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どうでもよい話⑥:半世紀も生きてみて。
本日、誕生日を迎えました。
50歳ですよ!
病弱で、ヘタレだった私がよくもここまで生きて、商業出版も手掛ける学者なんて立場までたどり着けたもんだと思います。公私に色々問題を抱えてはいるけど、幼少期に想像していたものより、ずっと面白い人生を送らせてもらっていると思います。
定年のことを考えると、自分の社会的生命は残り最大で10年ちょっと。自分の体の具合を考えると、その前に命が尽きる可能性
どうでも良い話⑤:自分の体と会話すること
ちょっと考え込むことがあったので、メモ代わりです。
今日は短いぞ!
幼い頃はちょっと冷たい風が吹くと扁桃腺を腫らして病院送りを繰り返す、病弱な子供だった。他の子は感染しないような感染症にかかりまくり、抗生剤漬けの生活を送っていた(不思議と、インフルエンザには感染したこと無いのだけど)。父や母は、私が死ぬことを覚悟したのは、一度や二度ではないらしい。
「大人になるまで、生きられないんだろう
どうでも良い話④:やっと、お別れ
昨年3月に亡くなった、坂本龍一氏(以下、教授)の遺作、Opusをようやく見に行くことができた。
実は、ゼミのOBがこの映画の広報に関わっており、私のXで教授についてちょこちょこ呟いたり、リツイートしているのを見て、「すごくいい映画なので、是非見に行ってください!」と、公開直前にメールを貰っていた。
じゃあ、行くか。いや行かねばならないと心に決めてから、実際に映画館のシートに座るまで二ヶ月以上の時
どうでも良い話③:久しぶりの肉体改造
本日(5月22日)でのXへの投稿で、友人の何人かから「死にかけてないか?」と連絡が来たので、この3ヶ月ほど何をしていたのかの報告です。
ちなみにですが、去年の夏頃(船津先生と学会会場でのツーショット)。
こちらが、病院に行く直前にTV収録した時の様子。
3月末のトークイベント
本日(5月22日)
確かに、死にかけているか、ヤバイ薬をやっているようにしか見えませんわな。
お医者さん
どうでも良い話②:「売らないか?」と家凸してくる投資不動産のビジネスモデル
私はもともと趣味に全振りした生活で、結婚も諦めて「いつ死んでもええねん!」とノーフューチャーな生活を送っている。とはいえ、全く老後の事を考えていないわけでもなく、うっかり長生きできちゃったときのことも考え、無駄に高い社会的地位に起因する信用力を利用して、投資用マンションを何部屋か保有していたりします。
20年前くらいは一通りの投資不動産会社が「買わないか?」と営業電話やメールが来て煩かったの
やんなくて良い、無駄な努力の話
この一ヶ月、何をしていたのか? 久しぶりの投稿なので、どうでも良いことを書きます。
4月11日にXで以下の投稿をしました。
何も説明してないので多くの人に意味不明だったと思いますが、ChromebookにLibreOfficeをインストールして、日本語入力を可能にしたという報告です。昨年度は自宅のMacbookと持ち運び用のWindowsのノートを稼働させwordで原稿書いていたのに、一ヶ月
2月13日 『アナーキー経営学』が出版となります!
昨年10月に『婚活との付き合い方:婚活市場でこじらせないための行為戦略』(中央経済社)を刊行したばかりですが、2月13日にNHK出版から『アナーキー経営学:街中に潜むビジネス感覚』が発売となります。我ながら狂った刊行スケジュールだと思いますが、NHK出版から昨年3月に「書きませんか?」とオファーをもらった際に「3ヶ月で書けますよ」と宣言して、『婚活との付き合い方』の執筆・校正作業と並行しつつ、本
もっとみるラディカル・フィールドワーク② 現場を見た、聞いたという幻想
1. フィールドワークを書く時の不安
大学院入学時に、定性的方法論の講義を受けたときのことだった。確かその日のリーディングはシュッツ(1932)の『生活的世界の意味構成:理解社会学入門』であったと思う。日常世界を生きる人々の状況を、意味から読み解いていく現象学的社会学に衝撃を受けた。当時の私は、研究とは現象を観察して何らかの法則を発見していくものだ、と素朴に捉えていた。その後に先輩に進められてバ
ラディカル・フィールドワーク① 例の論法:客観とか主観とか
1. 例の論法の居心地の悪さ
私は経営学という場で、フィールドワークに基づきて研究報告を行い、論文や書籍を発表してきた。そこで必ずぶち当たる問題が、「客観性ガー」、「一般化ガー」という批判です。
そういう時によくやってしまう反論や執筆戦略が、フィールドワークを通じた解釈を通じて、定量的な研究では見出す事ができなかった変数なりメカニズムなりを発見できて、現象のより深い理解ができる、というものです
まえおき:ラディカル・フィールドワークに向けての論考をはじめてみます
今年のGW中にふと、「自分がどれくらいフィールドワークをしてきたのか」ということが気になり、カウントしてみた。修士論文のために初めてインタビューを経験した大阪ガスの新規事業開発から最新の婚活のフィールドワークまで。1998年から2020年までの22年間、論文や書籍、学会報告として発表されたものから、企画倒れになったりとても表に出せない内容であったりして断念した未発表のものまで含めて、毎年1〜3の
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