忘れて買い直した手帳のテンプレート。手帳に予定や天気、気分を表す顔のアイコンを取り入れて、文字ばかりの中身に遊び心を加えたかった。薄いプラスチックの板のくぼみをなぞると、絵心のない自分でもうまく速く絵やアイコンが描けると思って買ったのだ。
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