ふありの書斎

ハートフルストーリーが好きです。優しい気持ち、笑顔になれるような作品を目指しています。…

ふありの書斎

ハートフルストーリーが好きです。優しい気持ち、笑顔になれるような作品を目指しています。エッセイや、詩的なものも、時折綴っています。ミルクティー好きで、心の病を抱えながら、通院と投薬で己を保っています。明日海りおさん主演の、アリスの恋人、ハンナのお花屋さんが大好きです🐰💐

マガジン

  • ふありの詩集

    今の感情を言葉に変換しました。拙い作品ですが、読んで頂けると嬉しいです。 もともと、自分の柄ではないと考えていますが、湧き上がる感情をシンプルに、無駄な装飾を削ぎ落として紡いでみました。 宜しくお願いします🐰

  • 続∶午睡とピクニック

    人気モデル碧と、繊細な心を持つこゆりの、ハートフルストーリーです。noteのコラボ作品になっています。恋愛要素も絡まっています。宜しくおねがいします。

  • ふわふわ《不定期更新中》

    noteを始めて、最初の少女小説です。不定期更新中✨ 昔読んだ少女漫画がモデルになっております。 イラストは、どんむ様のイラストをお借りしました✨

  • リハビリ作品 Make a With(願い事)完結済み

    少女小説の王道的なストーリー。 女子高生の莉々那と、突然現れた美少年、稀との、淡い恋物語になります。

  • 【創作】真冬のその先に《休止中》

    冬の季節に書きましたが、体調を崩してしまい、まだ未完成です。作者としましては大変お気に入りです。 因みに、扉絵のイラストは、月猫ゆめや様よりお借りしました。美麗です✨

最近の記事

  • 固定された記事

どこまでなら許される?

はじめましての方、改めましての方、こんにちは。ふありの書斎へようこそ。 最初に、この記事のタイトルに興味を持って下さった方々、もしかしたらあなたが抱いているイメージ内容と、酷く異なる内容かもしれません。 けれど…この言葉は好きではないのですが、表面をサッと触れる感覚で読んで頂ければ幸いです。 現在、わたしは心の病を抱えています。 そして、病と並行するかのように、中学時代から個人活動で、物語創作を続けています。本当はコミケなどで作品を、出来るだけ多くの方に読んでもらいたかっ

    • 詩∶星座の君へ

      わたしの知らないところで わたしの発信したものが 誰かを救っていた 誰かを助けたり親切心で 詩を書こうなんて これっぽっちも 思っていない ただの 自己満足で  周りの評価なんて関係なく 楽しいから詩を綴っていた 自分の好きなことをしていただけ それが星座の君の救いになっていたとも 露知らずに 言葉で人も殺せる 有名な言葉 けれど 言葉で誰かを救う事も出来る 星座の君はそう教えてくれた わたしのメンタルは最悪です 毎日が苦悶の日々です 正直 復帰出来るか難しい それでも 

      • 詩∶貴女のままで

        現代社会 せわしないこと沢山 心が傷ついたりすることも沢山 でもね 現代社会に無理して自分を合わせなくて良い 自ら 傷つくことなんて ない 今まで通り 貴女は貴女のままで 生きてください そして ずっと 親友です ご拝読有難うございました ふありの書斎 ※療養中の身ですが、苦しむ友にどうしても伝えたくて、書かせて頂きました。

        • 続∶午睡とピクニック〜 終章〜

           3月。外はまだ寒い。 ぼくが、こゆりをマンションに連れてきた日は、雲が低く垂れこめ、細い雨が降り注いでいた。 「はい。今日からここが君の家だよ」  玄関の、鍵を開けてこゆりを中へ案内したとき、情けなくもぼくは、もの凄く緊張していた。今まで、女の子を家に招いたことなんて無かったから、とにかく、ここが安全な場所だと思ってもらいたかった。 「お腹減ったでしょう?なにか作ろうか?」  ぼくの問いに、こゆりは、小さく頭を振り、なにも要らないと表現する。 「じゃあ、せめてお茶くらいなら

