【FIRE資金の作り方】新入社員が一番価値は高い(サラリーマン)
私はサラリーマンをしながら、20年以上かけてお金の勉強や実践を続けてきました。お金を「稼ぐ」「貯める」「使う」「増やす」「維持する」という目線で、あらゆる書籍熟読やセミナー受講することはもちろんの事、その内容を身に付けるために実践も繰り返してきました。
失敗も多く経験し、一時的には多くのお金も失いました。しかし失敗の都度、改善を繰り返すことで、結果的には億単位の純資産を作り、40代前半でセミリタイア達成することができました。
ここでは20年以上かけて学んだことの中から、FIRE・セミリタイア資金を作るために役に立つ考え方を紹介したいと思います。
今回は、「サラリーマンは新入社員が一番価値が高い」です。
サラリーマンは新入社員が一番価値が高い
ここで言う価値とは、この先将来的に生み出すお金の合計を意味します。
そして、サラリーマンの中で新入社員が一番価値は高いというのは、この先将来的に稼ぐお金の合計が一番多いのが新入社員と言うことです。
入社すると、会社にもよるかもしれませんが、この先働き続ければ平均的にどれくらいの年収を得られるかが分かると思います。
40歳で年収は〇〇万円、その後40代後半で課長になって〇〇万円、50歳になって部長は無理でも平均的には副部長位にはなって〇〇万円、退職金として〇〇万円。合計して〇〇万円という具合です。
このような状況においては新入社員が一番価値は高くなります。
新入社員から定年退職まで40年あるとすると、新入社員は、この先40年分の給料を得ることができます。入社2年目になると、1年減ってこの先39年分の給料を貰えることになります。入社3年目になると2年減ってこの先38年分の給料となるからです。
FIRE・セミリタイアの資金を効率的に作るためには、この認識を持つことが大切になります。
何故なら、資金を効率的に作るには、この先、生み出すお金をいかに多くするか?を常に考える必要があるからです。
サラリーマンの年収を上げるか?他の収入を得るか?
私の場合、平均的に働いていれば得られる生涯年収をまず把握しました。
次にこの金額をベースにして、FIRE・セミリタイア実現までに、価値を増やすためにはどうすれば良いか?を時点時点で考え、実行してきました。
具体的には、
20代の間は会社の業務に特化しました。理由は以下です。
・将来的にどの世界で生きていく上でも必要なビジネスの基礎を学べる
・特定の業界や分野を一定期間経験することで自分の中に1つの軸(得意分野)を持つことができる
・もしかしたら出世して年収を大きく増やすことができるかもしれない
30代になって、ビジネスの基礎が身につき、自分の中で1つの軸ができました。
一方で、私の場合は、自分のこれまでのキャリアだとそこそこの出世は可能かもしれないが、経営陣までの出世は厳しいことも分かってきました。
そこで、サラリーマンだけでは、FIRE・セミリタイア実現までに、生み出す現金を大幅に増やすのは厳しいため、別の収入源を模索することにしました。
まずは、サラリーマンとしての信用を最大限利用できる(銀行からお金を低金利で借りることができる)不動産投資を始めました。
数年おきにマンション、アパートなどを購入し、資産を拡大しました。
また、30代後半からは、将来的に現金を更に生み出すために、サラリーマン給料と不動産投資による収益を株式投資、オプション投資、FX投資に費やすことにしました。
これらを選んだ理由は、継続的に稼ぐことが出来る仕組み(投資ルール・トレード技術など含)を作ることが出来れば、投下資金次第で利益を拡大することが可能であること。
また、サラリーマンとは違って定年がないため、生み出す現金が基本的にはずっと続くこと(定年のように強制的に終了しない)です。
ただし、この仕組みを作るのは大変でした。最初のうちは1ヶ月で年収の数年分の損失を出したりして大きく資産を減らすこともありました・・・。
その際は相当落ち込みましたが、その後も、失敗→反省→改善→失敗・・・をめげずに繰り返しながら徐々に利益を出せるようになりました。
最終的には、サラリーマン、不動産投資、株式・オプション・FX投資の複業(それ以外にも一部ネットビジネスなどもアリ)を行い、一気に資産を拡大し、40代前半でFIRE・セミリタイア資金を作ることができました。
これも、サラリーマンは新入社員が一番価値は高いという認識を持ち、その時その時で、今何をすれば将来の現金合計が多くなるかを考えることができたためと思います。
まとめ
サラリーマンの中で新入社員が一番価値。つまり、この先将来的に稼ぐお金の合計が一番多いです。
FIRE・セミリタイアの資金を効率的に作るためには、この認識を持った上で、この先、生み出すお金をいかに多くするか?を常に考える必要があります。
つまり、平均的に働いていれば得られる生涯年収を把握し、この金額をベースにして、FIRE・セミリタイア実現までに、これをもっと増やすためにはどうすれば良いか?を時点時点で考えるということです。
サラリーマンとして出世し生涯年収を大きくする方法もありますし、副業・複業などで別収入を得るなど様々な方法があります。
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