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現代詩手帖の投稿の注意点など(あくまで個人的な)
思潮社が毎月発刊している、華やかなイメージのある詩誌『現代詩手帖』。わが自治体の一番大きい本屋(ワンフロアの中型書店)でもちゃんと置いてある。全国の三大詩誌といわれるものがこの思潮社『現代詩手帖』、土曜美術社出版販売『詩と思想』、そして青土社の『ユリイカ』である。ちなみに僕は華やかな現代の文化人・芸術人を扱うユリイカに、詩の投稿頁があるなんて全く知らなかった。今年(今年度?)は井坂洋子さんがやって
もっとみる僕はせっぱつまった哲学書を読みたい
aikoの新譜を聴きながら眠れなくなっている。とてもいい。
「よるのうみ」という曲に、こんな歌詞があるのを目で確認した(視覚優位なもので、aikoの声さえ聞き取れないときがたまにある、そんなポンコツな耳)。
まったく難しくないリリックでも、この人の「狂気」(普通に言えば才気)を感じるんだ、僕は。なおさら深夜に聴いているのでばっちり嵌ってしまう、よるのうみに。
僕は、たった一枚の愛に毎日くるまっ
今も音楽を真夏の深夜に聴いている。
真夏の深夜。というかこれを書き出した今はAM05:00。明朝である。カーテンは開いていない。
UKアーティストのMURA MASAの新譜を聴きつつ書いている。少々とっつきにくい。ムラ・マサの英語ウィキペディアを調べると、音楽としては「Electroric」としか書かれていない。有名アーティストのプロデューサーも手掛けているらしく、世界的にも幅広い活動をしているホットなアーティストの一人なのだろ
B級ホラー映画をどんどん観るというのもやりたい。ホラー、どれくらい観てないんだろう……
仏映画鑑賞をいったん中断し、観たかった戦争映画を2つほどみたい。できたら、「おすすめの戦争映画10選」とかやりたい。鑑賞数の少ない自分が……という感じではあるけど笑
待つことの耐えられない重さ
大学生一年生か二年生の頃、当時好きだった鷲田清一の『待つということ』(角川学芸出版)を読んだ。内容はほとんど覚えていない。しかしこれこそ哲学、自分のアタマでカンガエルこと、これが哲学なんだと思ってしごく影響を受けた。鷲田哲学。
唯一覚えているのは、手紙に関するくだりである。
『待つということ』が出版されたのは2006年。ガラケー全盛期の時代なので、この頃のわれわれはむろんメールでやり取りをし
熱気(仮) #2【小説】
承前
はい桃、と、杏は力の抜けた声で焼きそばを手渡す。両手が塞がるので缶ビールを乾いた土の上に平置きする。先ほどから男たちの目線が気になり落ち着かない。母親っぽい人がいるうちは少しは安心だろうか。「この辺の人よね?俺のこと知っとる…」と、桃子と杏を前にして「航太」は尋ねてくる。杏は黙って箸を割っている。仕方ないので桃子が応える。「いいえ…」「そっか、君ら何歳」どこまでちゃんと答えればいいか
今日の読書の最低限のノルマ(50頁)完了〜。毎日、最低10分はなにかしらの文章を書く時間を(強制的に)作る、ということをしてみたい。
いてもたってもいられなくて小説を書いてみようと思い立った。話はずっと前から夢想していたもの。難しい表現は避ける、けどどこか読みにくい物語になるといいな。想定読者は僕1人です笑
熱気(仮) #1 【小説】
作 misty
花火は切ない。と二人は強く思う。とくに花火大会が終わった直後のあの場の静けさ。非日常の陶酔が忽然と姿を消して日常の重力に引き戻される感じ。「花火ってまじで切なくない」「うん、超分かる」「ほんと、うれしい」人が疎らになる。目的を終えると(花火を間近で見物してやろうというそれ)さっさと退却を決め込む大人たち。屋台を片付ける人々。倦怠と疲労感。そんな折、いつまでもいつまでもぶら
青葉市子「重たい睫毛」について
青葉市子さんは1990年生まれのシンガーソングライター。思わず身がうち震えるような、無重力と迷宮の世界に連れ去られるような、すぅっと透き通る歌声と、小さな手で操られるクラシック・ギターの圧倒的な演奏力で、聴く人・観る人をしずかに圧倒する。
彼女の音楽については書いても書いても飽き足らないほどである。今回は僕の好きな曲である「重たい睫毛」の一部分の歌詞について紹介していきたい。
「重たい睫毛」
Tessa Violetにめちゃくちゃハマった
前回記事に続いて、上半期にリリースされたけどピンと来なかったものを二つあげて、なぜそれらを良く思えなかったのか、改めて自分で考えてみたい。
その前に、今年ではない作品の中で、Tessa Violet(テッサ・ヴァイオレット)の2枚のアルバムにはぞっこんになった。元々、海外の洋楽をYoutubeで視聴していて、そこに出てきたテッサの「Crush」という動画に惹かれたのがきっかけだ。
極めてミニマ
芯がない人間の読書メモ
眠れないので、スマホでぽちぽち打ち始める。
少し前の記事で、読書生活における2本の新しい柱(興味・関心の軸)が立ち始めた、というようなことを書いた。そのひとつが、「医学・医療系」という軸であり、もうひとつが「キリスト教・神学」という軸である。
後者はあとで触れるとして、僕は医療系の本、一般向けに書かれている主に医学を専門とする医療従事者・研究家の著者の本を自分なりに集めた。
それが、大人気作家でも
現代詩文庫5冊くらい積んでるのに最近ぜんぜん詩を読めてないな…今週末に地元詩人のイベントと集まりがあるから、それまでに少しでも読んで自分を詩のモードにしたい。そもそも本が読めない、読み切れない。