【FIRE資金の作り方】モノ・紙への投資
私はサラリーマンをしながら、20年以上かけてお金の勉強や実践を続けてきました。お金を「稼ぐ」「貯める」「使う」「増やす」「維持する」という目線で、あらゆる書籍熟読やセミナー受講することはもちろんの事、その内容を身に付けるために実践も繰り返してきました。
失敗も多く経験し、一時的には多くのお金も失いました。しかし失敗の都度、改善を繰り返すことで、結果的には億単位の純資産を作り、40代前半でセミリタイア達成することができました。
ここでは20年以上かけて学んだことの中から、FIRE・セミリタイア資金を作るために役に立つ考え方を紹介したいと思います。
今回は、「モノ・紙への投資」です。
モノ・紙への投資とは
投資には大きく3つ種類があります。それは「自分への投資」「モノへの投資」「紙への投資」になります。
前回は「自分への投資」について記載しましたので、今回は「モノへの投資」「紙への投資」です。
「自分への投資」を行った結果、年収が上がった後は、「モノへの投資」「紙への投資」に対象を広げた方が効率的な資産形成が可能になります。
何故なら「自分への投資」でサラリーマンの給料を上昇させたとしても、実は給料だけで資産形成するのは非常に効率が悪いからです。
日本の場合は累進課税と言って、年収が上がれば上がるほど税負担が大きくなってしまいます。
また、投資する順番も大切です。私の経験上、
「自分への投資」⇒「モノへの投資」⇒「紙への投資」の順番が、一番効率良くFIRE資金を貯められると思います。
モノへの投資
「モノへの投資」の具体例としては不動産投資などが挙げられます。
「自分への投資」でベース収益を確保した後は、不動産投資などの「モノへの投資」を行うのがおススメです。
理由は、不動産投資はある程度手法が確立されており、ミドルリスク・ミドルリターンの比較的安定的な投資方法だからです。
また、サラリーマンであれば、サラリーマンの最大のメリットであるその信用力を活かして金融機関から借入を行うことが出来るからです。
これにより元本以上の多額の投資を行うこともできます。
紙への投資
「紙への投資」の具体例的は株式投資、投資信託などがあります。
株式投資には上場している企業の株式を証券取引所で購入する、ベンチャー企業などの非上場企業の株式を購入するというようなものなど様々な種類があります。
一般的には、紙への投資はハイリスクハイリターンの場合が多いです。元本が10倍・100倍になる場合もあれば、倒産して元本がゼロになる場合もあります。
そのため、いきなり紙への投資を始め、全資産を投入するのではなく、自分への投資やモノへの投資により、ある程度の資産形成を行った後に紙へ投資を行った方が、分散投資の効果もあり上手く行くケースが多いです。
まとめ
FIRE・セミリタイア資金を効率的に作るためには、「モノ・紙への投資」があります。
「自分への投資」によって稼いだお金を、まずはレバレッジを効かせて不動産などの「モノへの投資」を行います。
次に、「自分への投資」「モノへの投資」で稼いだお金を「紙への投資」に使うことで効率的にFIRE資金を貯めることが可能となります。
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