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にっきのようなもの

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波長のズレを感じるとき

波長のズレを感じるとき

それは突然に訪れるものなのかもしれない。

体調を崩してから、note休みとして書くことから距離を置いて何日か経つ。

しかし、いまだにnoteに対する熱意が戻る気がしていない。心なしか、読むのも書くのも前以上に重たく感じられる。

つぶやき更新だけで何日かつないできたからなのか、まだ本調子でないのか、それとも、前々から不満や違和感として感じていたように、noteと私自身が合わなくなってきたのか。

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前に進み続けるだけがすべてじゃない

前に進み続けるだけがすべてじゃない

最近、これまで続けてきたことのペースを緩める(止める)ことが多くなってきた。

note疲れを感じたり、文章がうまく書けなくなったりしている、このnoteにしてもそうだし、筋トレにしてもそう。

疲れが溜まっているからだろうか。続けるためのエネルギーが枯渇しているのかもしれない。

スランプに陥っている時は、思い切って別のことをやってみるのがいいということは私自身のこれまでの経験からわかっているこ

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その違和感の正体は

その違和感の正体は

会社に行きたくないと思うようになってしまった。

昨夜までは会社に持っていくお昼ご飯も用意して、今日に備えていたというのに、なぜか今朝になって妙に頭がボーッとしている。

朝食も、いつもは食べられる量をボウルに入れたはずが、一口か二口食べただけで「うっ」と胃酸が逆流してくるような違和感があった。少し休んでも食べられる気がしなかったので、もったいないと思いながらも残してしまった。

その、少し休んで

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人生は長い。だからこそ、立ち止まる日も必要。

人生は長い。だからこそ、立ち止まる日も必要。

会社を休んだ。

途中までいつも通りに行ったのはいいけど、乗り換えの時に降り立った駅のホームで、いつも以上の混雑具合に息が詰まってしまった。

「うっ」と気持ち悪くなってしまった私は、改札付近まで避難したものの、次から次へとなだれこんでくる終わらない人の波を前に、とうとう乗り換えの駅の改札を出てしまった。

息が整うまで待っても、体に残る不快感はなかなか引かない。

それに、脳の後ろ半分にかすかな

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秋の空に消えた短い夢

秋の空に消えた短い夢

「短い夢だったかぁ . . . 」

温かく、ドキドキする時間は、秋の風に乗って、移り気な秋の空へと溶けて消えていった。



「今日は楽しかった!ありがとう!」

昼から一緒に出かけて、終電の少し前ぐらいの解散にも関わらず、屈託のない笑顔であなたは嬉しそうに口にした。

「今日はありがとね。着いたらまた連絡して。」

そう口にした私に対して、あなたは頷いた。

駅のホームから電車に乗ったあなた

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そのため息に終わりはあるのか

最近、ため息をつくことが多くなってきた。

朝、昼、晩。

時間帯を問わず、無意識のうちにため息がこぼれる。口から吐くため息に限らず、鼻から息を抜くため息もつく。

『ため息をつくと寿命が縮む』『ため息をつくと幸せが逃げる』という迷信は小さい頃からよく耳にしていた。もしそれが本当なら、今頃私は死んでいるに違いない。そのぐらいため息をついている自覚がある。

しかし、どうしようもないものはどうしよう

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波のようにゆらゆらと

波のようにゆらゆらと

調子が良い時もあれば悪い時もある。

いつも右斜め上に上がり続けるわけではないのが人間。

ある時に上がって、またある時を境に緩やかに下がっていくか、なにかのタイミングでがくっと下がる。そしてまた元に戻っていく。

体の調子が良くない。精神的に追い詰められている。集中を邪魔するなにかが起きてうまく集中できない。壁にぶつかっていてうまくいかなくなってしまった。単純に物事の調子が悪い日。調子が出ない要

