南天

シンプルな暮らしを目指している30代。 書いた記事はなるべく消さないよう頑張る。

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犬よ、もうしばらくこの世界を楽しんで

共に暮らす老犬がいる。一時何も口にしなくなり、どんどんやせ細っていったものの、再びよく食べるようになった。これはその時期の出来事や私の感情を書き留めた備忘録だ。 20歳の柴犬と暮らしている。性別はオス。毛色は赤毛だが、人間と同じなのだろうか年を経るにつれてどんどん白くなっている。 生後3ヶ月の頃にうちに来てから20年、特に大きな病気もしてこなかったが確実に老化は進んでいた。 目が見えないため物にぶつかることも多い。嗅覚も鈍くなり、目の前に差し出されたおやつに狙いを定める

    • いつかコーヒーに月を浮かべたい

      月の綺麗な夜にふと聴きたくなる、柴田淳さんの「月光浴」という曲。 曲自体は物悲しい別れの曲なのだが、その歌詞の一文にいつかやってみたいことがある。 『コーヒーに月と星を浮かべて』 主人公はマグカップなどにいれたコーヒーの表面に、夜空に浮かぶ月と星を反射させているのだろう。 自分の部屋の1つしかない小さな窓から綺麗な月が見えた夜、月が映えるように部屋の電気を消して、実際にコーヒーに月を映そうとしたことがある。 しかし、月は確かに窓から見えるのに、中身をこぼさない程度に

      • ぐちゃぐちゃのしわ寄せ

        SDGsの「ジェンダー平等を実現しよう」という項目の中の「お金が支払われない〈中略〉家事などは、お金が支払われる仕事と同じくらい大切な「仕事」であるということを、〈中略〉認めるようにする」 この一文を読んで湧き上がったのは、今更という怒りだった。 約20年前、家事によって家族と私の高校生活がぐちゃぐちゃになった。専業主婦だった母が家事を放棄して仕事を始めたのだ。 「お父さんだって仕事ばかりで家事をしていないでしょう」 仕事をしていれば家事をしなくてもよいのだと主張して。

        • 夏の盛り、ともに暮らしていた柴犬が永眠した。 時を戻してほしいとは言わない。ただ、このまま止まっていてほしい。 時が進むにつれ、犬のいた日々が薄れてしまう。何かを水で薄めるかのように。 秋は一番好きな季節なのに、今年はその気配に怯えている。犬のいたこの夏を過去にしないで。

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        犬よ、もうしばらくこの世界を楽しんで

        • いつかコーヒーに月を浮かべたい

        • ぐちゃぐちゃのしわ寄せ

        • 夏の盛り、ともに暮らしていた柴犬が永眠した。 時を戻してほしいとは言わない。ただ、このまま止まっていてほしい。 時が進むにつれ、犬のいた日々が薄れてしまう。何かを水で薄めるかのように。 秋は一番好きな季節なのに、今年はその気配に怯えている。犬のいたこの夏を過去にしないで。

          市の電子図書館、この暑い中外に出なくていいから重宝してる

          市の電子図書館、この暑い中外に出なくていいから重宝してる

          5月に苗を植えたトマトの今朝(8/2)の収穫分。 デルモンテが販売している「濃いあま」という品種で、名前の通り甘くておいしい。

          5月に苗を植えたトマトの今朝(8/2)の収穫分。 デルモンテが販売している「濃いあま」という品種で、名前の通り甘くておいしい。

          リピートしているリュウジさんの「鶏なす南蛮」

          万人におすすめしたいレシピドラゴンボールに出てくるアイテム「仙豆」がほしい。うろ覚えだが、確か1粒食べれば10日はご飯を食べなくてもよい豆だったはずだ。 いつもそんなことを思いながら家族分のご飯を作っているほど料理が嫌いで苦手な私だが、最近ハマって繰り返し作っているレシピがある。 それが、料理研究家リュウジさんの「鶏なす南蛮」。料理が苦手な人にはもちろん、万人におすすめしたいレシピだ。 おすすめポイント おすすめポイントは4つある。 1.材料がシンプル 鶏肉となすと

          リピートしているリュウジさんの「鶏なす南蛮」

          靴紐のほどけない結び方を覚えた

          靴紐というのはほどけてほしくない時に限ってほどける。 例えば人混みを歩いている時、急がなくてはならない時、両手が荷物でいっぱいの時、他にも数多くの場面で。 傘を差しながら濡れた靴紐を結ばないといけない梅雨の時期は特に憂鬱だ。 私がここ2年ほど履いているスニーカーは買った時についていた靴紐があまりにも短かったので、100均で買った平ゴムのような靴紐に付け替えて使っている。 長さを重視して選んだこの靴紐、ほどけやすいといったらない。 しかしこの梅雨は一度もほどけなかった

