どうでも良い話⑤:自分の体と会話すること
ちょっと考え込むことがあったので、メモ代わりです。
今日は短いぞ!
幼い頃はちょっと冷たい風が吹くと扁桃腺を腫らして病院送りを繰り返す、病弱な子供だった。他の子は感染しないような感染症にかかりまくり、抗生剤漬けの生活を送っていた(不思議と、インフルエンザには感染したこと無いのだけど)。父や母は、私が死ぬことを覚悟したのは、一度や二度ではないらしい。
「大人になるまで、生きられないんだろうな」
10歳の頃にはそう考えていた。20歳の誕生日を迎えたときには、「30歳まで生きられるかどうか」と思ったし、30歳を過ぎた頃には「親父が死んだ50歳まで生きられれば御の字」と考えるようになった。
それが気がつくと、あと2ヶ月で50歳の大台に乗りますよ!
半世紀も生きられたのか、とびっくりする。
向こうで待っている人のほうが多くなり始めているし、もうそろそろゴールしてもいいんじゃね?
先日、軽いノリで胸郭出口症候群を患っていることをXで書きましたが、この5年ほどの間に、膝の皿が脱臼したり、両足とも足底筋膜炎を患ったり、あちこちの軟骨が砕けて骨折クラスの痛みが発生したりと、この体も日々ぶっ壊れていくなぁと実感しています。実は、ここでは書けない(書きたくない)体の不調を薬と鍼灸と気合で抑え込んで、人前では平静を装っていたりしますしね。
人生100年時代とか言われてますが、体質も体格も似ている父、そして父方の一族を生き死にを知るたびに、自分も短命だろうなぁと思います。体力はあるのよ、筋力もね。ただ、遺伝的には太く短い生き物だと思う。
50歳を目前にして、自分の体の具合に耳を済ませていると、「今の調子で動けるのは、あと5年くらいかな」と思う。無茶したら残り時間が縮むだろうけど、養生しても「5年」から伸びることは無いという確信めいたものがある。研究者として着手していること、これからやろうとしていることを考えると、5年持てば十分かなとも思いますが。
「筋トレは続けてください。筋力の低下が原因の一つだから」
胸郭出口症候群の治療のため、鍼灸と整体を受けた後に、お医者さんからそんなことを言われた。てっきり、大胸筋を鍛えすぎて神経を圧迫しているのかと思ったら、逆だったらしい。えぇ、筋トレは続けますよ。足の筋肉が堕ちたらまた膝蓋骨が脱臼して歩けなくなるし、筋肉量と免疫力は比例しますし。体力ないと研究できないし、バイクも釣りも筋肉ないと楽しめなくなりますからね。
あと5年、今の状態を維持するのも大変だと思いながら、きょうもゴールドジムに向かいます。正直、積極的に体をぶっ壊しているようにしか思えない時もあります。とはいえ、あと5年、できれば10年無事でいるために、今、体のために出来ることはきっちり筋トレをすることぐらいなので、もう少し頑張ってみます。
だってさ、いつも一緒の時間帯にトレーニングしている、80オーバーのお爺ちゃんがいるのよ。腰も膝も曲がっているのに、バーベルスクワットで200kgあげてますよ。足もふくらはぎもバッキバキで、腕も私より一回りぶっといですよ。
あの爺さんには、負けてられねぇ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?