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小説執筆におけるAIの活用方法・使い方を考察【まとめ】
第170回芥川賞では九段理江さんの「東京都同情塔」が選ばれました。その後、九段さんが記者会見で「生成AIを駆使して書いた」と語り、大きく話題になりました。
SNSでは好意的なコメントがある一方で、「不誠実だ」などの批判的なコメントも。
しかし、「生成AIで作品を書いた」という情報が一人歩きした結果、批判的なコメントが出てきてしまったように感じます。実際は、AIを使ったのは作中に出てくるAIのセ
【140字小説】長月の作品まとめ#春の星々140字小説コンテスト
今回、このコンテストにTwitterから参加しました。
お題は「細」。細いもの、細くできるものってなんだ……そんな安直な考えで小説を書きました。
3つとも自信作ですが、初めての140字小説なのでそんな上手く賞をもらえたりしないよなと思いつつ、少しだけ期待をしたりもしつつ。
でもとりあえず、多くの人が読んでくれたらいいな。
140字小説は初めてだったので新鮮で楽しかったです。noteでたまに
【俳句】昔に詠んだ俳句4つ
「ニシキゴイ」というアプリで投稿したものをそのまま持ってきました。せっかくだからnoteでも見てほしいと思っちゃって。
普段は小説やエッセイを書いています。気になった方はぜひ。俳句もたまには投稿したいなあ。
【短編小説】カプセル型の薬|ポンコツ博士の研究室(#青ブラ文学部)
《約1400文字 / 目安3分》
昼寝をしていたんだと思う。私はソファから起き上がり窓を開けた。小麦色の空の奥から太陽がひょっこり覗いていて、沈みそうでまだ沈まない、この時間帯が愛おしい。
「助手よ、きれいな眺めだね」
気が付くと博士が隣にいた。不意にも私はドキッとしてしまった。博士の顔が、今日はちょっと凛々しく見える。
「博士、なんだかお若くなりました?」
「何を言っているんだ。僕