ふありの書斎

ハートフルストーリーが好きです。優しい気持ち、笑顔になれるような作品を目指しています。…

ふありの書斎

ハートフルストーリーが好きです。優しい気持ち、笑顔になれるような作品を目指しています。エッセイや、詩的なものも、時折綴っています。ミルクティー好きで、心の病を抱えながら、通院と投薬で己を保っています。明日海りおさん主演の、アリスの恋人、ハンナのお花屋さんが大好きです🐰💐

マガジン

  • ふありの詩集

    今の感情を言葉に変換しました。拙い作品ですが、読んで頂けると嬉しいです。 もともと、自分の柄ではないと考えていますが、湧き上がる感情をシンプルに、無駄な装飾を削ぎ落として紡いでみました。 宜しくお願いします🐰

  • リハビリ作品 Make a With(願い事)掲載中🩷

    現在、ゆる〜りと執筆している小説です。少女小説の王道的なストーリー。 女子高生の莉々那と、突然現れた美少年稀との、淡い恋物語になります。

  • 【創作】真冬のその先に《休止中》

    冬の季節に書きましたが、体調を崩してしまい、まだ未完成です。作者としましては大変お気に入りです。 因みに、扉絵のイラストは、月猫ゆめや様よりお借りしました。美麗です✨

  • ふわふわ《休止中》

    noteを始めて、最初の少女小説です。只今、休止中。 昔読んだ少女漫画がモデルになっております。 イラストは、どんむ様のイラストをお借りしました✨

  • ふありの散文その他

    ふありが、その時々に思った事、感じた事を書き留めた散文…

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固定された記事

どこまでなら許される?

はじめましての方、改めましての方、こんにちは。ふありの書斎へようこそ。 最初に、この記事のタイトルに興味を持って下さった方々、もしかしたらあなたが抱いているイメ…

ふありの書斎
3か月前
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詩∶献身と貞淑

貴方の瞳にわたしは映らない 声をかけても聴こえていない ただ 固まった虚ろな表情で どこかを見ている 見捨てることは 簡単だ でも 貴方が動いていた時の 幸せな思…

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2時間前
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詩∶タイミング

あのときも 今も 物事に挑戦するのに 『遅い』 なんてタイミング 無かったんだよね ご拝読有難うございました。 ふありの書斎

ふありの書斎
15時間前
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ふありのリハビリ作品 act.9

Make a Wish(願い事) こちらの作品はマガジンを作成しています。ご興味を持たれた方、途中参加の方などは、そちらから入って頂くと読みやすいかと思われます。 #9 、紅王…

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詩:あなたの様に

いつも思うの 誰からも好かれて 大切にされて あなたのまわりは 自然と人が集う 沢山の笑顔があふれる ずっと  羨ましくて ずっと ずっと あなたの様に なりたかった ご…

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続∶バラの指輪

 午後の休憩時間に、カフェ・テラスでお昼を食べていたら、奏多くんが、息を切らして現れた。 「走ってきたの?」 私が、何気なく訊くと、彼は端整な顔を紅潮させて、 「…

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詩∶野に咲く花

花屋のディスプレーに飾られた 美しく装飾された花よりも 野に咲く花のほうが 健気で 何倍も美しい だって 誰の手にも頼ることなく 独りでに咲く花は どんな花より…

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詩∶神託

わたした達は  産声を上げた時 人生の役目を担う それを 全うする 他の誰にも適えられない 自分だけの運命 ご拝読有難うございました。 ふありの書斎

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詩:さよならの朝

さよならを告げた朝 涙は出なかった 朝の空気が澄み渡り 不思議なくらい清々としていた 昨日の夜まで あんなにも別離を告げる そのことに後悔しないだろうかと 悩ん…

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【詩と叙情詩】

物事に正解はない。 ただ、必要なルールというものも『詩』を書くうえで、守らなければいけない。 わたしの『詩』は、無駄な装飾を省き、シンプルで読み易い、優しい言葉…

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詩∶妖精プリエ

いらっしゃいませ 当店のご利用は 初めてですか? わたくし 店主のプリエといいます 妖精をお求めですか? はい 当店の妖精は大変繊細な心で 扱いが雑になると壊れ…

