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読書

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主に私が読んだ本の感想や、そこから学んだことを紹介していきます。
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名作は良書なり(10月の読書)

名作は良書なり(10月の読書)

ひさしぶりのnoteです。
読書の秋!ですが今月は割とのんびりと読みました。

今月読んだのは、
〇『若きウェルテルの悩み』ゲーテ
〇『回樹』斜線堂有紀
〇『アイリス』雛倉さりえ
〇『ここでは誰もが嘘をつく』嶋中潤
〇『梅雨物語』貴志祐介
〇『キッチン・セラピー』宇野碧
の6冊です。

名作は何度読んでも良し!10月に読んだ中でも、やっぱり『若きウェルテルの悩み』は特別ですね。
ドイツの大文豪ゲー

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4月の読書(2023年)

4月の読書(2023年)

気づけばゴールデンウィーク後半!
ええ、四月終わっていましたね。
ということで、4月に読んだ本たちです。

4月は合計で9冊でした。
小説が7冊に実用書が2冊。

一番面白かったのは『六人の嘘つきな大学生』4月に読んだ中で断トツにおもしろかったのは、浅倉秋成さんの『六人の嘘つきな大学生』でした。
2021年の作品ですね。
2022年に朝倉秋成さんが出した『俺ではない炎上』も読んだんですよ。
こっち

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3月の読書記録(2023年)

3月の読書記録(2023年)

年度末、すっごくばたばたでした!
転勤していく人たちを送り出し、引継ぎを行い、新しい業務を覚えて。
それでも4月からの勤務が始まれば、あっという間にそれが日常になるんですよね。
4月1日は土曜日ですが、私はさっそくこのあと仕事です。

3月の読書一覧さて、3月は忙しいながら、9冊読めたので満足です。

〇『アイドル 地下にうごめく星』渡辺優
〇『放課後はミステリーとともに』東川篤哉
〇『ギフテッド

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2月の読書記録(2023年)

2月の読書記録(2023年)

もう2023年は2月が終わる!
なにもしないまま1か月が過ぎてしまったような気がしますね。
家族がコロナにかかったこともあって、ほとんど家を出ない月でした。
家を出ないで引きこもった時期が半分なんですが、本はあまり読めず。
家族が動けない分、家事を一人でやってましたし、3月の公募に向けて、執筆に時間を割いていた感じです。

2月に読んだ本さて、そんな2月ですが、読んだ本は7冊。

『作家超サバイバ

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1月の読書記録

1月の読書記録

あっという間に2023年も一か月が過ぎました。
毎年のことですが、1月は気合も十分なので、読書でも、なかなかいいスタートダッシュが切れるんですね。
1月は11冊の本を読ませていただきました!

1月に読んだ11冊読んだ順番に並べていきます。

『クラゲ・アイランドの夜明け』渡辺優
『店長がバカすぎて』早見和真
『カラスが言った』渡辺優
『君の顔では泣けない』君嶋彼方
『信仰』村田沙耶香
『滅びの前

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2023年の目標!

2023年の目標!

2023年になりました。
少し遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
正月から仕事だったため、あまり、
「新年だ! 2023年だー!」
という気持ちでスタートしていないのですが、じわりじわりと新しい年を実感しつつ。

ということで、今年の目標!

〇長編2本、短編3本書く
〇読書100冊
〇歴代本屋大賞受賞作を全部読む

の三本立てです。
一応、小説家志望ってことで、本関係でまとめてみま

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今年読んだ本ベスト5

今年読んだ本ベスト5

2022年もついに大晦日を迎えました。
今年は仕事が忙しくて、ゆっくり読書三昧とはいかなかったけど、89冊の本と出会えて割と楽しかったです。
そんな中で、特に気に入った本を簡単に紹介していきます。

『かがみの孤城』辻村深月

まずは、辻村深月さんの『かがみの孤城』です。
出版されたのは2017年5月11日で、2021年3月5日に文庫版となりました。
2018年の本屋大賞にも選ばれた作品で、私もそ

