ao(あお)

本と文具と音楽とアイドルが好きです。ライブや舞台を生で見ることが好きで日本国中飛び回っ…

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本と文具と音楽とアイドルが好きです。ライブや舞台を生で見ることが好きで日本国中飛び回っていた人間。大好きな音楽を自分でも作りたくなって、超機械オンチでありながら3年前からDTMも始めました。きなこもちという名前でTwitterとYouTube投稿してます!

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    アイドルが好きです。現場で感じたこと、遠征記録、オタク仲間との出会い等、アイドルを通じてもらったたくさんの感情の置き場。

記事一覧

例えば、枝葉にとらわれていることって、お金の心配なんてない世界あるいはお金なんて概念のない世界に向けて歩いているのに、手からこぼれ落ちた1円玉を必死に拾おうとしているような状態かもしれない。

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瑣末なことにとらわれない、ことを最近心がけている。一つひとつの言葉、表情、そういうものを大事にしようと思って生きてきた自分にとっては逆行するような思いだけれど、時にはそういうのが枝葉でそれにとらわれすぎることによって幹を見逃すことにもなりかねないなと。

1

ふと、物欲がかなりなくなっている自分に気づいた。まだまだなくなったわけじゃないけれど、承認欲求の減退だなと感じる。

ao(あお)
3週間前

前は、何かができないとすぐ自己否定感や罪悪感が出ていたけれど、「できる、できないじゃない。やる、やらないだ」と言われた。それから、「やる」と決めた。そうすると、できなくても、「今日できなかっただけだ、やると決めてるもん」と単純に捉えられるようになって、自己否定感や罪悪感はない。

ao(あお)
1か月前
2

たぶん、人目を気にする生き方をしすぎてきて、「こんな風に思ってもらいたい」という気持ちが強すぎる。でもこれも自我、一見人に配慮しているように見えて、結局我が強すぎる。

ao(あお)
1か月前
2

こういう自分になりたいなっていう視点も大事だと思っていたけれど、その軸を持っていると本当にやりたいことからブレることがある、と最近思う。

ao(あお)
1か月前

本当に美しいものを求めて

私はたぶんずっと、「本当に美しいもの」を探して生きてきたと思うんです。 悪意や蔑み、嘲笑にまみれた世で、純粋に人を信じたり真摯に取り組んだりする人間の方がバカを…

ao(あお)
3か月前
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INFPを分析する③〜INFPと死生観、人生観〜

今回は、わたし的INFP分析の最終回として③「死への恐怖と生の切なさ」について語っていきたい。 ※後半は西洋占星術の話もしてます 生と死について、いつから、どのくら…

ao(あお)
6か月前
17

INFPを分析する②〜INFPと仕事〜

今回は②について書こうと思うが、①について少し補足的な話を。 私の場合、INFP特有の想像力を勉強に有効したという側面があるが、想像力がものすごく足を引っ張った経験…

ao(あお)
7か月前
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INFPを分析する①

本日、人生5回目の16タイプ性格診断をしてみたところ、5回目のINFPを叩き出した。 今回はもう、おそらく一生変わらないんだろうなという確信を覚えたので、記念にINFPの生…

ao(あお)
7か月前
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カフェオレに思う

一口飲んで深く感じ入る。 あぁ、ミスドのカフェオレだなぁと。 独特のコーヒーとミルクのこの風味、きっと何十の中からでもミスドのカフェオレを見つけられるだろうなぁ…

ao(あお)
11か月前
3

夏休み

夏休みの最後の日、小学生の間中、私は毎年泣いた。 6年生になったとき、さすがに今年は泣かないよね、と母と話していたのに、その夏も結局泣いた。 小学生の私は、想像…

1

不定愁訴の話

私は物心ついてから今まで、「今日はすごく元気だ…!!!!!」と感じた日が、数えるほどしかない。 朝すっきり起きられて、1日パワフルに動けたらどれだけいいだろう、…

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乗り換え

降りてすぐ向かい側の電車に乗り換えて、さっきまで乗っていた電車が去って行ったとき、「あっ、行かないで」となぜかいつも思う。 馴染みの電車に一瞬で乗り換えているか…

1

夏とプールと日焼け止め

日焼け止めの匂いは、いつでも小学生の夏を思わせる。 小学生の夏といえば、プールだった。 両親はよく私と弟をプールに連れて行ってくれたけれど、母はプールサイドで私た…

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3回目の『かがみの孤城』

この世界は、見えるものだけで成り立っているわけではないです(と、私は信じています)。 ただの偶然や科学的根拠だけでは説明のつかない現象も起きるし、奇跡も確かに存…

3

例えば、枝葉にとらわれていることって、お金の心配なんてない世界あるいはお金なんて概念のない世界に向けて歩いているのに、手からこぼれ落ちた1円玉を必死に拾おうとしているような状態かもしれない。

瑣末なことにとらわれない、ことを最近心がけている。一つひとつの言葉、表情、そういうものを大事にしようと思って生きてきた自分にとっては逆行するような思いだけれど、時にはそういうのが枝葉でそれにとらわれすぎることによって幹を見逃すことにもなりかねないなと。

ふと、物欲がかなりなくなっている自分に気づいた。まだまだなくなったわけじゃないけれど、承認欲求の減退だなと感じる。

前は、何かができないとすぐ自己否定感や罪悪感が出ていたけれど、「できる、できないじゃない。やる、やらないだ」と言われた。それから、「やる」と決めた。そうすると、できなくても、「今日できなかっただけだ、やると決めてるもん」と単純に捉えられるようになって、自己否定感や罪悪感はない。

