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スキの数とは関係ない、個人的推しnote
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2024年2月の記事一覧

26歳、格差とか結婚とか

26歳、格差とか結婚とか

地方で育ちました。
地方都市でもなく、電車もないような、ほんとに「地方」です。

働く女の人が周りにいなかったことや、母親が若くに結婚し出産したこともあって、幼稚園くらいまでは、大きくなったら女の子はみんな子供を産んで、お母さんになるんだ、お母さんという仕事をするんだと思っていました。

でも、ある時、あ、そういえば、幼稚園の先生もピアノの先生も女だと気が付きました。女の人は「先生」っていうお仕事

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やさしい社会学のはなし

やさしい社会学のはなし

仕事でとある文書を作成し、完成した文書をこの件に関わる先生に確認してもらうべく、メールを送った。

そうしたら

「手続きの流れや体裁はこのとおりで。1点、記入例のところ、ジェンダーバイアスの反映のようにも見られかねないです。教員名と学生名の性別を逆にしてください。」

と返ってきた。

どういうことかというと

わたしは学生の提出書類を作成していて、それで、指導教員欄と氏名欄にそれぞれ名前を記入

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人生のお暇期間

人生のお暇期間

海外を生活拠点とされているカナダ人の先生から、1通のメールが届いた。

件名は

“vacation reporting“

メールを開くと

1ヶ月間休暇いただきます、ペナンに行ってます、電話はごめんね、メールでよろしく

と。

更にメールは続き(ここでは省略するが)、文末には

いつもハードワークなあなたたちも、2、3月のお休みを楽しんでね

と。

2.3月は職場は絶賛繁忙期で、わたしは今

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自然な呼吸ができる文章を書きたい

自然な呼吸ができる文章を書きたい

仕事で長文の学術的な文章に触れることが多いからか、そういったものに抵抗がなく、むしろ、五感ではなく、ちゃんと隅から隅まで説明しつくした文章を書くことが正しいと思ってしまう。

それだけが正しいことではないことなどもちろんわかっているのだけど、仕事では論述したり議論したり、そんな文章ばかり書いているからか、癖になりつつある気がする。

根拠は?なぜそう思ったの?結論は何?
を、無意識のうちに文章に課

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「人生が楽しすぎる」は間違っていた

「人生が楽しすぎる」は間違っていた

なんか人生楽しいんだよなあ、
楽しすぎるんよなあ

って、昔からわりとずっと思っていて。
特に社会人になってからは、強くそう思っている。

でも、誰かに「ももちゃんの人生は楽しそうだよね!」とか言われると(やたら色んな人に言われます)

「いやいやそんなことはないわ…!」

と素直に認められない何かがある。
もちろん、その場では「ありがとうめっちゃ嬉しい!」って返すけれどね。

なんでだろう?と考

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寝ないとわからないことってたくさんある

寝ないとわからないことってたくさんある

ある一日。
理想の水曜日を過ごした。

定時で帰って、ご飯はどうでも良いからお風呂に直行して、そのまま布団に入って寝た。21時就寝。

職場ではノー残業デーが設定されていて、わたしの部署は水曜日がその日。

別日に振り返れば無理して水曜日を定時上がりにしなくても良いのだけれど、疲れが溜まる週の半ばがノー残業デーなことは都合が良く、ありがたく定時で帰っている。

理想の水曜日の過ごし方は、飲み会でも

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フェアリーテイル(おとぎ話)も馬鹿にできない

フェアリーテイル(おとぎ話)も馬鹿にできない

ある一日。

職場で先生が言っていたこと、忘れないうちに書き起こしておこう。

「だから、建て前を「建て前」と切り捨てるのは、僕は違うと思うんだよね~」と。

へえ。

そういえば、前に日経ウーマン(何月号かは忘れました)を読んだときには、「建て前の裏にある本音を紐解くことの重要性」みたいなことが書いてあったなあと思って。

やはり日本では、相手の真意を見抜くことの大切さが切り口になるということか

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今日も周りに生かされている

今日も周りに生かされている

残業を終えて、職場のデスクから今これを書いている。21時。今日も下書きから更新せず、デトックスもかねて1から文章を書こう、書いてから帰ろうと思って。

今日のお昼は、最近仕事が辛そうな2人の同期と食べて、その後管理職と話したりして、色々と考えてしまった。



わたしはこの4年間、ほんとうに仕事が楽しくて、仕事のことで病んだりすることのない4年間で。

それは、仕事内容に納得していることがまず大

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日記は、優しい形式です

日記は、優しい形式です

2024年2月7日(水)

ふつう、日記というのは1日の終わりに書くものだろうが、なんと、2024年の2月7日をまだベッドの上でしか過ごしていないというのにも関わらず、これを2月7日分として書いている。

書きためている下書きがいよいよなくなってきた、いや、10本くらいあるのだけれど、あたためているうちに公開するタイミングがなくなってしまったり。

思いのままに毎日書いて、その文章が生きているうち

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