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半生の記録と記憶

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今まで生きてきた記録、感じたこと。表に出せなかった思い。蓋をしてきたこと。
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#記憶

復学後の大学生生活 学生相談室でのカウンセリングとカウンセラー①

復学後の大学生生活 学生相談室でのカウンセリングとカウンセラー①

大学に戻ることを決めて、そこからは、2回目の大学一年生をやり直すことになる。

それからの学生生活は、概ね、大学4年の就職活動までは、大きな支障はなく、大学生生活をわりあいと謳歌できたような記憶だ。

今でも大学時代はよかったな、自分の中でいい思い出としての記憶で残っている。

復学して、そこからもカウンセリングは継続して行なっていた。

本来、というか今考えると、当初学生相談室の扉を開いた理由で

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小学校1年生の2学期〜 ① 引っ越し

小学校1年生の2学期〜 ① 引っ越し

小学校1年の二学期になる前、幼き日の自分に、そして今の自分に未だに影響を与えていると思われる出来事があった。

それは、それまで住んでいた会社の社宅の団地から、今現在も住む実家の一戸建てへの引っ越しだ。

それに伴って、入学したばかりの小学校を一学期通っただけで転校、父方の祖父母との同居…と、当時はなんの疑問もなく、またそのことをどう感じていたのか思い出せないのだけれど、今振り返ってみると、とても

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小学校入学

小学校入学

幼稚園を卒業して、地元の小学校に入学する。

この小学校は、一学期しか通ってないからよく覚えていない。

ロープにつかまって、滑車でターザンみたいに進んでいく遊具があったのが印象に残っている。

学校に行くのが嫌だった記憶も、学校で嫌なことがあった記憶も特にない。さすがに一学期しか通ってないので、記憶がほとんどない。

でも、記憶がないくらい、目立った不適合や苦しみもなかったのだろう。

このあと

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幼稚園時代〜後編

幼稚園時代〜後編

幼稚園生時代の1番大きな思い出は、Kちゃんとの間で起こったある出来事だ。

この事件は今でもずっと覚えていて、あのとき、なんでこうしてくれなかった…という親への想いが未だに消えない。

それは、こんな事件だった。

Kちゃんは、同じ団地に住む、一個下の男の子だった。毎日のように一緒に遊ぶ仲で、その日も一緒に遊んでいた。

その日の遊びの内容は、水を含んだ泥んこ遊びだった。

泥んこ遊びが伯仲してく

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幼稚園時代〜前編

幼稚園時代〜前編

幼稚園時代のこと。
どんな幼稚園児だったか振り返ってみると、これといって大きな変わったところのない、ごく普通の子だった気がします。

遊ぶ時は、団地の原っぱで虫を取ったりするのが好きで、あとは、キャプテン翼世代で、団地の駐車場で団地の子らと、サッカーもしていた記憶があります。外でも遊ぶし、買ってもらった落書き帳がいっぱいになるまで、落書きしたり絵を描いたりもしていました。

ただ、兄と遊んだ記憶や

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1番古い記憶〜幼稚園に上がるまで

生まれて一番古い記憶は、幼稚園に上がる前、推定3歳頃の記憶だ。

その頃は都心近郊の父親の会社の団地に住んでいた。

その前、生まれてから団地に入るまでは、父親の仕事の関係で今も住んでいる県の山の方で暮らしていたらしい。記憶はまったくないけれど。

その、一番古い記憶は、ほとんど朧げだけれど、団地の友達の家と思われるところで、なにか遊んでいるらしい記憶だ。

昔はもっと情報量が多く覚えていた気がす

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