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【読書】これは一つの人類史!青羽悠『幾千年の声を聞く』

私はだいたい年に80冊~100冊程度小説を読んでいます。
本の選び方は様々で、書店を回って、
「これ気になる!」
って本をジャケ買いするときもあるし、Twitterで読書垢の方々の読了ツイートを見て購入することも。
あとは、なにか賞を取った作品もよく読みます。
新人賞を取った作品を読むことが多く、特に小説すばる新人賞は一気に12作品読みました。

青羽悠さんという小説家

青羽悠さんはそうやって読

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10月の読書記録。

あっという間に10月も終わりになりました。
今月、読了した本は10冊!

『晴れ、時々くらげを呼ぶ』鯨井あめ

『カウントダウン』山本文緒

『屍人荘の殺人』今村昌弘

『茜さす日に嘘を隠して』真下みこと

『不在者 家裁調査官加賀美聡子』松下麻理緒

『夜の道標』芦沢央

『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』黒木渚

『世界の美しさを思い知れ』額賀澪

『夜行』森見登美彦

『サイレント・

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9月の読書

9月の読書

今月はそこそこに読めて8冊でした。
下記は読んだ順です。

『青く滲んだ月の行方』青羽悠

『凪に溺れる』青羽悠

『檸檬先生』珠川こおり

『小説家になって億を稼ごう!』松岡圭祐

『チグリスとユーフラテス』新井素子

『コーリング・ユー』永原皓

『言の葉は、残りて』佐藤雫

『神の悪手』芦沢央

圧倒的におもしろかったのは『神の悪手』

9月に読んだ8冊の中で圧倒的におもしろか

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八月の読書記録!

八月の読書記録!

そういえば最近、読書記録を書いてなかった!
ということで、八月分まとめてです。

『舞姫』森鴎外

『コンクールシェフ!』五十嵐貴久

『さあ、本を出そう!』金川顕教

『青の炎』貴志祐介

『満願』米澤穂信

『イーヴィル・デッド 駄菓子屋ファウストの悪魔』七尾与史

『万事快調(オール・グリーンズ)』波木銅

『medius 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼

以上、8冊となりました。

8月一番面

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【読書】『愛じゃないならこれは何』斜線堂有紀

【読書】『愛じゃないならこれは何』斜線堂有紀

これは、どう考えたって愛です。
しっかり愛です。

久しぶりに読書記録を。
今回は、斜線堂有紀さんの『愛じゃないならこれは何』を読みました。

実はこの方の本を読むのは初めてなんですね。
よく見るYouTubeのほんタメで、けっこう前に、あかりんこと齋藤明里さんが紹介していたので手に取ってみました。

ざっくりしたあらすじ

ミニカーだって一生推してろ

きみの長靴でいいです

愛について語るとき

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【読書】4月の読書記録

【読書】4月の読書記録

今年の4月の読了は8冊でした。
新年度に入って少しばたばたしたけど、そこそこ読むことができて充実した一か月でした。
とはいえ、執筆の方はあまり進まず、プロットを作るだけで終わってしまった。
5月は読書も、執筆もしっかりやっていきたいですね。

『火のないところに煙は』芦沢央 4月1日読了

初めて読んだ芦沢央さんの作品。
タイトルがいいですよね。煙は、で終わっているところとか。
どういう内容か知ら

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作家の2作目の小説を読もう!

作家の2作目の小説を読もう!

いろいろな小説が世に出ていて、作家さんも数多く存在します。

本を読むときって、どうやってその本を選んでいますか。

私の場合、好きな作家さん、有名だったり話題になった小説、いろんな文芸賞の受賞作品といった形で本を手に取ります。

そんな本の選び方ですが、あえて作家の2作目に注目して読む!という選び方をする人もいることを最近知りました。

今日はそんな話です。

読書家の後輩私の職場には、読書家の

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