【エッセイ】考える余裕がないときにどうやって小説を書けばいいんだろう
僕はいま忙しい。疲れた。
なんて言ったら袋叩きにされそうって感じがする。
「私だって忙しい」
「疲れているのはお前だけじゃない」
って聞こえてくる。
だけどここで言っておきたい。
僕は忙しい!疲れた!
ふーー。きもちい。
そしてこういうときって、小説とかエッセイとか何も書けないんですよね。みんなは忙しいとき……どうやって書いているんですか?
いや、時間の問題とかではなくて。別に忙しくても空き時間とかはたくさんあって、書く時間はもちろんあるんですよ。
けれど、考える余裕ってなくないですか?
例えば、明日テストがあるとします。
……いやもう、テストのことで頭いっぱいでしょ!(現にいまの僕がそうであるように)
例えば、来週に気になっている人とのデートがあるとします。
……いやもう、小説とか書いている場合じゃないでしょ! 他の世界のことを考えられる余裕なんて無いでしょ!
プロットとか考えていた数秒後には好きな人のこと考えてしまうでしょーよ(現に去年の僕がそうだったように)。
この現代社会、っていうかいつの時代でも、人間って忙しい。程度は人それぞれだけど、とにかく忙しい人間社会。そんな中、僕はどうやって小説を書けばいいんだろう。
小説を書く作業というのは、考える作業と紙一重で、考えることができなければ小説は書けない。
小説を書きたいんだけど、忙しくて考える余裕がない。だから書けない。
どうすればいいのか。
ここでこの人間社会の忙しさに苛立ってくる。
テスト、これに意味はあるのだろうか。なぜ高校生は11科目もテストをやらされるのか。多すぎである。
デート、これには意味がある。けれどそれ以外のことを考えられなくなるから厄介である。
僕はいま、忙しくて小説を書けないのが悩みなんです。
ところで、なぜ僕はいまこうしてエッセイを書けているのでしょうか。
あー。エッセイって愚痴だけでも完成するな、ということでした。
気が向いたらサポートしてみてください。金欠の僕がよろこびます。