マガジンのカバー画像

本質的な文章論

7
「文章を書く」ことに関する沢山の記事のなかでも、小手先のテクニックに終始していない、本質をついていると感じたものをまとめます。
運営しているクリエイター

記事一覧

【突撃!岸田の文ごはん】
田中泰延さんは、仮説を作ってボケ倒す

【突撃!岸田の文ごはん】 田中泰延さんは、仮説を作ってボケ倒す

岸田奈美が、尊敬する人に「うまい文章の書き方」を教えてもらうため、大きなしゃもじを持って突撃する「突撃!岸田の文ごはん」!

今回は、『読みたいことを、書けばいい。』の著者・田中泰延さんに突撃。

※突撃は緊急事態宣言の発令前に実施しました。

ちなみに田中さんのTwitterは、ツイートひとつに込められたパワーワードがものすごい。えげつない。投石機みたい。わたしの春のイチオシはこれ。

そんな田

もっとみる
文章を書く前に、知っておきたい3つのこと

文章を書く前に、知っておきたい3つのこと

コピーライターとして、SNSやブログ、ホームページなど自分のメディアで発信した人、広告やプレスリリースなどを作りたい人、エッセイやコラムを書きたい、ライターとして記事を書く力をつけたいという方向けに、講座や個別指導をしています。

毎月100人以上の人の文章を添削してきて、気づいたこと。文章を書く前に、これは知っておいた方がいいなと思うポイントを3つに絞ってお伝えします。

①人はそんなに読んでい

もっとみる
おもしろい文章は「共感8割、発見2割」

おもしろい文章は「共感8割、発見2割」

「おもしろい文章は、内容がおもしろい」という残酷な事実がある。

 もちろん、表現や言い回し、空気感などでおもしろさを伝えられる人もいる。しかしそれができるのは、作家など一部のプロフェッショナルだけ。下手にマネすると「さむいエッセイスト」みたいになる。

 プロの書き手ではないぼくたちが「おもしろい」と思われる文章を書くためには「内容で勝負する」必要がありそうだ。

 ただ、おもしろいと思われるよ

もっとみる

「読みやすい文章」のたったひとつの条件

「読みやすい文章」ってなんだろう?

ずっと考えていたのですが、それは読み手が「読む速度」と「理解する速度」が一致するものだという答えにたどり着きました。

理解が追いつかない文章だと何度も読むはめになります。一方で、わかりきったことをくどくどと書かれるとイライラしてしまうでしょう。

読みながらスーッと脳に染み込んでいくような文章は「読みやすい」と言えるでしょう。

では「読む速度」と「理解する

もっとみる
ストーリーの文章、ストラクチャーの文章

ストーリーの文章、ストラクチャーの文章

起業家のけんすうさんが、ブログの書き方についてとても興味深いツイートをされていた。

これでハッと書きかけのnoteの下書きを思い出したので、急いでまとめておく。

◇         ◇

編集者がライターを選んだり文章のディレクションをするとき、あるいはライターになろうとする人にも役に立つんじゃないかと思う考え方がある。

それは、文章を
◎ストーリーの文章 
◎ストラクチャーの文章
の2種類

もっとみる
連続ベストセラー作家が教える「伝わる文章の書き方」

連続ベストセラー作家が教える「伝わる文章の書き方」

このnoteは2019年12月24日のvoicyの内容を文字起こししたものです。
voicyの提供:アクイ リエ さん

どうも。キングコングの西野亮廣です。

お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。

今日はですね、
連続ベストセラー作家が教える「伝わる文章の書き方」
というテーマでお話したいと思います。

ネタの強

もっとみる
文章力を鍛える7つのステップ

文章力を鍛える7つのステップ

「文章力を鍛えるのに、おすすめの本はありますか?」と聞かれることがあります。おすすめの本があるかないかと言われると、正直「ありません」。なぜなら、文章力をきたえるには「何を読むか」よりも、「どう読むか」が大切だからです。

この記事では、文章力(特にSNS時代に“読まれる”“心を動かす”文章力)を鍛えるための「読み方」と、それをもとに組み立てた『文章力を鍛える7つのステップ』を解説します。

1.

もっとみる