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農のあれこれ-output

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農業体験記や、農業について思ったことを集めました。
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第三の故郷、うらほろ。

第三の故郷、うらほろ。

この記事を読む前に、こちらの2つを読むと面白いかもしれない。ぜひ。

3つ目となるこの記事には、修了作文には書けなかったことや、2週間経った今だから書けることをゆるゆると綴っていきたい。

みんな違ってみんないい、を実感した。ビジネスや、酪農や、耕作放棄地や、地域づくりや。当たり前だけど、人によって学んでいることが違って、興味のあることが違って、それを共有したり共感したりできる場があった。自分の専

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農と食のポテンシャルを体感した休日

農と食のポテンシャルを体感した休日

この日はよく晴れていて、でも涼しい風もあって農作業日和でした。

午前は知り合いの農家さんのもとで農作業のお手伝い。小さいポットから大きいポットへの植え替え、アスパラガスの畑の草むしりなどをやりました。

この小さいポットから、大きいサイズのポットにひとつひとつ移し替える。座って何人かでおしゃべりしながらやる。

こんな感じで自然に生まれるコミュニケーションがある。もっぱら大学と就活のお話してた。

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農業インターン、という言葉では語り尽くせないもの

農業インターン、という言葉では語り尽くせないもの

終わってしまった。

この長いようで短い1週間が、どれほど私を成長させてくれたんだろう。それが分かるのは、もっとずっと先かもしれない。

このプログラムで見て、聞いて、触れて、嗅いで、味わったものやこと。それらがどう生きるかは、これからの私にかかっている。このnoteを書くことも、私の経験を伝える上で間違いなく大きな一歩になる。

だいぶ時間が経ったが、振り返りといこうか。
まずは修了作文そのまま

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春休みの試み: 農業インターン@北海道十勝郡浦幌町

春休みの試み: 農業インターン@北海道十勝郡浦幌町

このタイトルを書きながら、そういえば、社会人になったら春休みなんてないんだな…と思った。ちゃんと謳歌せねば!!

ということで(?)、この春休みの1週間を使って農業インターンプログラムに挑戦することにした。「北海道十勝うらほろアグリダイブ」というプログラムだ。

新しい年が始まり、「今年はどんなことをしよう」、「自分の興味を広げて、深めたいな」と思っていた矢先に、たまたまこのプログラムを見つけた。

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自分の将来がちょっと見えたかもしれない

自分の将来がちょっと見えたかもしれない

私は食べることが好きだ。

だから、将来は食べることや食に関する仕事をしたいと思っている。

大学に入ってからは、周辺に農家さんが多いこともあり、農業にとても興味が湧いてきた。そこで、地域の農家さんの農作業や古民家再生のお手伝いをするサークルに入った。

毎回お手伝いに行かせていただく度に、新しい発見があり、これはぜひとも記録に残しておきたいと思ってこの記事を書き始めた次第。

手始めに、最近のお

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大学生の私が考える、「農業」の話。

大学生の私が考える、「農業」の話。

今日はちょっとカッチリした文章を書こうと思う。今の私の決意みたいなもんだ。
ふーん、と思いながら読んでほしい。
(かなり、かなり長いので注意。)

タイトルからも分かる通り、私は農業に興味がある。農家になろうと決めたわけではないけど、農に携わることを将来やりたいと思っている。

私は、持続可能な農業を実現したい。

この、「持続可能」は2つの意味を含んでいる。
1つは、農家さんの数を維持できる、と

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