たぶん、人目を気にする生き方をしすぎてきて、「こんな風に思ってもらいたい」という気持ちが強すぎる。でもこれも自我、一見人に配慮しているように見えて、結局我が強すぎる。

こういう自分になりたいなっていう視点も大事だと思っていたけれど、その軸を持っていると本当にやりたいことからブレることがある、と最近思う。

本当に美しいものを求めて

本当に美しいものを求めて

私はたぶんずっと、「本当に美しいもの」を探して生きてきたと思うんです。

悪意や蔑み、嘲笑にまみれた世で、純粋に人を信じたり真摯に取り組んだりする人間の方がバカを見る。

誠実に相手を思うその瞬間にも、その相手は平気でその気持ちを裏切る。

快楽や損得でのみ動く人間たちに、一途さも真面目さも努力も全て泥くさくてダサいと一蹴される。

現実世界は疲れるから、尊くて綺麗なものを見たくて、夢を与えるアイ

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INFPを分析する③〜INFPと死生観、人生観〜

INFPを分析する③〜INFPと死生観、人生観〜

今回は、わたし的INFP分析の最終回として③「死への恐怖と生の切なさ」について語っていきたい。
※後半は西洋占星術の話もしてます

生と死について、いつから、どのくらい考えるか?これも、MBTI診断の基準に大いに関わるのではないかと思う。

おそらく生まれたときからINFPで、INFPでなくなる瞬間はないまま一生生きるであろう私は、物心ついたときから死を理解していたし、死について毎日考えていたし、

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INFPを分析する②〜INFPと仕事〜

INFPを分析する②〜INFPと仕事〜

今回は②について書こうと思うが、①について少し補足的な話を。
私の場合、INFP特有の想像力を勉強に有効したという側面があるが、想像力がものすごく足を引っ張った経験がある。
「問題の意図や選択肢を深読みしすぎる」ということが頻繁に生じたのだ。
特に国語と英語。普通に考えたら明らかにこちらなのに、「もしかしたらここをこう解釈する可能性もあるかもしれない」「こう訳すると見せかけて、ここはこういう意味に

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INFPを分析する①

INFPを分析する①

本日、人生5回目の16タイプ性格診断をしてみたところ、5回目のINFPを叩き出した。
今回はもう、おそらく一生変わらないんだろうなという確信を覚えたので、記念にINFPの生き方というものを考察してみようと思う。
こういう記録を発信しようという時点でもうかなりINFP。

物心ついたとき持った意識のうち、強烈に覚えているものが3つある。
そういう感覚云々とか言う時点でINFPだが、この3つの感覚こそ

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カフェオレに思う

一口飲んで深く感じ入る。
あぁ、ミスドのカフェオレだなぁと。

独特のコーヒーとミルクのこの風味、きっと何十の中からでもミスドのカフェオレを見つけられるだろうなぁとしょうもないことを考えながら、これまでの30年ちょっとの人生の中で、意外とたくさんの瞬間をミスドのカフェオレとともに過ごしたことが蘇ってきた。

まだ肌寒い3月の朝、大学の合格発表に早く着き過ぎてしまい、心ここにあらずで過ごしていたあの

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夏休み

夏休み

夏休みの最後の日、小学生の間中、私は毎年泣いた。

6年生になったとき、さすがに今年は泣かないよね、と母と話していたのに、その夏も結局泣いた。

小学生の私は、想像力の成長スピードが言語の成長を大きく上回っていて、自分の言語が自分の脳内をうまく表現してくれないことにいつももどかしさを感じていた。

結局私が泣く理由をうまく説明できたのは、それからもう何年も経って、泣かなくなってからいくつもの夏が過

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不定愁訴の話

私は物心ついてから今まで、「今日はすごく元気だ…!!!!!」と感じた日が、数えるほどしかない。

朝すっきり起きられて、1日パワフルに動けたらどれだけいいだろう、と思うものの、来る日も来る日も、朝起きるとまず「今日の体調不良はどの程度か」を測ることから1日がスタートする。

最近で、この「今日はすごく元気」日が来たのは、2018年と8月11日だ。
前日、疲れから22時半に就寝、そして爆睡しすっきり

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乗り換え

乗り換え

降りてすぐ向かい側の電車に乗り換えて、さっきまで乗っていた電車が去って行ったとき、「あっ、行かないで」となぜかいつも思う。

馴染みの電車に一瞬で乗り換えているか、ちゃんと乗り換え案内で確認して乗っているかのどちらかなので、間違っているはずはないのだけれど。

人生は選択の連続である。

手放そうと決めた選択肢がまさにこの手から離れるその瞬間にも、人はつい後追いしてしまいそうになるのだろうか。

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夏とプールと日焼け止め

夏とプールと日焼け止め

日焼け止めの匂いは、いつでも小学生の夏を思わせる。
小学生の夏といえば、プールだった。
両親はよく私と弟をプールに連れて行ってくれたけれど、母はプールサイドで私たちを見て楽しむ人で、なかなか一緒に入ることはしなかった。
だから、ときどき、母も水着に着替えて一緒に入ってくれるとなるとものすごく嬉しくて、母に日焼け止めを塗る時間が、私はとても好きだった。

もうあと数年で、私もあの頃の母の歳になる。

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3回目の『かがみの孤城』

3回目の『かがみの孤城』

この世界は、見えるものだけで成り立っているわけではないです(と、私は信じています)。
ただの偶然や科学的根拠だけでは説明のつかない現象も起きるし、奇跡も確かに存在している。

信じないっていう人もいるのはわかりますし、それを否定するつもりはありません。
でも、こんなことあるんだなという体験を自分自身何度もしているので、むしろこの世界の出来事の9割は、見えない存在の見えざる手によって起こっているんじ

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