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島暮らしのススメ

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島暮らし推奨!離島暮らしのアレコレを25歳女子の視点から書き綴りました。
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島暮らしは老後が早く来たみたいだ

島暮らしは老後が早く来たみたいだ

この題名の結論から言うことにして…

私は3年前に、とある四国の離島に関東から移住した25歳で、色々と割愛して話すと、離島暮らしは本当に利便性とはかけ離れています!お食事処は限られ、スーパーや商店は19時には閉まってしまう。勿論、カフェやチェーン店やゲームセンターもない。

あることに目を向けると、人の温かさと距離の近さや地域のバレーボール、パン屋さん、海と山!広大な自然と静かな環境。自分にいら

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移動販売トラック in 離島

移動販売トラック in 離島

島暮らしを始めたばかりの頃、時折、大音量で演歌を流して走る大型車がいることが少しだけ怖かった。
それが、週に1度の移動販売のトラック(通称、野菜トラック)だと知るまでは、当時住んでいたアパートからその音が聞こえると、また来た!とビビっていた。トラックは地区ごとに巡回してくれていて、来た合図に演歌を流して知らせてくれている。

移動販売のトラックがどこからやってきて、いつ頃からこの島に来てくれている

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田舎は車がないと不便というけれど、島も大概そうである

田舎は車がないと不便というけれど、島も大概そうである

移住したばかりの頃、お金も知り合いもそんなになく、島の反対側に住んでいたが、主な交通手段は自転車だった(雨が降ったときだけ、仕事にはバスを使わせてもらっていた)。

そもそも埼玉で原付に乗ったことはなく、いずれは島で車に乗って、ペーパードライバーを克服したいと思いつつ、今の自分の選択肢は自転車しかないと思っていた3年前。
1周が約20kmの小さな島ではあるが、自転車で約10km弱を往復した1ヶ月は

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イノシシを捌いて食べる

イノシシを捌いて食べる

皆さんは、猪肉について考えたことがあるだろうか?

そろそろ牛や豚や鶏の肉にも飽きてきたし、猪肉でも食べてみようかな?とか、クレイジージャーニーや野性的な生活というのに憧れて、猪でもハントして食べてみたいなぁとでも考えたことがあるだろうか?

私は島に移住するまで、イノシシについて考えたことも興味も全く無かったが、そんな私が3ヶ月前に、イノシシの解体現場に立ち会わせてもらった心境と猪肉についての個

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山の麓でピクニック in 離島

山の麓でピクニック in 離島



日曜日の過ごし方のひとつに、山の麓でのピクニックがある。
そこは島でもビュースポットになっていて、島民の方はよく知っている場所だと思う。私も移住してから島のおじさんに教えてもらい、そこからの眺めの良さと星の綺麗さに、島のお気に入りスポットのひとつになった。

海に囲まれ、山の緑も多い島。
海での楽しみが海水浴と釣りなら、山での楽しみはピクニックと天体観測であると思う。

お気に入りの山の麓スポ

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車とTシャツは汚してなんぼ!

車とTシャツは汚してなんぼ!

来島してから島(田舎)と都会の間にある、多少なりの綺麗と汚いの感覚の違いというか、ここなら多少なりとも汚かろうが気にならないという感覚というのがあると知った。

例えるならば、お盆にだけ帰省する田舎の親戚の家で感じる清潔感の違いみたいなものである(親戚が不潔だったという訳ではないのだが)。

軽トラの中に蜘蛛の巣が張ってあるのは、わりと通常装備というか、それでこそ軽トラという感じで、車内に雑草が生

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島暮らしのデメリットと、島暮らしに向いている人

島暮らしのデメリットと、島暮らしに向いている人

このnoteを始めてから今まで、
「関東から、何の縁もゆかりも無い離島へ20代女子が単身移住した視点」
で、島事情や島暮らしの様子をポジティブな面を捉えて書き記してきた。

過去の私のように、今生きている場所が何か違うと感じている人や、島(田舎)へ移住してみたいけれど実際にはどうなの?という人の背中を、少しでも押せる記事を書くことをモットーにもしてきた。