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        • ふありの詩集
          28本
        • 続∶午睡とピクニック
          7本
        • ふわふわ《不定期更新中》
          9本
        • リハビリ作品 Make a With(願い事)完結済み
          12本
        • 【創作】真冬のその先に《休止中》
          6本
        • ふありの散文その他
          16本

        記事

          続∶午睡とピクニック #6

           こゆりの妊娠が発覚してから、約3ヶ月。まだ、お腹の膨らみは殆ど無い。 けれど、元々身体があまり強くないこゆりは、必ず難産になると、医師は告げる。ぼくも、事務所に話をつけて、子供が産まれる前後の長期間、休暇を取った。今迄、仕事依頼を文句一つ言わず、引き受けてきた。その信頼関係は、何よりの強みだった。 「わあああ。海外にはこんな素敵な教会があるのね。虹のかかる教会とか…ね?碧ちゃんは、どんな式場が良い?」  分かっている。こゆりが、豪華なセレブ式の結婚式など、全く望んでいないこ

          続∶午睡とピクニック #6

          詩∶小鳥

          たとえ 君の言う通り 野生では飛べない鳥だとしても 自由に  のびのびと 気持ちよく 小さな翼を羽ばたかせられる 場所がある 帰るべき場所が わたしにはある だから 広々とした野生の鳥たちが群がる世界は わたしには もう 必要ない ご拝読有難うございました。 ふありの書斎

          続∶午睡とピクニック #5

           カタッと小さな音がした。  ぼくの心臓が早鐘を打ちはじめる。 「あなたは少し待っていてね、こゆりちゃん。少し、碧に言っておかなければならない事があるの」  姉さんの声だ。 「…碧」 「姉さん?」  ベッドの上に、ストールを抱きしめたまま、黙り込むぼくの背中に、姉さんが、そっと手を伸ばし、上下にさする。 「私、帰らせてもらうわね。目的の話も出来たし、十分だわ。それから…」  姉さんは、ひと息ついて、にっこり微笑んだ。 「おめでとう。ふたりの幸せを祈っているわ」 という、良く分

          続∶午睡とピクニック #5

          誹謗中傷の傷跡

           今回は、noteクリエイターの全ての方にご報告があります。『続∶午睡とピクニック』の、制作中に別件の記事に某男性から誹謗中傷を受けました。一度、回避したのですが、彼は微妙に名前を変えて、アカウントも変えて、再度誹謗中傷に値するコメントを送ってきました。 今迄、楽しく創作活動をしていたわたしに、青天の霹靂でした。  人格を否定され、創作を馬鹿にされ、一時は浅はかにも筆を折ることも考えました。でも、立ち向かわなければ、わたしが、創作を諦めたところで、彼の思うつぼだと慎重に解釈し

          誹謗中傷の傷跡

          続∶午睡とピクニック #4

          「こゆり!待って!」 ガチャガチャと、慣れない手つきで、玄関の扉を開けて出ていく、こゆりを、ぼくは必死に追った。あんなに小さな身体のどこに、こんなスピード感があるなんて。信じられない。長い髪を左右に振り、キャミワンピースの裾から覗く、ふたつの細い素足で、駆けていく。  こんなのは嫌だ。  ぼくから去っていくこゆりを追いかけるのは嫌だ。  素早い小動物の様に、こゆりはエレベーターに乗り込み、ぼくが追いつく寸前で、扉を閉めてしまう。こゆりはうつむき、表情が窺えなかった。 エレベー

          続∶午睡とピクニック #4

          続∶午睡とピクニック #3

              ぼくは、水をひとくち含み、ゆっくりと瞳を閉じる。 「そうなんだ、その今は無きMO-VEの、出版社で新入りのスタイリストをしていたのが、こゆりだったんだ」  姉さんが瞠目する。 「まさか…だってはっきり言わせてもらうけど、まだ未成年でしょ?」 「あはは。やっぱりそう思うよね。若く…というより、幼気な印象だから…」  ぼくは、再び、水を含んで、先を続けた。 「で、そのMO-VEで、働いていたのは19歳のときで、アルバイト感覚だったのかな。もともと、箱入り娘だったせいか、