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至福の昼寝

至福の昼寝

連休中の昼寝に勝る至福の時間はなかなかないかもしれない。

1日だけの休みとか、連休の最後の日に昼寝をして夕方に目が覚めると、「あぁ、休みが終わってしまう . . . 」と時間を無駄にしたかのような喪失感がついてまわるけど、連休中であればなぜか至福のひと時に感じられるから不思議だ。

次の日も休みだからという安心感があるのもそうだろうし、まだ陽が昇っている間に眠りにつける、普段はできない贅沢ができ

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隙間時間にあえて何もせずに過ごす勇気

隙間時間にあえて何もせずに過ごす勇気

「あっ、しまった。本持ってこなかった...」

電車やバスでの移動時間がそれなりにある時の暇つぶしに本を持っていきたいタイプだけど、今日は準備に追われるあまり、本を忘れてきてしまった。

最近は首を下に向けてスマホばかりいじって過ごす、ということはなるべくしないようにしている。そこで、代わりに隙間時間を久しぶりの読書の時間に充てようかと思ったそばから、本を置いてきてしまったのである。

でも直後に

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駄文続きであったとしても。それでも続けてゆく。

駄文続きであったとしても。それでも続けてゆく。

それでも、続けてゆく。

最近の私は、朝の30分、間に合わない時は家を出てからさらに30分程度の時間で記事を書くチャレンジを続けている。書く予定の記事のテーマとだいたいのアイディアが前日までに浮かべばまだいいけど、そうでなければほぼ即興で書いている。(浮かんでも書けない日はある)

noteを始めた当初から100日目ぐらいまではまだ時間の融通が利いたので、立て込んでいる時でなければ半日ぐらいかけて

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短く、濃く、美しく。

短く、濃く、美しく。

秋の訪れを感じられるようになってきた。

早朝と、夕方から夜にかけては鈴虫やコオロギの鳴き声が聞こえるようになった他、秋の匂いを運ぶ涼しい風も感じられるようになった。

『春』『夏』『秋』『冬』。

どの季節にもそれぞれの良さがあって好きだけど、「一番好きな季節は?」と訊かれたら、私は迷うことなく『秋』と答える。

春と夏が開放感を促す『動の季節』とするなら、秋と冬は哀愁をはじめとする、内側の感情

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なにかを得るために手放す別のなにか

なにかを得るために手放す別のなにか

あるものを手放すことに決めた。

それは"モノ"というより"場所"といったほうがいいかもしれないけど、合わない場所に居続けようとするストレスが、頭痛となって、疲労となって、胃酸となって、時に悪夢となって、幾度となく私に訴えてきた。

もう潮時だろうか。

他の人にとっては「最高」と言えるような場所であっても、私にとっては最悪の、地獄のような場所。

なぜ私だけこうも馴染めないのだろうかとずっと答え

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煙は嫌いなのに煙管に憧れを持つ謎の感覚

煙は嫌いなのに煙管に憧れを持つ謎の感覚

夏といえば『花火』。

花火といえば『浴衣』。

浴衣といえば『和装』。

和装と聞くと、親指と人差し指、そして中指も添えて『煙管(きせる)』を持つ人物像がよぎる。

私は顔に嫌悪の表情が出るほどの大の煙嫌いだ。それは、前に受動喫煙について書いた記事にも表れていると思う。

しかし、不思議なもので、私は煙管に対しての憧れを持っている。

特にこの時代にわざわざ煙管を選んで嗜むとなると、細かいことに

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書くのにものすごいエネルギーが必要な記事がある

書くのにものすごいエネルギーが必要な記事がある

1日ではとても書き切れない記事がある。

文字数で見ると必ずしも超大作というわけではないのに、少し書いたり整理したりするだけで大量のエネルギーを使うのでとても1日で書き切ることができず、下書きに入れながら少しずつ進めていくしかない。そんな記事がある。

私にとっては、だいぶ前に宣言した『フォロー数を0に戻してみた』実験についての記事がそうだ。「この連休を利用して書き終えたい」と思って意気揚々と下書

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