けれど、表裏一体という言葉のように、島暮

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標準語で23年生きてきた女が、伊予弁に3年囲まれた結果

標準語で23年生きてきた女が、伊予弁に3年囲まれた結果

生まれも育ちも埼玉県。

父(埼玉)も母(青森)も標準語で話し、島に単身移住するまで、標準語しか飛び交わない環境で23年間生きてきた。

小学生の頃、仲の良かった友達のお母さんが、関西弁のお父さんと結婚して自分も関西弁になってしまったと言っていて、そんなことがあるのか?と高学年の私は疑問に思っていたが、今の自分だと、とてもよく分かる。

職場のスーパーは、ネイティブな方言をスピードラーニングするの

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カレーも島暮らしも、スパイスから作るよりルーで作ってアレンジしたい。

カレーも島暮らしも、スパイスから作るよりルーで作ってアレンジしたい。

山盛りに貰ったトマトをマジックブレッドという優秀なミキサーもあるし(先月、喧嘩した道すがらにあった電気屋で買った)、トマトチキンカレーにして沢山消費しようと、創作カレーに勤しんでいた日暮れのキッチンで頭に湧いてきたことを書き残そう。

カレーも島暮らしも、0から作り出すのではなく、ベースの既にあるところで我流にアレンジしていたいのが私で、今までこのことを上手く言葉にできず、自分の中でもかみ砕けてい

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島暮らしと海での時間

島暮らしと海での時間

島暮らしを始めて3年目。
正確には2年と2ヶ月が経った。
島は当たり前だけれど海に囲まれているので、行きたくなったらすぐに海に辿り着ける。
生まれも育ちも埼玉県(海なし県)の私にとっては、海が側にあることが新鮮で、特別なことに思えた。

島に移住を決めた1番の理由は、人の温かさと移住者が多いことだったが、2番目は海が近くにあることだった。

この景色を目の当たりにしたら、心持ちが穏やかでいられた。

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島歴3年で、何人とお知り合いになったか。

島歴3年で、何人とお知り合いになったか。

6月で島歴3年目に突入した私。丸2年、島暮らしをしたことになるわけだけれど、1年目が夏のビーチでバイトをしたり、移住して半年も経たずに彼ができたり、お酒の席に誘ってもらう機会が多かったりと目まぐるしく過ぎたこともあり、今年が4年目のような気がしてならない今日この頃である。
島は相変わらずの平凡さと緩やかさを兼ね備えている。何もないけれど豊かな心持ちでいられる不思議。島時間と言えども、確かに時間は過

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島暮らしの平日の過ごしかた(夏編)

島暮らしの平日の過ごしかた(夏編)

今週は有難いことに、じゃがいもときゅうりに翻弄される日々だった。時期の野菜をみなさんがそれぞれにお裾分けくださるのが島で、2人暮らしの私たちでは食べきれない、いっそ小さなじゃがいもときゅうり屋さんが開けそうな量になって、私もお知り合いの方々に、頂いた野菜を配らせてもらった。

外で自販機の補充をしていたら、軽トラの荷台からおじさんがどっさりくれたりする。小さなじゃがいもは、そのまま綺麗に洗って素揚

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島暮らしで恋しくなるもの

島暮らしで恋しくなるもの

今日の議題は『島暮らしで恋しくなるもの』と題し、島生活3年目に突入した25歳の私が、私なりの自論を持って、島で暮らしていると恋しくなるものを発表する回にする。

【恋しくなること】
・ショッピングモールや気分転換の買い物
・カフェ
・ファストフードやチェーン店
・激安スーパー/100円ショップ

【街にいたらできないこと、回避できること】
・海と山の景色、自然に囲まれた生活
・当たり前みたいにおい

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送別会と鯖アレルギーではなかった話。

送別会と鯖アレルギーではなかった話。

2021年がもう半分経っていることに驚いて、暑さもまだそこまで来ていないけれど、すぐに寒さがやってくるんだろうなぁとか思ったりして、今年の夏は、冬はどうしてやろうかとワクワクするけれど、毎年ながら季節と追いかけっこする感じになるのだろうな。とりあえず花火と香川行きたい。

バレーの若い子たちのうちのお姉さんが、結婚を機に島を離れることになり、送別会を開いた。沢山の人のお力添えがあり、テーブルにはご

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