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自分の将来がちょっと見えたかもしれない

私は食べることが好きだ。

だから、将来は食べることや食に関する仕事をしたいと思っている。

大学に入ってからは、周辺に農家さんが多いこともあり、農業にとても興味が湧いてきた。そこで、地域の農家さんの農作業や古民家再生のお手伝いをするサークルに入った。

毎回お手伝いに行かせていただく度に、新しい発見があり、これはぜひとも記録に残しておきたいと思ってこの記事を書き始めた次第。

手始めに、最近のお手伝いの報告を少し。

冬の間は雪が積もっていて農作業ができないため、春からの農作業に向けての準備や古民家の改装作業を手伝う。

この日はホコリに覆われてしまっていた古民家の掃除と、ピザ窯の構築を手伝った。ほこりまみれになるから、と服やマスクを貸してくださる優しい農家さん。作業が終わった時には鼻水にも煤が混じって黒くなっていた。びっくり。

薪ストーブ
薄い鉄でできているから
暖かくなりやすく冷めやすい


お手伝いが楽しいのもさることながら、私の1番の楽しみはお昼ご飯といっても過言ではないだろう。

その農家さんは、米や様々な種類の野菜を育てているため、お手伝いに行くとそれらの食材を使った料理をご馳走してくれる。これがとっても美味しい。

自家製ジェノベーゼソースのパスタとスープ
新米のおにぎりと天ぷら、
高野豆腐やカボチャの煮物
古代米入りのカレーライスと
自家製サツマイモサラダ


働いた後、というのも相まって、つい食べ過ぎてしまう。そして時には、自家製味噌や野菜をお土産にくれたりもする。ここまでされたら、やる気もどんどん湧いてくるというものだ。

ご飯を食べている時に、農家さんやお手伝いに一緒に行った友達とお話しすることも好きだ。
なぜこの地で農家になろうと思ったのか、古民家をこれからどのような場所にしていきたいのか、私たち大学生が地域にどんな影響を与えることができるのか。実現するのは簡単ではないけど、どこかワクワクするような、好奇心をくすぐられる話を聞くことができる。

お手伝いに行って、帰ってくる時には、いつも決まって明るい気持ちになれる。この活動をこれからも続けていきたい。そしていつか、自分も誰かをそんな気持ちにできるようになりたい。

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