          靴紐のほどけない結び方を覚えた

          あずきバーお赤飯を作ってみた

          来たる7月1日は「井村屋あずきバーの日」 そんな話を聞いたもので特にお祝い事はないけれど、あずきバーで赤飯を炊いてみた。(当日は予定があるためフライング) なんとあずきバーを製造してる井村屋さんのホームページに、あずきバーを使った赤飯のレシピが載っているのだ。 普通に食べてもおいしいことは重々承知しているけれど、せっかくの記念日なのだからちょっと変わったものを作りたい。そんな私のニーズにぴったりのレシピ。 甘い仕上がりが予想される赤飯に驚く方もいるかもしれないが、私は

          あずきバーお赤飯を作ってみた

          【家庭菜園】サニーレタスの栽培に成功

          夏の私が勝った。いきなり何の話だと思われていることだろう。 以前リーフレタスの栽培に失敗したことがあり、そのことについて春に以下のような記事を書いた。 要約すると、再びの失敗を恐れて種まきをためらう春の私と、失敗したとしても種をまくべきと主張する夏の私の脳内戦争。 上の記事を書いた後に重い腰を上げ、種をまいて育ててみたところ、つい先日サニーレタスを収穫して食べることができた。夏の私が勝ったのだ。 ちなみに以前栽培に失敗したのはリーフレタスで、この春成功したのはサニーレ

          【家庭菜園】サニーレタスの栽培に成功

          iPhoneで撮った複数の写真を1枚の紙にまとめて印刷する方法

          最初にタイトル通り「iPhoneで撮った複数の写真を1枚の紙にまとめて印刷する方法」の個人的な覚え書きだ。補足すると、使うアプリはiPhoneに元々入っているメモアプリだけで、印刷する紙のサイズはA4。 読んだ方からもっと簡単な方法や便利なアプリを教えていただきたいので、まずは自分のやり方を書いてみようという思いもある。 ちなみにメモアプリだけしか使わないのは私が機械に疎く、iPhoneの細かな機能や自分の目的に合ったアプリを全く把握できていないからだ。アプリは使えばい

          iPhoneで撮った複数の写真を1枚の紙にまとめて印刷する方法

          味噌汁に大葉のすすめ

          汁物に入れる和のスパイス。例えば豚汁に生姜は体が温まるので、冬の定番というご家庭も多いのではないだろうか。 逆に暑さで食欲が落ちてくる時期、私はよく味噌汁に粗みじん切りにした大葉(青じそ)を入れる。味噌汁1人分につき1枚か2枚。シソのさっぱりとした香りが食欲を取り戻してくれるのだ。 「味噌汁に大葉」を初めて知った時は「本当に美味しいの?」と疑っていたのだが、検索すると結構な数のレシピが出てきた。割と一般的なのだろうか。 (私が知らなかっただけで、読んでくれている方にとっ

          味噌汁に大葉のすすめ

          私、シンプルな暮らしを目指している割に文章は全然シンプルじゃない気がする。

          私、シンプルな暮らしを目指している割に文章は全然シンプルじゃない気がする。

          セリアのつけペンセットを買ってみた

          100円ショップSeriaに売っているつけペンセットを買ってみた。ペン先にインクをつけながら書いていくペンだ。 これはつけペンとインクを初めて買った超初心者が、セリアのつけペンでどのくらいの分量が書けるかや書き心地を試し、感想や疑問を思ったままに書いた記事になる。 きっかけつけペンとインクを買ったのは、X(旧Twitter)で色々なインクを使って文字を書いている人たちの投稿を見るようになったからだ。#インク沼、#ガラスペン、#つけペン、#朝活書写などのハッシュタグで投稿さ

          セリアのつけペンセットを買ってみた

          プロフィール画像を紅葉から犬に変えた。画像で私を認識してくれている方がいたら最初は戸惑うかもしれないが、本人も慣れずにnoteを開くたび戸惑っている。

          プロフィール画像を紅葉から犬に変えた。画像で私を認識してくれている方がいたら最初は戸惑うかもしれないが、本人も慣れずにnoteを開くたび戸惑っている。

          リーフレタス栽培を巡る、春と夏の私の争い

          この春こそ、リーフレタスのプランター栽培をもう一度始めたい。 そうは思っているのだけどなかなか始められないのは、一昨年うまく育てられなかったからだ。 ようやく芽が出てきたと喜んでいた矢先、茎がひょろ長く伸びる『徒長』という状態になってしまった。プランターの置き場所や水の量を変えるなど、思いつく限りの工夫しても改善できなかった。 結局最後までひょろっとしていたリーフレタスから採れたのはごくわずかな量。収穫して食べることを楽しみにしていた分、とても残念だった。 「リーフレ

          リーフレタス栽培を巡る、春と夏の私の争い