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アリスはまたまた迷い込んだ 地下洞窟の迷宮 ここには昔 天使の歌声を持つ歌姫が住んでいた 歌姫を育てた洞窟の怪人と共に 怪人の顔は見る者を戦慄させる醜い顔 けれ…

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小説 :バラの指輪    

わたしはバラの指輪の守護天使。 これからお話するのは、バラの指輪にまつわる愛のお話。 ※バラの花言葉……深い愛情、嫉妬…… 「…このリングはなに?」 一日の仕事を…

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皆は 私の姿を見ると 怖がり逃げていく 見かけに惑わされないで 私だって 皆と同じ 優しい心 慈しむ心を持っている 見かけに惑わされないで 私には 誰かを愛する…

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教会に咲く花々

ご訪問有難うございます。 ふありの書斎へようこそ。 今回は、ふありの体験談です。 お時間のある時に読んで頂ければ幸いです。 わたしが、10代の頃に通った、通信制の…

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詩∶メッセージボトル

海辺を歩くと 砂粒に紛れて 妖精からの 言霊 この先も 苦しいこと 悲しいこと 沢山あるけど 神様は 乗り越えられない試練なんて 与えないから だから 大丈夫 今 歩む道…

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どこまでなら許される?

どこまでなら許される?

はじめましての方、改めましての方、こんにちは。ふありの書斎へようこそ。

最初に、この記事のタイトルに興味を持って下さった方々、もしかしたらあなたが抱いているイメージ内容と、酷く異なる内容かもしれません。
けれど…この言葉は好きではないのですが、表面をサッと触れる感覚で読んで頂ければ幸いです。

現在、わたしは心の病を抱えています。
そして、病と並行するかのように、中学時代から個人活動で、物語創作

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詩∶献身と貞淑

詩∶献身と貞淑

貴方の瞳にわたしは映らない
声をかけても聴こえていない

ただ 固まった虚ろな表情で
どこかを見ている

見捨てることは 簡単だ

でも 貴方が動いていた時の
幸せな思い出があるから

わたしの命がある限り
貴方をお護りします

動けない身体だとしても
わたしにも分かる

貴方が 生きている証明
心臓だけは トクトクと

鼓動しているんだもの

だから

一生涯 

貴方に尽くします

ご拝読有難

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詩∶タイミング

詩∶タイミング

あのときも

今も

物事に挑戦するのに

『遅い』

なんてタイミング

無かったんだよね

ご拝読有難うございました。

ふありの書斎

ふありのリハビリ作品 act.9

ふありのリハビリ作品 act.9

Make a Wish(願い事)

こちらの作品はマガジンを作成しています。ご興味を持たれた方、途中参加の方などは、そちらから入って頂くと読みやすいかと思われます。
#9 、紅王子稀の過去

学校の屋上で、あたしは壁にもたれ、足を投げ出して座っていた。その太股の上に稀くんが頭を乗せ、くの字になってあたしの三つ編みをほどき、
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と、苦笑いしている。
「…ねえ、莉々、王子様

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詩:あなたの様に

詩:あなたの様に

いつも思うの
誰からも好かれて
大切にされて
あなたのまわりは
自然と人が集う
沢山の笑顔があふれる
ずっと 
羨ましくて
ずっと
ずっと
あなたの様に
なりたかった

ご拝読有難うございました。

ふありの書斎

続∶バラの指輪

続∶バラの指輪

 午後の休憩時間に、カフェ・テラスでお昼を食べていたら、奏多くんが、息を切らして現れた。
「走ってきたの?」
私が、何気なく訊くと、彼は端整な顔を紅潮させて、
「寧々さんに会いたくて…来てしまいました」
奏多くんは、照れ隠しも兼ねて、風でボサボサになった黒髪を整えつつ、
「前、座って良いですか?」
と、確認するので、私は頷いた。
「…午前中に伺ったときも思ったんだけど、寧々さん…なにか愁いを感じる