          続∶午睡とピクニック #3

          続∶午睡とピクニック #2

           甲斐のため、なにかドリンクを出そうと、冷蔵庫に手を掛けると、姉さんが茶化してきた。 「お酒でも飲むつもり?愛車がおじゃんだし…マスコミ沙汰になるわよ。“モデルkai 飲酒運転で逮捕”とか。そんな馬鹿なことより、はい。これ、投げるわよ」  姉さんが、シャネルのバッグからペットボトルを取り出すと、軽やかに甲斐の手の中にそれを放った。 「わっ……おっ……おっと…」 けんけん足で、どうにかバランスを保ちながら、ペットボトルをキャッチする甲斐。姉も姉だが、甲斐も不憫だ。 「…なんです

          続∶午睡とピクニック #2

          続∶午睡とピクニック #1

           ブラインドを閉めた部屋に、静かに雨音が聞こえてきた。寝室のベッドで、浴室から上がったばかりの、こゆりのやわらかい髪にまとわりつく透明な水滴を、ぼくはふかふかのコットンのタオルで乾かしていた。こゆりは、頭皮が弱く、ドライヤーが使用できないのだ。  ボディソープのあまい香りがこゆりを包む。それだけで、ぼくは酔いそうになる。 「…碧ちゃん、どうしても眠らないと、いけないの?」  まっすぐな口調に、すこしだけ反抗的な感情がこもっている。 「眠るのが大好きなこゆりなのに、嫌なの?」

          続∶午睡とピクニック #1

          ラビからの報告

          えー、 えー、 おはようございます。 こんにちは。 こんばんは。 ふありのストーリー・テラー ラビです。 今回、ボクがお知らせするのは、ふありが、鬱のため、無期限の休養宣言をお伝えすることです。ここ数日、鬱状態が重く、大好きな、物語を書けないからです。 近日、通院しているクリニックで、主治医にアドバイスを求め、その上で、この先の、活動について考えてみる予定です。 どうか、皆さん、ふありを優しい温かい目で見守って下さると嬉しいです。 そして、ふありと絵師の月猫ゆめやさ

          ラビからの報告

          謝罪と贖罪

          AM 01∶42 各クリエーター様、読者様 おはようございます。 こんにちは。 こんばんは。 ふありの書斎です。 皆さまに、ご報告があります。 まだ、正式な手続きは取っていませんが、わたしは、この度、noteを退会しようと思っています。 昨日、このnoteという、SNS上で、愚かにも持病の苦しみのはけ口として、利用してしまいました。 真剣に創作を励んでいる皆さまには、こんな記事、読むに値しない、わたしは愚か者です。皆さんを侮辱したも当然のことだと思います。 なので

          生きるの辞めたい

          ここ数日鬱が酷い。 気力が沸かなくて、身の回りの事すら満足に出来ない。 ただ、寝ているだけ。 実際は…寝ていても全く良くならない。 特に、午前中は死んでいる。 noteにも今、やっとの思いで、スマホを打てる状況。 苦しくて、やるせなくて、己を呪う。 わたしは…いつから、こんなにも脆い人間になったんだろう。 おまけに、発熱。 37.6℃ 身体が熱い。 創作活動が出来ないのなら… いっそう 死んでしまいたい。  

          生きるの辞めたい

          劣等人間として生きてきた。

           昔から…そう、昔から自分は、他の子にはあるのに、わたしだけ欠けた存在だと思っていた。 学校にいる生徒の中で、わたしだけが何故か皆についていけない。勉強も、体育も…成績が悪い。こんなわたしは、きっと欠陥人間で出来損ないなのだと思っていた…。 小学生時に習っていた書道は、友達が塾の娘で、それはそれは美しい字を書き、評価はいつも花丸だった。だから…自分が、書道の祭典で、日本武道館に行ったときも、どこか気後れして自信など欠片もなかった。わたしは、臆病だった。日本武道館での成績が伝

          劣等人間として生きてきた。