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詩∶野に咲く花

詩∶野に咲く花

花屋のディスプレーに飾られた

美しく装飾された花よりも

野に咲く花のほうが

健気で 何倍も美しい

だって

誰の手にも頼ることなく

独りでに咲く花は

どんな花よりも

尊いから

ご拝読有り難うございました。

ふありの書斎

詩∶神託

詩∶神託

わたした達は 

産声を上げた時

人生の役目を担う

それを 全うする

他の誰にも適えられない

自分だけの運命

ご拝読有難うございました。

ふありの書斎

詩:さよならの朝

詩:さよならの朝

さよならを告げた朝

涙は出なかった

朝の空気が澄み渡り

不思議なくらい清々としていた

昨日の夜まで

あんなにも別離を告げる

そのことに後悔しないだろうかと

悩んだあげくの末

それでも さよならを

告げる決心をした

さよなら

今までありがとう

ご拝読有難うございました。

ふありの書斎

【詩と叙情詩】

【詩と叙情詩】

物事に正解はない。
ただ、必要なルールというものも『詩』を書くうえで、守らなければいけない。

わたしの『詩』は、無駄な装飾を省き、シンプルで読み易い、優しい言葉を伝えようと思っている。

そして又、『詩』は机に向かって、書くぞ!と、意気込んで綴るものでもない。

その時その時、心の奥から湧き上がる感情を、忘れないようにnoteに留めている。

それでも、『詩』を書きたいけど、なにも浮かばない場合

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詩∶妖精プリエ

詩∶妖精プリエ

いらっしゃいませ

当店のご利用は 初めてですか?

わたくし 店主のプリエといいます

妖精をお求めですか?

はい

当店の妖精は大変繊細な心で

扱いが雑になると壊れてしまいます

妖精は

御主人様の心を汲み取り

そっと歌を紡ぐ『癒やし』でございます

さて お客様にお薦めしたい妖精は

こちらのプリエットでございます

はい

お言葉の通り わたくしの姉妹でございます

妖精はお客様の

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詩∶地下洞窟のアリス

詩∶地下洞窟のアリス

アリスはまたまた迷い込んだ

地下洞窟の迷宮

ここには昔

天使の歌声を持つ歌姫が住んでいた

歌姫を育てた洞窟の怪人と共に

怪人の顔は見る者を戦慄させる醜い顔

けれど 歌姫は怪人の顔は

美しいと思っていた

その顔の奥に隠された

純粋で美しい心を

見抜いていたから

今はもう二人の姿のない

地下洞窟でアリスは発見する

歌姫と怪人の生きた証

歌姫の美声

怪人の奏でるピアノの調べ

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小説 :バラの指輪    

小説 :バラの指輪    

わたしはバラの指輪の守護天使。
これからお話するのは、バラの指輪にまつわる愛のお話。

※バラの花言葉……深い愛情、嫉妬……

「…このリングはなに?」
一日の仕事を終え、自宅のアパートまでの帰り道、私は眸の前に突然現れた、この世の者とは思えない美しい女性に声をかけられた。
白銀のふわっとした髪と、聡明さを感じるブラウンの眸。肌は白く、どことなくか弱げに感じたが、芯は強そうな美人に、
『手を出して

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詩∶天使の心・悪魔の容姿

詩∶天使の心・悪魔の容姿

皆は

私の姿を見ると

怖がり逃げていく

見かけに惑わされないで

私だって 皆と同じ

優しい心 慈しむ心を持っている

見かけに惑わされないで

私には

誰かを愛する心もあるの

なにか善で

なにが悪か

姿形で決めつけないで

ご拝読有り難うございました。

ふありの書斎

教会に咲く花々

教会に咲く花々

ご訪問有難うございます。

ふありの書斎へようこそ。

今回は、ふありの体験談です。

お時間のある時に読んで頂ければ幸いです。

わたしが、10代の頃に通った、通信制の高校のすぐ真向かいに、その教会がありました⛪

わたしは、10代の半ば辺りから、ずっと聖母マリア様に憧れていました。

授業がある日は、教会の直ぐ側まで行き掲示板に貼られたコメントなどを読み、教会に入ってみたい…お祈りをしたいと、

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詩∶メッセージボトル

詩∶メッセージボトル

海辺を歩くと
砂粒に紛れて
妖精からの 言霊
この先も
苦しいこと 悲しいこと
沢山あるけど
神様は
乗り越えられない試練なんて
与えないから
だから 大丈夫
今 歩む道を
ひたすら 進み続けて

ご拝読有難うございました。

ふありの書斎